やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

「走れ!みらいのエースストライカー」

2016年04月06日 | 読書・読み聞かせ

小学生男子人気NO.1の職業は、プロサッカー選手!

「おしごとのおはなし」という子ども達に人気の職業をテーマにしたシリーズもので、話を読み進めるうちに、プロサッカー選手になるために大切なことが分かるようになっている本があります。

 

「走れ!みらいのエースストライカー」吉野万里子・作  羽尻利門・絵

 

この本を息子に読み聞かせていたところ、2日目を読み終わったところで、毎晩少しずつ…というのが待ちきれなくなり、次の日、一気に自分で読み終えてしまいました。

 

小学4年生のサッカー少年が、ひょんなことから、祖父の教え子である現役プロサッカー選手に密着取材をするお話で、そこで、サッカーに取り組む姿はもちろんですが、一流の選手は、生活の中での心がけが大切だと知ることになります。

 

例えば、椅子に座っていた栗山選手が落ちたペンを拾う仕草。

体をひねってさっと拾うのではなく、わざわざ立ち上がって、ペンのそばまで行き、しゃがんで拾っています。

腰に変な力をかけないように、わずか0.01%でも腰を痛める可能性があるなら、その危険は絶対おかさない、と思って行動しているからです。

 

広報として働く望月さんは、栗山選手と一緒にプロサッカー選手になったのですが、体調管理が出来ずにケガをしてしまい、選手を引退して裏方の仕事をすることになりました。

 

サッカー選手になることは大変だけれども、サッカー選手であり続けることの方が、もっともっと大変なのです

 

この本では、サッカー選手として必要なこととして、 次のようなことが書かれていました。

・考えること

・チームワークを大事にすること

・負けたくないという気持ちが強く、向上心が強いこと

・食事管理や、体を大切にすること

 

息子がこの本を読み終えた後の夕食で、

「サッカー選手は、野菜食べた方がいいんやって!」と、私達に教えてくれました。

 

「サッカー選手だけでなく、強い体を作るには、好き嫌いなく何でも食べ方がええで~。」

と、私は言いましたが、その日の夕食で、苦手なレタスを自分から食べていたので、びっくりしました。

 

親がいくら言い聞かせても、「無理!」の一言で終わってしまうのに、本を読んで、

「こうした方がいい!」と、自分が思ったことは、苦手であっても頑張ろうと思えるようですね!