やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

〇〇は限界まで頑張ってる

2020年07月08日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

6日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

 

2週間前の診察の日、息子は、「学校へ行きたいって感じになってきた!」と、病院が終わってから部活に行くつもりでカウンセリングの予約を12時に取ったのですが、残念ながら息子の調子は良くありません。

 

折り鶴の一件以来、息子はまた授業や通級にも出られなくなってしまい、サッカー部の練習さえ行けなかったり、なんとか数十分だけ参加するという状況でした。

 

この日のカウンセリングは、息子が1時間弱で、私が5分。

 

「最近の調子はどうでしょうか?」

と、聞かれ、

「調子は良くないです。

この一週間は通級にも行けない状態で、クラブだけはなんとか頑張ろうと思っているのか、短い時間ですが行こうとしています。」

 

「ご本人も

『調子が良くない。』

『不安が強くて、頭や体が動かない。』

と、言っていました。」

 

「修学旅行の説明会で、みんなで折り鶴を折ることがあって、〇〇は手先が不器用なのでうまく出来なくて・・・。

そのことがあってから、またクラスに入って行けず、通級にも行けなくなったような気がします。」

 

「そうなんですね。

気持ちを切り替えることが難しいのでしょうね。」

 

「ずっと不安が強い状態で、

『怖い怖い!』

『そばにおって!』

って、しがみついてくることが多いです。

どうしてあげたらいいのでしょうか?」

 

何が怖いのか、言葉にさせてあげると良いと思います。

お母さんは話を聞いてくださっているので、それを続けてください。

言葉にすることが出来ると、不安をコントロール出来るようになってきます。

カウンセリングでも話を聞きながら、どうしていけばいいのか一緒に考えていきたいと思っています。」

 

診察では、息子は、

「調子が悪くて、授業とかには出られてないけど、クラブだけはコンスタントに、ちょっとの時間だけでも参加しています。」

と、話していました。

 

「そうですか。

カウンセリングでは話せた?」

 

「はい。」

 

「食べれてる?」

 

「はい。」

 

「眠れてる?」

 

「はい。」

 

「お母さんから見てどうですか?」

 

「調子が悪いです。

よく『胸が苦しい』とか『息がでけへん』、『頭が動かへん』って言うのですが、これは体の不調というよりは、心の不調からきているものなのですよね?」

 

「そうですね。

ストレスからくるものでしょうね。」

 

息子は、何年か前に心臓の精密検査や脳のCT検査を受けていますが、異常は見られませんでした。

心の不調なのだろうと分かってはいるのですが、時々不安で確認したくなります。

 

「このままカウンセリング中心で様子を見ていきましょう。

次は2週間後ですね。」

 

薬もそのままで、「リスパダールOD錠1mg(0.5mgを2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)、ビオフェルミン錠3錠」を処方されました。

 

この日、息子は、帰宅後に部活に行くことは出来ませんでした。

「あと1ヶ月ちょっとしかないのに・・・。」

と、泣いていました。

 

「もしも、〇〇が引退までに部活で活躍出来へんかったとしても、部活を頑張ったことに変わりはないで。

調子が悪くても、苦しくても、頑張ってきたやん!

ママは、〇〇は限界まで頑張ってると思うで。

調子が悪いときに休んでも、それは変われへんからな。」

 

適応障害のうつ状態で頑張ることがいいことなのか分かりません。

思うように頑張れないまま頑張り続けることの負担や辛さは相当なものだと思います。

それでも、息子にとっては必要なことだと思うから、頑張った先に手にするものがあることを願わずにはいられません。