やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

息子の成長

2017年06月15日 | 日記(息子・小6)

息子は、週に1回、通級教室に通っているので、通級ファイルを通じて通級の先生、担任、私と、息子の情報を共有しています。

学校では普通に問題なく過ごしている時でも、家では不安で落ち着かないことがあり、ファイルを通じてのやりとりによって、息子の状態を先生方に知っていただき、そういう時は注意して見守っていただくようにしています。

 

息子が5月に確認行為が出てしまうほど調子が悪くなってしまったので、その原因の一つかもしれない「笑い係」のネタ合わせを、学校で担任の先生のいる教室で行うようになりました。

そうして、5月の終わりには、コント(本人は漫才と言っていましたが)を無事にみんなの前で披露することが出来たようです。

 

本人は、「すべらんかった!」とだけ言っていましたが、

「それは、成功やな!」と、私が言うと、とてもいい表情をしていました。

 

以前、調子が悪くなった息子に、「(笑い係のゲスト出演は)今回限りにしいや。」と、私が話したときには、

「次も、その次も参加する!」

と、反発していた息子でしたが、

「ゲストって毎回違う子が出なあかんから、次は出られへんねん。」

と、すんなり納得している様子で、担任の先生のご指導のお陰で、いい経験、いい終わり方をすることが出来ました。

 

私が言い聞かせるよりも、親でない他の人からの言葉の方が素直に聞けるようです。

そういう年頃になってきたんだなぁと、息子の成長を認め、これまでのように息子に手取り足取り「あ~しなさい、こうしなさい」と言うのはやめるようにしようと思いました。

 

今までは、少しでもうまく出来るようにと教えたり練習させたり、 言わば、みんなと合わせる努力を息子にさせてきましたが、これからは、息子が自分らしく生きていくための努力をしていくのです。

うまくいかないことも多いでしょう。

うまくいかないからこそ、その中で自分を生かす方法、そして、気持ちを切り替える方法を学んでいくのだとも思います。

 

私がしてあげられることは、息子を取り巻く環境をほんの少し整えてあげることと、後ろから見守ること。

そして、共に不安と戦い続けることなのかもしれません。

 

幸いにも、息子は、学校、塾、サッカースクールと、温かく関わってくださる方達に恵まれていて、友達とも日々関わりながら生きています。

こうした人との関わりの中で、これからも息子が一歩一歩成長していくことを願っています。