Seasons

花鳥風月を撮りつづけると季節の移り変わりがわかるかも
でも風を撮るのはむつかしいので花鳥虫月だという噂も・・・

春の花(56)

2006-03-31 | 写真
カタバミ(傍食、酢漿)=【Oxalis corniculata】



日本全国に分布

カタバミ科カタバミ属



葉は睡眠運動を行い
暗くなると閉じます。
全体にシュウ酸を含んでいて
かむとすっぱみがあるそうです。





Dscn4306
           こちらは普通のカタバミ





Dscn4309
          これはアカカタバミ、葉が赤紫色



新古今和歌集 巻第二 春歌下

千五百番歌合に
            権中納言公経

 春ふかくたずねいるさの山の端に
 ほの見し雲の色ぞのこれる









Ornette Coleman

2006-03-30 | 音楽
2006年3月27日月曜日
渋谷Bunkamuraの
オーチャード・ホールで
オーネット・コールマンのコンサート。

Ornettecoleman1


驚くなかれ
かの前衛ジャズの大御所
山下洋輔が
コールマン・カルテットの前座を務めます。

ご本人もステージで
 こんなことになるとは
 今まで思っても見なかった
と述懐してましたが・・・・

ツイン・ベースとドラムを引き連れた
カルテット構成でした。

コールマンが演奏したのは
アルトサックスだけでなく
トランペットとか
左利きで弾くフィドゥルもあって
面白かったです。

それにしても
インプロヴィゼーション(即興)のすさまじさに圧倒されて
途中で何度も気を失いそうになりました。
コンサートの前腹ごしらえの寿司屋で
ビールを飲みすぎたせいもありますが
あはははは。


Dscn4410
・      開演前のオーチャードホール2階ロビー



ご一緒した方々のご感想は
 自分の周りには無かった世界
 衝撃的な体験
 いつもの生活にちょっとしたスパイス
 理解できずに混乱している自分が面白い
と楽しんで頂けたようです。

よかった。








春の花(55)

2006-03-30 | 写真
ハナニラ(花韮)=【Ipheion uniflorum】





原産地:メキシコ、アルゼンチン

ユリ科 ハナニラ属


Dscn4330


Dscn4326







新古今和歌集 巻第十三 恋歌三

題しらず
           業平朝臣

 思ふには忍ぶることぞまさりける
 逢ふにしかへば
 さもあらばあれ







春の花(54)

2006-03-29 | 写真
フサアカシア(房アカシア、ミモザアカシアとも)
=【Acacia decurrense var. dealbata】






原産地:オーストラリア


香りが強く
近くにいくとクラクラするほどです。


Dscn4291



Dscn4294


新古今和歌集 巻第十一 恋歌一

返事せぬ女のもとに遣はさむとて
人のよませ侍りければ
二月がかりによみ侍りける
                  和泉式部

 あとをだに
 草のはつかに見てしがな
 結ぶばかりの程ならずとも










アメリカザリガニ

2006-03-28 | 釣り
アメリカザリガニ=【Procambarus (Scapulicambarus) clarkii】








原産地:ミシシッピ川流域を中心とした北アメリカ南東部
     もともとは日本に分布していない外来種

エビ目(十脚目)ザリガニ下目アメリカザリガニ科


Dscn4408


2006年3月26日日曜日
三男Shueと釣りにいきましたが
ふたりともBoze。

ヘラの皆さんも
はかばかしくないご様子でした。


唯一ゲットした
Shueの手づかみの獲物が
これ。

脱皮したばかりで
ソフトシェル状態。







春の花(53)

2006-03-28 | 写真
タムシバ(カムシバ、サトウシバ、ニオイコブシとも)
=【Magnolia salicifolia】





本州~九州に分布
山地、特に日本海側に多い

モクレン科モクレン属


生活型落葉小高木


Dscn4298
               花は白色で花弁は6枚




Dscn4296
      その芽、コブシはその下に葉が1枚つく



新古今和歌集 巻第十三 恋歌三

女みこに通い初めて
朝に遣はしける
             大納言清蔭

 明くといへばしず心なき春の夜の
 夢とや君を夜のみは見む








プラド美術館展

2006-03-27 | アート・文化
Dscn43381
    Sさんから頂き物の入場前売り券(半券)

東京都美術館で
プラド美術館展が開催中です。

初日の2006年3月25日土曜日
天気がいいので
上野の山の花見がてら
出かけてきました。

Dscn4335

先着500名には
上の
絵葉書とA5サイズのクリアホルダを
セットでプレゼント。

貰ったってことは
私も先着500名以内ってことですよ。



Dscn4264

桜は目立つところでもこんな感じで
まだ少し早かった。
でも花見の宴の準備の場所取りがもう始まっていて
あちこちシートだらけ
見張り番の若い衆が寒そうに手持ち無沙汰。

えっ
展覧会はどうだったかって?

まあ
いらっしゃってのお楽しみ
50名を超える巨匠の
80枚以上の展示ですからね。











春の花(52)

2006-03-27 | 写真
ヒメアシナガムシトリスミレ(姫足長虫捕り菫)
=【Pinguicula esseriana B. Kirchner】



原産地:メキシコ

タヌキモ科ムシトリスミレ属



これでも
食虫植物です。


Dscn4229
            正面から





Dscn4231_1
             横から




古今和歌集 巻第十四 恋歌四


題しらず
           よみ人しらず


 陸奥(みちのく)の安積(あさか)の沼の花かつみ
 かつ見る人に恋ひやわたらん








カルガモ

2006-03-26 | 写真
カルガモ=【Anas poecilorhyncha】



カモ目カモ科



Dscn4252



ユーラシア大陸東部のパイカル、ウスリー地方から
中国を経てインドまでに分布します。
冬期は東南アジアに渡りますが
部分的な渡りのため留鳥もいます。

日本では全土で見られます。
北海道では夏鳥で
本州以南では留鳥として繁殖する
日本では最も普通のカモです。








春の花(51)

2006-03-26 | 写真
ミツマタ(三叉、三椏とも)=【Edgeworthia chrysantha】


原産地:中国中南部、ヒマラヤ地方

ジンチョウゲ科ミツマタ属


樹皮には強い繊維があり
和紙の原料になります。
しわになりにくく高級でまた虫害にもなりにくいので
1万円札などの紙幣や証紙など
重要な書類に使われます。




Dscn4135


上の写真をクリックして
拡大するとお分かり頂けると思いますが
枝分かれするときに
みつまた(三方向)
に分かれます。

だからミツマタ。




Dscn4136


Dscn4133


古今和歌集 巻第十三 恋歌三

題しらず
             みぶのただみね

 有明のつれなくみえし別れより
 暁ばかりうきものはなし









ナナホシテントウムシ

2006-03-25 | 写真

ナナホシテントウムシ(七星天道虫)=【Coccinella septempunctata】






甲虫目 テントウムシ科


日本全国で普通に見られるテントウムシ
幼虫、成虫ともに肉食性で
主にアブラムシを食べます。




Dscn4169
              いい艶(つや)ですねえ



この個体は
春先のバラの若葉についていました。
撮影した日は寒かったから
ほとんど動かない。










春の花(50)

2006-03-25 | 写真
セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)=【Taraxacum offcinale】


原産地:ヨーロッパ
     ほぼ日本全国に帰化

キク科タンポポ属


Dscn4118


食用に持ち込んだものがふえ広がった
といわれる外来種。
頭花は在来種のカントウタンポポより
いくぶん大きめです。

セイヨウタンポポの特徴は
下の写真のように
総苞(菊・タンポポなどにみられる花序全体を基部で包む
小さいうろこ状の包の集まり)が反り返ることです。

Dscn4119



この個体は花茎が短いですが
花が咲いたあとでも
花茎は伸びます。






古今和歌集 巻第十七 雑歌上

題しらず
          よみ人しらず

 限りなき君がためにと折る花は
 時しもわかぬ物にぞありける










新宿(4)

2006-03-24 | まち歩き
新宿三丁目の
末広の正面に


Dscn4064


ずうっと伸びている
新宿通りと並行している通りを進むと
こんなアイリッシュ・スタイルのバーがあって


Dscn4065

中は
こんな感じです。




Dscn4067


お魚釣りが好きな方には
こんなポスターもありまっせ。


Dscn4071


ポスターの釣具屋の名前が
ジェイムス・アンド・サン
だからという訳ではありません。

ジャムソンというアイリッシュ・ウィスキーのストレートを
氷をひとつ入れた炭酸水をチェイサーにして
二人でぐだぐだ話しながら
ひたすら飲み続けます。

それでも
非常にリーズナブルなお勘定で
お姐さんもいるバーテンダーの皆さんが礼儀正しく
とっても好印象なお店でした。

Dscn4077

音楽好きの方への
おまけは
1964年7月30日の日付が入った
Mersey Beat
のポスター。

今は亡き
ジョン・レノンが
若いです。