やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

甘いやん!

2015年10月07日 | 日記

数日前にわが家の花壇もどきで収穫した柿は、ばあばと私しか食べないので、ずっとお皿の上に放置されたままでした。

そのうちの2つが熟してきて、秋色が深まり、おいしそうな柿色になっていました。

手にとった感触も柔らかくなっていて、いかにも、「食べてください」と語りかけているようだったので、即、いただくことにしました。

 

何これ、めっちゃ甘いやん!

 

先日食べたときは、

「ちょっと渋いけど、まあ甘味もあって、食べれんことはないな~」みたいな感じでした。

それが、たった数日でこんなにおいしくなるものなのでしょうか!?

そう、おいしいのです!スイーツに劣らぬフルーツになっているのです!!

 

熟して甘くなる・・・そんな当たり前のことは分かっていたはずなのに、こんなにおいしくなるとは思っていませんでした。

柿にしてみれば、「おいしくなる前に食べといて、『食べれんことはないな~』とは、どういうことや!」と、怒っているかもしれません。

 

もしかすると、私・・・

子育てに対しても、同じことをしているかもしれません。

 

息子は、確かに不器用なところがあって、日常生活の中でもうまくいかないことが多いのですが、

「何とかみんなと一緒にやっていけたらな~」

と、心配ばかりしているのは、そんなの私の勝手かもしれません。

 

事実、ふにゃふにゃとミミズが這ったような字を書いていた息子は、いつの間にかしっかりした力強い文字が書けるようになりました。

「字を書くことが苦手」というのは、私の全くの思いこみだったのです。

 

発達の遅れだと理解しているつもりで、「この子には無理だ」と、今の息子を見てあきらめてはいないか・・・

「甘くな~れ!」「おいしくな~れ!」と、果実が熟するのを待つように、

「〇〇ならできる!」「うまくやれるようになるよ!」と、子どもの成長を楽しみに待つ方がいいに決まってます。

 

もちろん、誰にだって、向き不向きというものはありますけれど・・・