やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

「ちゃんとしてたら、怒られへんよな~?」

2016年09月16日 | 日記(息子・小5)

昨日、息子は何十回聞きに来たでしょうか。

「ちゃんとしてたら、怒られへんよな~?」

不安そうな顔で、私に同意を求めに来ます。

 

水曜日の給食の後で、片付け当番以外は立ち歩いてはいけないときに立ち歩いている子がいて、担任の先生が、浮ついている子ども達を指導しようときつく注意されたらしく、

「こっちは何にもしてないのに、たるんでるんちゃうか?って、怒られた。

これからはもっと厳しくするって、言われた。。。」

というようなことを、一昨日ちらっと息子が言っていました。

 

そのときは、それほど気にせず、

「『運動会もあるし、みんな、気ぃひきしめて頑張りや~!』って、ことやと思うで。

普通にちゃんとしてたら、だいじょうぶ!」

みたいなことを、私は答えたと思います。

 

昨日、学校から帰って来てからの息子はあきらかに調子がおかしくて、食事をするのも宿題をするのも時間がかかって、心ここにあらずの感じでした。

そして、

「ちゃんとしてたら、怒られへんよな~?」

を、もう数えきれないくらい何度も何度も繰り返していました。

 

最近の息子の調子が良かっただけに、「まさか???」という思いでした。

私なら、「まぁ、気ぃ付けよう」と思うぐらいで、そんなに深くは考えないのですが、息子は、

「学校が辛くなる。これからは、一瞬たりとも気を抜かれへん。」

と、悲壮な顔をして言うのです。

 

そんなばかな。軍隊でもあるまいし・・・。

と、笑い話にでもなりそうな話ですが、息子にとっては、

「だいじょうぶかなぁ? ちゃんと出来てるかなぁ?」

と、学校にいる時だけでなく、家に帰ってからも、それこそ一日中心配していて、その結果、他のことに身が入らなくなってしまうのです。

 

今朝も、息子の不安はMAXで、

「だいじょうぶやんな~? ちゃんとしてたら、怒られへん?」

と、何度も繰り返し、昨日合わせた時間割と宿題を確認してばかりいて、なかなか準備が進みません。

始業式以来2週間ぶりにリスパダール内服液を飲ませ、

「だいじょうぶやで! 心配いらんで!!」

と、ハグする息子の背中をさすりながら、20分程遅れて学校へと送り出しました。

 

私があまりに心配そうな顔をしていたのか、玄関で、

「ママ、笑って!」

と言う息子に、慌てて笑顔を見せると、息子も泣きそうな顔で笑顔を作って手を振ってくれました。

 

その後、学校に電話をかけ、担任の先生に息子の様子を伝えて、強迫性障害をぶり返す可能性もあるのでフォローをお願いしました。

 

言葉通りにしか理解できない子なので、先生のご指導を必要以上に重く感じていることを伝えると、

「クラスとして、気を引き締めて頑張ろうということを伝えたのですが、言葉の選び方が悪かったのかもしれません。

〇〇君はしっかり頑張れているので、そのままでいいということをお話したいと思います。」

と、おっしゃってくださいました。

 

相談室の先生から、息子には、息子がプラスイメージを持てるように注意をした方がいい、と、言われてきました。

「~~すれば、こんな風に良くなるよ」と、具体的に指示を出してあげた方がいいとも

 

マイナスイメージの言葉を使って注意すると、その言葉通りのダメージをストレートに受けてしまうのでしょうか。

想像力の困難があるので、叱咤激励されて奮起する…というようなことは、難しいようです。

 

先生と話をして、息子の不安が取り除かれますように!