太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

感心、感動する政治ネタは無いのか

2016-08-25 08:57:02 | 社会観察

都議会のドンの資金集めパーティーが報じられ、政府の大物政治家が次々と壇上で披露宴の来賓にも似た歯の浮くような祝辞を述べている。築地の移転に伴う工事の受注企業の監査役か何かにドンが名を連ねており、法的には問題は無いが道義的には如何かとの報道もある。ピッチャーとキャッチャーが同じなら何処に球が来るか、何処に投げさせるか意のままと思われても仕方が無い。自分で投げて自分でキャッチに行くのだから相当山なりのゆるゆるボールでないと無理だ。それはストライクでないボールなのだ。都知事選では国政の話をされても如何かと批判していたが、結構国政の重鎮が都議のパーティに出席されているところを見るとやはり東京は違う。

我が県では海外視察の県議団の出張報告が相当数同じ文面(コピー)であったことが報じられた。企業でこれやったらまず出張経費の清算はできない、どころか本人の出張の必要性が質される。グループ全体で一つの出張報告書に纏める、各自は分担執筆して連盟で出張報告に名を連ねたの間違いではないかと常識的、良心的に見てあげたいが。地元に甘いのは凡人性か。

マスコミの報じ方にもよるのだろうが、インチキ評論家やコメンテーター、自称専門家を出し過ぎるのも問題だ。民進党の代表選挙について「内輪の争いではなく、国民に向けた政策論で違いを見せて欲しい。」ン?元々代表選に国民は選挙権が無い。違いが分かったからと言って意志表示のやりようが無い。所詮井の中の争いを視るしかないのだ。まことしやかにコメントする方が変。それにしても同じような顔ぶれで面白くない人による面白くない代表選に見えるのはひねくれ者の見方か。優秀な新人が居ても党内票にはならないのだろう。

先日、TVで傑作な場面があった。ふと止めたチャンネルで可也著名な記者や評論家に対して若い女性(タレントか歌手かモデルかは知らない)を5:5くらいで討論させるものだ。企画の意図は専門家がおバカギャルにものを教えるという構図をだったのだろう。経団連とそこを脱会して三木谷氏が立ち上げた新経済連盟の違いが話題になっていた。可也TVでもお馴染みの元記者(評論家?)が、「新経連は脱原発とか言っているけど、ネットで何とか電力ビジネスでも儲けようと思っている。薬のネット販売と同じで、彼らは金儲けのためだけにやっている。」と言ったところ、若いギャルが「それが資本主義というものでは無いのですか。」と切り返されてグーの音も出なく言葉に詰まった。

多分この評論家は「経団連には様々な部会があり、専門家が集まって議論し、物事を進めている。新経連はその場その場で金儲けのためにやっている。経団連は金儲けなど眼中になく、逆に献金として拠出しています。場合によっては自社の事業に不利なことでも国益に適うとなれば新しい政策を次々と提案して行く国士的経済集団です。そんじょそこらの成りあがりと一緒にされては困ります。」と言うことか。

うーん。ダメだ、いい歳をして私の頭はギャル並みだ。



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