Seasons

花鳥風月を撮りつづけると季節の移り変わりがわかるかも
でも風を撮るのはむつかしいので花鳥虫月だという噂も・・・

皇居 東御苑 (1)

2015-05-20 | 植物 写真

皇居の東御苑は

旧江戸城の本丸・二の丸・三の丸の一部で

一般に開放されています。

宮内庁のリンクはここ

北詰橋門から入りました

動画を撮りましたが

つなげて編集しないでぶつ切りのままにしてあります。

そのほうが却って見やすいのでは

 ないかな? (C) by 桂枝雀

皇居 北詰橋門

皇居 天守閣跡、書陵部と桃李楽堂

皇居 石室  

何のためのものかは判然としていません

皇居 松の大廊下跡

石碑があるだけで何もありません

皇居 富士見櫓

これは本物みたいです

天守閣跡は思いの外小さいです。

名古屋城の方が天守台は立派です

あはは

あはは

 

新古今和歌集  巻第三  夏歌

   題しらず

太宰大弐重家

181

 卯の花の

 咲きぬる時は

 しろたへの

 波もてゆへる

 垣根とぞ見る

撮影場所:皇居東御苑

 


ゲンノショウコ

2012-10-19 | 植物 写真
Pa147215


Pa147205


Pa147219
                  弾けた実
           2本なくなっていますが本来は5本
         お御輿の唐破風型の屋根に似ているので
             ミコシグサとも呼ばれます

           (E-M5 with MZD 60/2.8 Macro)




山家集  上  秋

   秋の末に松虫を聞きて
                    西行法師
476
 梢あれば
 枯れゆく野辺は
 いかがせん
 虫の音残せ
 秋の山里













ハナハマセンブリ

2011-07-13 | 植物 写真
1988年に神奈川県で確認された
新しい帰化植物だそうです。

P7109221

P7109228

        (写真はともに Leica Macro-Elmarit 45/2.8)



新古今和歌集  巻第三  夏歌

   百首哥たてまつりし時
   夏哥
                       式子内親王
240
 かへりこぬ
 むかしをいまとおもひねの
 夢の枕にゝほふたちばな






タケ

2011-07-12 | 植物 写真
P7109235
           (Leica Macro-Elmarit 45/2.8)



新古今和歌集  巻第三  夏歌

   百首歌奉りし時
                    式子内親王
256
 まどちかき
 竹の葉すさぶ風のをとに
 いとゞみじかきうたゝねの夢







ヒメヒオウギズイセン

2011-07-11 | 植物 写真
P7039122


P7039124

        (写真はともに Leica Macro-Elmarit 45/2.8)



新古今和歌集  巻第十三  恋歌三

   題しらず
                    西行法師
1155
 あふまでの
 いのちもがなとおもひしは
 くやしかりけるわが心かな





カンナ

2011-07-10 | 植物 写真
P7029075


P7029076

        (写真はともに Leica Macro-Elmarit 45/2.8)



新古今和歌集  巻第十三  恋歌三

   百首哥に
                        式子内親王
1153
 あふことを
 けふまつがえのたむけ草
 いくよしほるゝそでとかはしる





ヤマモモ

2011-07-09 | 植物 写真
M7039053


P7039135

          (写真はともに ZD50-200+EC-20)



新古今和歌集  巻第三  夏歌

   題しらず
                 白河院御哥
249
 庭のおもは
 月もらぬまでなりにけり
 こずゑに夏のかげしげりつゝ







ハマゴウ

2011-07-08 | 植物 写真
花も終わりの季節です。

P7310700
               (E-P3 +ZD50-200+EC-20)



新古今和歌集  巻第十七  雑歌中

海辺霞といへる心をよみ侍し
                         家隆朝臣
1611
 見わたせば
 かすみのうちもかすみけり
 けぶりたなびくしほがまのうら








トクサ

2011-07-08 | 植物 写真
和名は、砥草、木賊

表皮細胞の細胞壁にケイ酸が蓄積し硬化しているので
茎は煮て乾燥させたものを
紙ヤスリのようにして研磨の用途に使います。

P7039145


P7039141

        (写真はともに Leica Macro-Elmarit 45/2.8)



新古今和歌集  巻第三  夏歌

   夏月をよめる
                          従三位頼政
267
 にはのおもは
 まだかはかぬにゆふだちの
 そらさりげなくすめる月かな






クチナシ

2011-07-07 | 植物 写真
このクチナシは八重咲きです。

P7029060


P7029061

        (写真はともに Leica Macro-Elmarit 45/2.8)



新古今和歌集  巻第四  秋歌上

   宇治前関白太政大臣の家に
   七夕の心をよみ侍りけるに
   [入金葉集之由、雅経朝臣申之]
                          宇治前関白太政大臣
1985
 契けん
 ほどはしらねど
 たなばたの
 たえせぬけふのあまのかは風





タチアオイ

2011-07-06 | 植物 写真
P7029052


P7029051

        (写真はともに Leica Macro-Elmarit 45/2.8)



新古今和歌集  巻第三  夏歌

   堀河院御時きさいの宮にて
   閏五月郭公といふ心を
   をのこどもつかうまつりけるに
                          権中納言国信
248
 ほとゝぎす
 さ月みな月わきかねて
 やすらふ声ぞゝらにきこゆる







キダチチョウセンアサガオ

2011-07-05 | 植物 写真
P6258954
            (Leica Macro-Elmarit 45/2.8)



新古今和歌集  巻第三  夏歌

   時鳥をよめる
                  八条院高倉
208
 一声は
 おもひぞあへぬほとゝぎす
 たそかれ時の雲のまよひに





タイサンボク

2011-07-04 | 植物 写真
大きな花

P6258977


P6258978

        (写真はともに Leica Macro-Elmarit 45/2.8)



新古今和歌集  巻第三  夏歌

   入道前関白
   右大臣に侍ける時
   百首哥よませ侍ける郭公の哥
                         皇太后宮大夫俊成
201
 むかしおもふ
 くさのいほりのよるの雨に
 なみだなそへそ山郭公







キクイモ

2011-07-03 | 植物 写真
P6269034
           (Leica Macro-Elmarit 45/2.8)



新古今和歌集  巻第十六  雑歌上

   述懐百首の哥の中に
   五月雨
                       皇太后宮大夫俊成
1429
 さみだれは
 まやのゝきばのあまそゝき
 あまりなるまでぬるゝ袖かな