ヤマモモ(山桃)=【
Myrica rubra】
ヤマモモ科ヤマモモ属
生活型;常緑高木
わが国の本州、関東地方以西から四国・九州
それに朝鮮半島南部や台湾、中国
フィリピン、マレーシアに分布しています。
沿海地に生え、高さは20~25メートルになります。
長楕円形の葉は互生し、
3月から4月ごろに穂状の花序をつけます。
雌雄異株で、雄花序は橙色、雌花序は紅色をしています。
初夏には、真っ赤な甘酸っぱい果実が熟します。
樹皮を乾燥させたものは「楊梅皮(ようばいひ)」と呼ばれ
漢方では解毒や止血、下痢止めなどに用いられます。
またタンニンを含むので、草木染にも使われます。
英名は Chinese bayberry
雌株の下には熟果が散乱しています
この株の樹高は5メートル
近づくと、赤い実が見えます
実は直径10~12mm
おいしそうに見えますが、口にすると酸っぱいです
中の種は大きくて、直径8mmくらい
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新古今和歌集 巻第十一 恋歌一
左大将朝光
五節の舞姫奉りけるかしづきを見て遣はしける
前大納言公任
1004
天つ空豊のあかりに見し人の
なほおもかげのしひて恋しき
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