ザクロ(石榴、柘榴)=【Punica granatum】
ザクロ科ザクロ属
生活型:落葉小高木
地中海の東部から北西インドが原産です。
わが国へは、古い時代に中国から渡来しました。
日本では食用というより
観賞用に栽培されています。
多くの園芸品種があり
八重咲きの「ハナザクロ」には果実がなりません。
英名は Pomegranate
ザクロという名前の由来については
ここ
をご覧ください。
この株にはしっかり実がついています
・
新古今和歌集 巻第四 秋歌上
題しらず
相模
372
あかつきの露もなみだもとどまらで
恨むる風の声ぞのこれる
・
・
ザクロ科ザクロ属
生活型:落葉小高木
地中海の東部から北西インドが原産です。
わが国へは、古い時代に中国から渡来しました。
日本では食用というより
観賞用に栽培されています。
多くの園芸品種があり
八重咲きの「ハナザクロ」には果実がなりません。
英名は Pomegranate
ザクロという名前の由来については
ここ
をご覧ください。
この株にはしっかり実がついています
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新古今和歌集 巻第四 秋歌上
題しらず
相模
372
あかつきの露もなみだもとどまらで
恨むる風の声ぞのこれる
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フヨウ(芙蓉)=【Hibiscus mutabilis】
アオイ科フヨウ属
生活型:落葉低木
わが国の四国、九州から
台湾、中国に分布しています。
「ムクゲ」や「ハイビスカス」と同じアオイ科の仲間です。
「ムクゲ」より幅が広い大きな葉は
ふつう浅く5裂します。
熱帯・亜熱帯地方では常緑ですが
温帯では冬に落葉します。
6月から9月にかけて
淡いピンクの花を咲かせます。
朝に開いて、夕方には萎む一日花です。
英名は Cotton rose hibiscus
・
新古今和歌集 巻第四 秋歌上
入道前関白太政大臣
右大臣に侍りける時
百首歌よませ侍りけるに
皇太后宮大夫俊成
341
いとかくや袖はしをれし
野辺に出でて
昔も秋の花は見しかど
・
・
アオイ科フヨウ属
生活型:落葉低木
わが国の四国、九州から
台湾、中国に分布しています。
「ムクゲ」や「ハイビスカス」と同じアオイ科の仲間です。
「ムクゲ」より幅が広い大きな葉は
ふつう浅く5裂します。
熱帯・亜熱帯地方では常緑ですが
温帯では冬に落葉します。
6月から9月にかけて
淡いピンクの花を咲かせます。
朝に開いて、夕方には萎む一日花です。
英名は Cotton rose hibiscus
・
新古今和歌集 巻第四 秋歌上
入道前関白太政大臣
右大臣に侍りける時
百首歌よませ侍りけるに
皇太后宮大夫俊成
341
いとかくや袖はしをれし
野辺に出でて
昔も秋の花は見しかど
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2008年8月
渋谷 Bunkamura の
オーチャード・ホールで
元気のいいミュージカル公演が行われています。
前半60分
幕間20分のあと
後半40分
あっという間の2時間でした。
フィナーレはこんな感じ
この公演の詳細については
無断借用してきた
以下の Bunkamura Magazine の記事で
見て下さい。
(手抜きだな。あはははは)
舞台評論家の藤本真由さんがお書きになった
Bunkamura's view
という記事がこれ:
キャッチ・コピーは
ハジけるダンス&ダイナマイトな歌声!!
滋味に富んだ音とダンスが織りなす
魅惑のエキサイティング・ステージ!
名曲と名シーンのサンプルは
こんなです。
いやいや
見ているだけで
へとへとになりました。
出演している皆さんは
当然ながら
元気なだけではありません。
唄のみならず卓越したダンスが素晴らしい。
なので評価は
☆☆☆☆☆
ん?
甘いかな
あはは
あはは
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渋谷 Bunkamura の
オーチャード・ホールで
元気のいいミュージカル公演が行われています。
前半60分
幕間20分のあと
後半40分
あっという間の2時間でした。
フィナーレはこんな感じ
この公演の詳細については
無断借用してきた
以下の Bunkamura Magazine の記事で
見て下さい。
(手抜きだな。あはははは)
舞台評論家の藤本真由さんがお書きになった
Bunkamura's view
という記事がこれ:
キャッチ・コピーは
ハジけるダンス&ダイナマイトな歌声!!
滋味に富んだ音とダンスが織りなす
魅惑のエキサイティング・ステージ!
名曲と名シーンのサンプルは
こんなです。
いやいや
見ているだけで
へとへとになりました。
出演している皆さんは
当然ながら
元気なだけではありません。
唄のみならず卓越したダンスが素晴らしい。
なので評価は
☆☆☆☆☆
ん?
甘いかな
あはは
あはは
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コブシ(辛夷)=【Magnolia kobus】
モクレン科モクレン属
生活型:落葉高木
わが国の各地をはじめ済州島に分布しています。
丘陵や山地に生え
高さは15メートルほどになります。
3月から4月ごろ、枝先に芳香のある白い花を咲かせます。
遠くから目立つため、かつては春の農作業の目印にしたといいます。
「タムシバ」に似ていますが
花のすぐ下に小さな葉があることが特徴です。
名前は、果実が握りこぶしに似ていることから。
秋にこの果実が熟すと、
表面が割れて中から赤い種子がでて糸でぶらさがります。
英名は Northern Japanese magnolia。
3月頃に咲く白い花
秋になるとこういう実がなります
・
新古今和歌集 巻第四 秋歌上
中納言中将に侍りける時
家に
山家早秋といへるこころをよませ侍りけるに
法性寺入道前関白太政大臣
302
朝霧や
立田の山の里ならで
秋来にけりとたれか知らまし
・
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モクレン科モクレン属
生活型:落葉高木
わが国の各地をはじめ済州島に分布しています。
丘陵や山地に生え
高さは15メートルほどになります。
3月から4月ごろ、枝先に芳香のある白い花を咲かせます。
遠くから目立つため、かつては春の農作業の目印にしたといいます。
「タムシバ」に似ていますが
花のすぐ下に小さな葉があることが特徴です。
名前は、果実が握りこぶしに似ていることから。
秋にこの果実が熟すと、
表面が割れて中から赤い種子がでて糸でぶらさがります。
英名は Northern Japanese magnolia。
3月頃に咲く白い花
秋になるとこういう実がなります
・
新古今和歌集 巻第四 秋歌上
中納言中将に侍りける時
家に
山家早秋といへるこころをよませ侍りけるに
法性寺入道前関白太政大臣
302
朝霧や
立田の山の里ならで
秋来にけりとたれか知らまし
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「秋の扇」という喩がありまして
大辞林によりますと
1.秋になって使わなくなった扇。あきおうぎ。
寵(ちょう)を失った女性のたとえ。
2 《漢の宮女、班■■(はんしょうよ)が君寵を失った自分を
秋の扇にたとえて詩を作った故事から》男の愛を失って
捨てられた女のたとえ。
団雪(だんせつ)の扇。
という意味だそうです。
それはさておき
これが今年の夏使い続けた私の
今となっては「秋の扇」
黒い繊維でできている葛布
黒色は染料だと思います
葛布とは
葛(クズ)の繊維を材料として作った布で
丈夫で撥水性がある
といわれているそうです。
身近にもあった葛布がこれでした。
紙の扇と比べたら
はるかにコシが強くて丈夫です。
ひと夏で捨ててしまうのはもったいないので
当然来年も使うでしょう
あはは
あはは
・
新古今和歌集 巻第四 秋歌上
題しらず
相模
309
手もたゆくならす扇のおきどころ
わするばかりに
秋風ぞ吹く
・
・
大辞林によりますと
1.秋になって使わなくなった扇。あきおうぎ。
寵(ちょう)を失った女性のたとえ。
2 《漢の宮女、班■■(はんしょうよ)が君寵を失った自分を
秋の扇にたとえて詩を作った故事から》男の愛を失って
捨てられた女のたとえ。
団雪(だんせつ)の扇。
という意味だそうです。
それはさておき
これが今年の夏使い続けた私の
今となっては「秋の扇」
黒い繊維でできている葛布
黒色は染料だと思います
葛布とは
葛(クズ)の繊維を材料として作った布で
丈夫で撥水性がある
といわれているそうです。
身近にもあった葛布がこれでした。
紙の扇と比べたら
はるかにコシが強くて丈夫です。
ひと夏で捨ててしまうのはもったいないので
当然来年も使うでしょう
あはは
あはは
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新古今和歌集 巻第四 秋歌上
題しらず
相模
309
手もたゆくならす扇のおきどころ
わするばかりに
秋風ぞ吹く
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クズ(葛)=【Pueraria lobata】
マメ科クズ属
生活型:多年草
わが国の各地をはじめ
朝鮮半島や中国、フィリピン、北アメリカに分布しています。
山野にふつうに生え
蔓の長さは10メートル以上になります。
ほかの樹木などに絡みついて繁茂します。
葉は3出複葉です。
7月から9月ごろ
葉腋から総状花序をだし
紅紫色の蝶形花を咲かせます。
和名は「クズカズラ(国栖葛)」の略称で
奈良県吉野地方にある国栖(くず)の人々が
葛粉を作って売り歩いたことに由来します。
繊維は丈夫で撥水性があることから
葛布を作るときの材料とされます。
また、根は葛根(かっこん)と呼ばれ
漢方薬として使われます。
英名は Kudzu vine
・
新古今和歌集 巻第四 秋歌上
題しらず
中納言家持
285
神なびのもむろの山の葛かずら
うら吹きかへす秋は来にけり
・
・
マメ科クズ属
生活型:多年草
わが国の各地をはじめ
朝鮮半島や中国、フィリピン、北アメリカに分布しています。
山野にふつうに生え
蔓の長さは10メートル以上になります。
ほかの樹木などに絡みついて繁茂します。
葉は3出複葉です。
7月から9月ごろ
葉腋から総状花序をだし
紅紫色の蝶形花を咲かせます。
和名は「クズカズラ(国栖葛)」の略称で
奈良県吉野地方にある国栖(くず)の人々が
葛粉を作って売り歩いたことに由来します。
繊維は丈夫で撥水性があることから
葛布を作るときの材料とされます。
また、根は葛根(かっこん)と呼ばれ
漢方薬として使われます。
英名は Kudzu vine
・
新古今和歌集 巻第四 秋歌上
題しらず
中納言家持
285
神なびのもむろの山の葛かずら
うら吹きかへす秋は来にけり
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クリ(栗)=【Castanea crenata】
ブナ科クリ属
生活型:落葉高木
わが国の北海道西南部から本州、四国・九州
それに朝鮮半島や中国に分布しています。
丘陵から山地帯の雑木林に生え
高さは10メートルほどになり
長楕円形の葉は互生します。
5月から6月ごろ、
たくさんのひも状の雄花と
その基部に数個の雌花を咲かせます。
花が開くと独特の匂いがあり
虫を誘います。
野生のクリは「シバグリ(柴栗)」とも呼ばれ
果実の小さいものです。
英名は Japanese chestnut
・
新古今和歌集 巻第四 秋歌上
千五百番歌合に
越前
297
秋はただ
こころよりおくゆふ露を
袖のほかとも思ひけるかな
・
・
ブナ科クリ属
生活型:落葉高木
わが国の北海道西南部から本州、四国・九州
それに朝鮮半島や中国に分布しています。
丘陵から山地帯の雑木林に生え
高さは10メートルほどになり
長楕円形の葉は互生します。
5月から6月ごろ、
たくさんのひも状の雄花と
その基部に数個の雌花を咲かせます。
花が開くと独特の匂いがあり
虫を誘います。
野生のクリは「シバグリ(柴栗)」とも呼ばれ
果実の小さいものです。
英名は Japanese chestnut
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新古今和歌集 巻第四 秋歌上
千五百番歌合に
越前
297
秋はただ
こころよりおくゆふ露を
袖のほかとも思ひけるかな
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