Seasons

花鳥風月を撮りつづけると季節の移り変わりがわかるかも
でも風を撮るのはむつかしいので花鳥虫月だという噂も・・・

ヨットレース

2008-07-31 | まち歩き
いつもの散歩の途中で
海がセールで賑やかなのに気がつきました。

写真では小さくて分からないかな。
写真をクリックすると大きくなります。

Img_1461
          葛西臨海公園から東京湾方面を見る

Img_1463



このヨット
どっかのクラブのレースでしょう。
Google で探してみたら
近くにそれかもしれないハーバーがありました。


01
       葛西臨海公園の北西にマリーナがありますね

02
              そのマリーナの拡大写真



東京夢の島マリーナ
多分
ここから出たのでしょう
あはは
あはは















サンゴジュ

2008-07-30 | 植物 写真
サンゴジュ(珊瑚樹)=【Viburnum odoratissimum var. awabuki


スイカズラ科ガマズミ属

生活型:常緑小高木

わが国の本州、関東地方南部以西から四国・九州
それに東南アジアに広く分布しています。
生垣や防火・防風樹、街路樹に広く利用される樹木です。
5月から6月ごろに白い花を咲かせたあ
夏の終わりから秋にかけて真っ赤な果実をつけます。
そのとき花梗までサンゴのように赤く色づきます。
9月から11月にかけて実は藍黒色に熟します。

英名は Sweet viburnum



Img_1478


Img_1481



Img_1485
           花梗までサンゴのように赤く色づきます

Img_1486





新古今和歌集  巻第十四  恋歌四

題しらず

                 殷富門院大輔

1296
 忘れなば生けらむ物かと思ひしに
 それも叶はぬ此世なりけり







ハマゴウ

2008-07-29 | 植物 写真
ハマゴウ (浜栲)=【Vitex rotundifolia


クマツヅラ科ハマゴウ属

生活型:落葉小低木

わが国の本州から四国、九州
それに東南アジアからオーストラリアにかけて
分布しています。
海岸の砂地に群生し
高さは50センチほどになります。
茎は地面を這い
分枝して卵形の葉は対生します。
裏面には灰白色の軟毛が密生しています。
7月から9月ごろ
枝先の円錐花序に青紫色の花を咲かせます。
果実は球形で、淡黒色に熟します。
全体に香りがあり、線香や染料の原料にしたそうです。
そのため「浜香」と呼ばれていたそうです。
それに「浜栲」という字があてられたのでしょうか。
別名を「ハマハイ」ともいいますが
これは「浜這」の意とであろうと考えられています。
英名は Roundleaf chastetree


Img_1460


Img_1456


Img_1453


Img_1457





新古今和歌集  巻第十七  雑歌中

五十首歌よみて奉りしに

                 前大僧正慈円

1598
 須磨の関
 夢をとほさぬ波の音を
 思ひもよらで宿をかりける








ホルトノキ

2008-07-28 | 植物 写真
ホルトノキ(ホルトの木)=【Elaeocarpus sylvestris


ホルトノキ科ホルトノキ属

生活型:常緑高木

本州(関東南部以西)、四国、九州
それに台湾や中国、インドシナ半島に分布しています。

樹高10~15m。
樹皮は灰褐色で、小さな皮目があります。
葉は単葉で互生、枝先に集中します。
葉は倒披針形で長さ6~12cm、幅2~3cm。
葉縁には低い鋸歯があり、両面とも無毛です。 
花期7月で、葉腋より総状花序を出し
白い小さな花を多数つけます。
果期11~12月で 果実は核果。
長さ約1.5cmの楕円形で黒紫色に熟します。
名の由来は『ポルトガルの木』の転訛とされています。
平賀源内がポルトガルに多いオリーブの木と間違えた
との逸話があります。
別名は、モガシ。
英名はありません。


Img_1388
         葉は単葉で互生、枝先に集中します

Img_1390
             葉腋より総状花序を出し
           白い小さな花を多数つけます

Img_1392


Img_1396


Img_1394
         樹皮は灰褐色で、小さな皮目があります




新古今和歌集  巻第十八  雑歌下

守覚法親王
五十首歌をよませ侍りけるに

                    寂蓮法師

1750
 背きても猶憂きものは世なりけり
 身を離れたる心ならねば









シアター・コクーン

2008-07-27 | アート・文化
渋谷駅から109の方へだらだら坂を上り
右側の Bunkamura 通りを上っていくと
東急百貨店の本店があります。
そこに併設されている Bunkamura には
劇場が二つあって
大きい方が、オーチャード・ホール
小さい方が、シアター・コクーンです。

Photo
        所在地は地図にフラグが立っているところ



Wikipedia によりますと

<以下引用>
シアターコクーンは東京都渋谷区にある施設Bunkamura内にある劇場。1989年開場。総客席数747席。演劇の上演はもちろんのこと、東京国際映画祭開催期間中などでは映画上映会場としても用いられている。また杮落としとして行われた中島みゆきの『夜会』の開催場所としても知られている。

芸術監督制を採っており、芸術監督は開館時から1996年までは串田和美、3年間の空席後1999年より蜷川幸雄が務めている。
<引用終わり>







01
02
               1階席の配置図


03
04
               2階席の配置図



この日は
井上ひさし原作
蜷川幸雄演出の
 「道元の冒険」
という芝居でした。


Img_1385


これが3時間半という長い芝居。
主演の阿部寛さんはほとんど舞台に出ずっぱり
これにはほとほと感心しました。

感心しなかったのは
シアターコクーンの椅子です。
前後の間隔が中国の国内航空機並に狭く
3時間半芝居に付き合うというのは
苦行という他はありません。
エコノミー症候群になりそうです。
でも
この芝居に限っていえば
道元の苦行を理解するにはいい小屋かもね
あはは
あはは









ハマボウ

2008-07-26 | 植物 写真
ハマボウ(浜朴あるいは黄槿)=【Hibiscus hamabo



アオイ科ヒビスカス属

生活型:落葉低木

日本原産のハイビスカスです。
本州(神奈川県以西)、四国、九州などに分布し
暖地の海岸に生育します。
神奈川県内では横須賀市の天神島が唯一の自生地で
県指定の天然記念物です。
7~8月枝の先に径5cmほどの淡黄色の花を1~2個開きます。
5枚の花弁はらせん状にならび、基部は暗赤色をしています。
一日花で、朝咲いて夕刻にはしぼんでしまいます。
海岸に生える” 朴の木(ほおのき)”で
「はまほう」、これがなまって次第に「はまぼう」になりました。
東京都の葛西臨海公園の海岸沿いに多く植えられています。

英名はありません。


Img_1310


Img_1311


Img_1315






古今和歌集  巻第十五  恋歌五

題しらず

               読人しらず

816
 わたつみのわが身越す浪
 立ち返り
 あまのすむてふうらみつるかな








ハマユウ

2008-07-25 | 植物 写真
ハマユウ(浜木綿)=【Crinum asiaticum var.japonicum


ユリ科ハマオモト属

生活型:常緑多年草

わが国の本州、関東地方以西から、四国、九州に分布しています。
海辺に生え、高さは50~80センチになります。
帯状の大きな葉を広げます。
7月から9月ごろ、太い花茎を伸ばして、白い花を咲かせます。
花には芳香があり
別名で「ハマオモト (浜万年青) 」とも呼ばれます。

英名はありません。



Img_1306


Img_1307


Img_1308





古今和歌集  巻第十七  雑歌上

あひ知れりける人の住吉にまうでけるに
よみてつかはしける

                         みぶのただみね

917
 住みよしとあまは告ぐとも長居すな
 人忘れ草おふといふなり








セイヨウヤブイチゴ

2008-07-24 | 植物 写真
セイヨウヤブイチゴ(西洋藪苺、ブラックベリー)
=【Rubus fruticosus


バラ科キイチゴ属

生活型:落葉低木

ヨーロッパから北アメリカが原産です。
蔓性で棘が多く、高さは2~3メートルになります。
3出または5出複葉で、卵形の小葉には鋸歯があります。
5月から6月ごろ、淡いピンク色の花を咲かせます。
果実は黒色に熟し
生食のほかジャムなどに加工されます。
わが国でも近年まれに植栽され
道ばたなどに野生化したものもあります。
ふつうには「ブラックベリー」と呼ばれます。

英名は Blackberry, Shrubby blackberry





Img_0598
        5月から6月ごろ咲く淡いピンク色の花



Img_1299
             果実は最初は赤く

Img_1297
             次第に黒く熟します





古今和歌集  巻第十四  恋歌四

題しらず

               よみ人しらず

718
 忘れなんと思ふ心のつくからに
 ありしよりけにまづぞ恋しき









ナンキンハゼ

2008-07-23 | 植物 写真
ナンキンハゼ(南京黄櫨) =【Sapium sebiferum



トウダイグサ科シラキ属

生活型:落葉高木

中国が原産です。
高さは15メートルほどになり
各地に公園樹や街路樹として植栽されています。
葉は菱形状卵形で先端が尾状に尖って互生し
秋には真っ赤に紅葉します。
7月ごろ、枝先に総状花序をだして
小さな黄色い花をいっぱい咲かせます。
果実は蒴果で10月から11月ごろに裂開し
白い種子がのぞきます。
種子は有毒ですが、
ヤマハゼと同様
蝋や油が採れます。

英名は Chinese tallow tree

Img_1288


Img_1289


Img_1285
              枝先に総状花序をだして
          小さな黄色い花をいっぱい咲かせます

Dscn4421
              秋深くなるとつく白い実





古今和歌集  巻第十三  恋歌三

題しらず

                 読人しらず

641
 ほととぎす夢かうつつか
 朝霧のおきてわかれし暁のこゑ








クライマーズ・ハイ

2008-07-22 | 映画
夏休みに入って
暑いので
 映画館にでも行って涼みましょうか
と昭和40年代みたいなことを言って
見に行ったのが
クライマーズ・ハイ

横山秀夫原作
原田眞人監督作品
2008年7月4日封切りです。


Climbershigh1


出演は
堤真一、堺雅人、尾野真千子、高嶋政宏、山崎努

145分の長丁場ですが
中だるみも一切なく
終盤までしっかりみせました。

20年前の御巣鷹山日航機墜落事故を報道する
群馬の地方新聞の物語です。

当時はVolvo240エステートに乗っていた主人公堤真一が
ニュージーランドで牧場を経営している
成長した息子一家に会いに行くときに
乗っていくのがVolvoC70なんですよ、あなた
というのが
私の気づいたコネタのひとつ。

息子との葛藤がいまひとつよく分からないので
映画としての評価は
☆☆☆☆★

堤真一は相変わらずよかったけれど
ウッチャンナンチャンの内村のような堺雅人の
事故当日の現場に乗り込む同僚役が
とても不気味でよかったです。

1
           ばんがてね堺雅人さん







大きな葉-2年目

2008-07-21 | 植物 写真
ほぼ1年前の
2007年7月23日に
大きな葉
という記事を書きました。

Dscn3095
          これがその時の「大きな葉」

Dscn3094_1
             全体の写真はこちら


正体は
キリ(桐)=【Paulownia tomentosa
でした。

1年後の
2008年7月20日
に撮った写真はこれです。


Img_1292
          1年後にはこの大きさ  

葉の大きさが
同じ株だとは思えないほど
違います。

面積は約半分といったところです。

Img_1291
         1年後の株全体の写真はこちら

葉の枚数が格段に増えて
1枚当たりの面積は小さくなっています。

 なんでこうなるの?
といわれても
 こういう風にできている
としか言いようがないですね
あはは
あはは








ナデシコ

2008-07-20 | 植物 写真
ナデシコ(撫子)=【Dianthus superbus var. longicalycinus


ナデシコ科ナデシコ属

生活型:多年草

わが国の各地をはじめ
朝鮮半島や中国に分布しています。
日当たりの良い草地や河原に生え
高さは30~80センチになります。
葉は線形から披針形で
基部は茎を抱きます。
7月から10月ごろ
淡い紅紫色や白色の花を咲かせます。
花弁が細かく糸状に裂けるのが特徴です。
別名は「カワラナデシコ(河原撫子)」や
「ヤマトナデシコ(大和撫子)」です。
万葉の時代には「トコナツ(常夏)」と呼ばれていました。

英名は Fringed pink



Img_1226


Img_1228




古今和歌集  巻第三  夏歌

となりより
常夏(とこなつ)の花をこひにおこせたりければ
惜しみてこのうたをよみてつかはしける

                            みつね

167
 ちりをだにすゑじとぞ思ふ
 咲きしより
 妹(いも)とわが寝るとこなつの花








カナブン

2008-07-19 | 動物 写真
カナブン(金蚊)=【Rhomborrhina japonica


コウチュウ目コガネムシ科ハナムグリ亜科

やや大型のハナムグリの1種である。
大柄なハナムグリで
頭は四角く、背中が平らになった形をしている。
全身に緑っぽい金属光沢がある。
この金属光沢にはいくつかの型がある。
緑色と銅色のものがよく見られる。
都会でも頻繁に見られる普通種である。
その多くはヤナギなどの広葉樹の樹液を餌とする。
カブトムシやクワガタムシの集まる樹液の出るところでは
このカナブンや近縁のハナムグリ類が
多数集まるのが良く見られる。
幼虫は朽ち木など腐植を食べる。

英名は Drone beetle



Img_1244


Img_1245




古今和歌集  巻第十七  雑歌上

題しらず

              よみ人しらず

889
 今こそあれ
 我もむかしは
 男山
 さかゆく時もありこしものを