帯に短し襷に長しとはこのことだろう。カップ麺が出来上がるまでの3分間は実に長い。待っている間に別のことをするには短い。下手して3分間を見過ごすと伸びてしまう。ただ待つだけの3分が如何に長く感じるのは誰しもだ。「楽しいときは時間が経つのが早い」英語ではfun times are fasterだが3分間を長いと思うのは楽しいことではないのだろう。カップ麺は比較的よく食べる。最近楽しいことはほとんど無い。鶏と卵か。日は長くなってきたがそれを有効に使う生活パターンは無い。子供の頃なら外で遊ぶ時間が長くなり楽しい季節だったのだが。バラエティなどで若い人が何かしている時「楽しい」などと言うことがあるが楽しい時に楽しいとは言わない。過去についてあの時は「楽しかった」というのが本来の使い方だろう。ドラマで子供達が駆け回って遊んでいる時「ワ~」などと叫んでいるシーンがある。ワ~と叫ぶ遊びは何だろう。子供は意味もなくワ~というものだと脚本家が決めてかかっているのか。
松本清張は好きな作家の一人であるが何よりも事実を丹念に調べ上げて小説を書いている。B級読書ではちょっとした思い付きを小説にした作品がよくある。自費出版かと思う程稚拙である。勤めていた頃、額に汗して働け、と言ったら手に汗は握っているんですがねえと言った奴がいる。なめられたもんだ。汗もかかずにブログにしてしまい数少ない常連の方には申し訳ない。何せ日常生活で気に留める出来事が随分減っておりフィクションに移るには早過ぎる。旅に出れば色んなことが起こるのだろうがブログのためという訳には行かない。それでも今秋は関西に出掛ける用事があり非日常的な出来事はきっとある。秋までにネタが尽きてしまう懸念もあるのだが。