秋天三景(2) 2006-09-24 | 写真 行徳薄暮 夕焼けが きれいなときが とこどきあります。 ・ ・ 新古今和歌集 巻第四 秋歌上 題しらず 寂蓮法師 361 寂しさはその色としもなかりけり まき立つ山の秋の夕暮れ ・ 西行法師 362 心なき身にもあはれは知られけり しぎ立つ沢の秋の夕暮れ ・ ・ この二つの歌を対比させると 平安末期~鎌倉初期の 言葉遊びを超えた 二人の男の知性が際立ちます。
秋の花:ミゾカクシ 2006-09-24 | 写真 ミゾカクシ(溝隠、アゼムシロとも)=【Lobelia chinennsis】 キキョウ科ミゾカクシ属 生活型:多年草 花色:紅紫色、白色 株により様々です 花の大きさ:1cm 草丈:10~15cm 水辺に生える野草。 名前の由来は 地面にびっしり広がって溝も隠すという意味。 名前に似ず一輪だけひっそりと咲く白色花の株 新古今和歌集 巻第五 秋歌下 題しらず 菅贈太政大臣 461 草葉には玉と見えつつ わび人の袖のなみだの秋のしらつゆ ・ ・ ・