桂枝雀（2）

お笑い研究会のNさんが

　あたいは
　桂枝雀大全の第六集から第十集
　銀座の山野楽器で買いましてん
　取り寄せで時間かかりましたんですけどね
　お好きでしょうから
　お貸ししましょうか

て、いわはるのんで

　あ・ほんまでっか
　貸しておくなはれ
　おおきに
　ありがとさん

ゆうて貸してもろてね



　枝雀はおもろいなぁ～

ゆてね




　ほんま電車の中では
　ときどき困るんやぁ～

ゆてね



　なんでかなぁ～

ゆとね



突然隣の席のおっさんがね

　あはは
　うふふ

ゆたらね



　あんたかて
　気味わるおまっしゃろ～

なんてね

思いつつも
勤め先の行き帰りに
聴いてまんねん。

Nさん
ほんまおおきにありがとさぁ～ん

夏の花（38）

クリ(栗)=【Castanea crenata】


ブナ科クリ属

生活型：落葉高木

大辞泉の解説は以下の通り

<以下引用>

山地に生え、葉は長楕円形で先がとがる。六月ごろ、黄白色のにおいの強い雄花の穂をつけ、その基部に雌花をつける。種子はふつう三個、いがに包まれた実を結ぶ。種子は食用、材は枕木や建材に、樹皮・いがは染料に用いる。品種が多く、果樹として栽培。クリ属には一二種があり、甘栗で知られるチュウゴクグリや、ヨーロッパグリ・アメリカグリなどがある

<引用終わり>




古今和歌集　巻第十七　雑歌上

題しらず
　　　　　　　　　　　よみ人しらず

　今こそあれ
　我もむかしは
　男山
　さかゆく時もありこしものを