20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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漢方薬のクリニック

2020年10月24日 | Weblog

                

 今日は、神保町の漢方クリニックの先生のところに、いつも処方していただいている漢方薬をお願いに行きます。

 補中益気湯は、免疫力強化のため、もうずっと飲んでいます。

 

 それから清肺湯。これは頓服でいただいています。

 今から、25~6年前、夫がアメリカに赴任していた時、夏休みに娘と二人で、息子は自宅でお留守番で、ずっとアメリカで過ごしました。

 その時、突然、咳き込み出し、アメリカのドラッグストアで薬を買って、飲んでも効きません。

 

 そこに編集者の方から、夫のメールアドレスをお伝えしてあったので、連絡が入りました。

 私はまだ、ワープロで仕事をしていた頃です。

 それからじきに、アップルの丸い、かわいい形をしたデスクトップのパソコンを買い(下のと同じ形)、息子に手取り、足取り、使い方を教えてもらいました。

 娘は、すでに同型の、赤いのを使っていました。

 息子は四角い形ので、Mac日本進出と同時に、買っていました。

 何しろ息子はアップルファンなので、パソコンやいろいろを、とにかく、すごく持っています。

                

 (上の写真、ネットでお借りしました。Macのパソコンは、すべてディスクトップのiMac。もう4台目を、今、使っています。画面がすごく大きくて使いやすいです。

  夫は会社へは持ち運びに便利な、Macbook。自宅ではディスクトップを使っていて、海外旅行などに行く時は、そのMacbookを持っていきます。Blogを更新するために、貸してもらいますが、やはり携帯には便利でも、キーボードとカーソルが苦手です。)

 

 編集者の方からのメールは、「P社のSさんの、社長就任パーティが、ホテルであるので出席してください」というご連絡でした。

 パーティは、ひと月か、ふた月後くらいだったので、まだ2週間くらいは、アメリカで遊んでいたり、原稿を書いたりしながら過ごし、帰国しました。

 咳は、相変わらず、止まりませんでした。お水などを飲んでいると、全く出ないのですが。

 

 風邪をひいていたせいか、アメリカからの帰りの飛行機で成田におりたとたん、耳がつまった感じになり、自分の声がモワモワします。初めての経験でした。

 知り合いが、突発性難聴になって、すぐに病院に行かないと耳が聞こえなくなるという話をしていたのを思い出し、翌朝、すぐに耳鼻咽喉科に行きました。

 ファイバースコープみたいな細い内視鏡を耳に入れ診てくださったり、喉の奥を診てくださったりして、結果としては突発性難聴ではなく、航空性中耳炎の軽いものだったようです。「大丈夫ですよ」と先生に言われ、喉も問題ないと「風邪です」と抗生剤を出されました。

 

 就任パーティの、S社長を真ん中に、参加者全員で写した記念写真も、送っていただいたのがあったのですが、見つかりません。

 参加者全員が、マイクの前で、一人一人がお祝いのご挨拶したのですが、同封されていた、私の写真は口に手をあて、咳をしてマイクに向かっていました。

 

 風邪は、抗生剤を飲んでも、なかなか治りませんでした。

 そして、困ったときの漢方頼み。漢方の先生のところに行って、処方していただいたのが「清肺湯」

 咳は、嘘のように、すぐに治りました。

 

 それから数十年。

 もうとっくに「清肺湯」をやめていました。

 そしたら、最近、空気が突然、変わったりすると、時々、咳が出ます。就寝中は、まったく出ないのですが・・。

 コロナの感染が、噂になり始めた頃だったので、気になって、かかりつけのクリニックの先生にご相談したら、

「加藤さんのは、のど飴を舐めれば治るレベル」と、相手にしてもらえなかったので、粘って、胸のレントゲンを撮っていただきました。

「ほら、やっぱり、なんでもないでしょ」と先生。

 クリニック一階にある、薬剤師の方に「先生は、のど飴をなめれば、治るレベルと言われたのですが、咳喘息ではないですか?」と、伺ったら

「咳喘息の人は、そんな、加藤さんのようなレベルではないですよ」と。

 気になって耳鼻咽喉科にも行きましたが、鼻や耳や喉を調べてくださって「軽い風邪ですね」と、抗生剤を。

 

 そんな経緯があったので、数十年ぶりに、この7月、頓服として処方していただいた「清肺湯」を、今日は、用心のために、また出していただこうと思っています。

 「病は気から」と言いますが、私は一度、気になると、徹底的に気になるタイプなので、我ながら、本当に困ったものです。

コメント
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