太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

意外性について

2022-10-30 08:04:29 | 日記
 ここ2,3日は暖かい日が続いている。窓からの陽射しを浴びながらこんな穏やか日が来るとは1年前は思ってもいなかった。去年の今頃家内が入院し大きな手術を受けた。買い物から食事の用意まで全て自分でやることになった。大変とは思っていたが意外とそういう生活にも直ぐ慣れた。1ヵ月くらい入院したが退院してからも元通りの生活は出来ず1年くらいは同じような生活が続いた。今は完全ではないがリハビリのお蔭か主婦の仕事は殆どできるようになった。ネットニュースを読んでいたらびっくりする記事があった。女性市会議員が対立候補になりすまして如何にも本人が旧統一教会と関連があるというビラをポスティングしたとのこと。相手のイメージダウンを狙ったものだが発想が小学生並みである。ちょっと美人の市議さんだが何故こんな幼稚な人が当選したのだろうと思う。美人だけど政治もやるという意外性に票が入ったのか。
 意外性を前面に押し出して当選するのはタレント議員もである。芸能人なのに結構政治的発言をするというのは得票に繋がる。お笑い芸人でそれを狙っている人も時々見かける。市会議員のポスターに「現役子育て中」と言うフレーズがあった。それ当たり前のことでしょう「普通の主婦です」と書いた方が票が集まると思うが。昔は苦しい中を何の支援もなく何人も子供を育てた人は山ほどいる。
 意外性というのは人を惹きつける力がある。へーッという軽い感動から、見直したという深いものまで。強面の上司がミッキーのプリントの入った弁当包みを持っていると意外と可愛く思ってその日から見る目が変わったとか、オシャレに着こなした若者が爪が伸び放題だったりすると絶望に近い落胆をするとか。いい歳こいたセレブとかいう婆さんタレントが目一杯メークをして若作りしているのは意外と齢の割には若く見えるというより若い頃からのバッチリメークを年相応に変えていく機会が分からないだけで意外性は無い。今、人一人食べてきましたと思うくらいの赤い口紅は馴染めない。横の記事でインドネシアで主婦がアミメニシキヘビに丸呑みされたというのがあった。これが意外な事ではなくこの地方では何度もある事故だという。セレブ(らしい)タレントと人を丸呑みにする蛇のことを並べてかくのも失礼だが。
 家庭人の雰囲気など微塵も見せず、寄らば切るぞの強面だった社員時代、総菜を切らせたら結構上手いと知られていたら多分イメージは変わっていただろう。意外性は無意識に出てこそ効果がある。演出したのではバレた時は倍返しの落胆を与えることを覚悟しなければならない。凶悪犯の子供時代、やさしい大人しい子でしたよというご近所のインタビューは狙い過ぎでしょう。何をしでかすか分からない乱暴な子でしたとは誰も言わない筈だ。齢の割にはブログが若い?狙っているのではなく未熟なだけです。


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