「つくづく日本人は劣化している」

　その通り劣化していると思う。ただし日本人全体ではなく政治家がだ。日本維新の会の猪瀬直樹参議院議員が自身のＸ（旧ツイッター）を更新。パリ五輪の体操女子日本代表主将にに喫煙疑惑が浮上し、代表行動規範違反の疑いでチームを離脱したことに対し「つくづく日本人は劣化している。たかがタバコで何を騒いでいるのか。麻薬じゃないんだぞ！！規則尽くめの杓子定規が日本人をダメにしてきただ。こんな些細なことで19歳の夢を潰すつもりか！」とXに投稿した。あきれて物が言えない。同選手はその後飲酒の事実もあり五輪を辞退することになった。猪瀬氏の感覚が分らない。元知事で今は参議院議員でしょう。立法府にありながら法を曲げよと言うのか。元知事という輩はどいつもこいつもまともなやつがいない。当然選手本人も違反は認識していただろう。この時期に五輪辞退に追い込まれたのは一生の後悔だろうがまだ19歳である。振り返ると自身もその頃は失敗と後悔の連続だった。もしそうでなかったら知事になれたかも知れない。まだまだ人生はこれからである。五輪に出なくても新しい夢はきっと見つかる。家内と同郷の選手で街並みが目に浮かぶ。やり直せる人生があるだけマシと思わなければ。こちらは日本人だが劣化はしていないが老化はしている。それにしてもおねだりパワハラ疑惑の知事も維新が推薦していた。ユニークな方々が実に多い。