赤ちゃんがハッキリ物が見え始めるのは生後3~4か月と言われている。そうなると20日くらい曇りや雨が続いているので折角見え始めたのに相当数の赤ちゃんが太陽を見たことがない、日差しというものを知らない。梅雨が明けると違う星にやってきたと思うのではないだろうか。カゲロウは平均寿命は24時間と言われている。太陽を知らないで死んでいくやつはなんと多い事だろうか。何ともすっきりしない天気である。
スッキリしないと言えば昨日の参院選だろう。一体何処が勝ったのか負けたのか。何れの党首もそれなりに健闘を称えているがそれほど明確な根拠があるとは思えない。もっと驚くのは予想していた通り投票率が50%を切っている。二人に一人は選挙にいったいない。信じられないことである。これでは政治がどうだとか口にするのは憚られるだろう。行っても何も変わらないというのは理由にならない。何もしなかったら悪い方に変わることはあっても思いのほか政治が良い方向に向かうなどということはあり得ない。それほど全幅の信頼を寄せられる政治家はいない。投票に行かないもっと大きな要因は参院であるということだろう。政権選択でもなく参院に期待することは一体何だろう。当選すれば6年間の安定生活である。それだけの報酬を与えるのだからこれ位はやって欲しいと思う事があって当然である。参院不要論が本格化する前に自らの役割を真剣に考える人達が当選したと信じるが、どうかな。
もっとスッキリしないのが吉本興行の芸人の問題である。何と今朝のワイドショーは選挙結果よりこちらを多く取り上げている。色んなコメンテーターが発言しているが大勢は謝罪会見をした芸人が可哀そうで会社は冷酷であるというものだ。会社を辞めてでも謝罪会見を開きたいと亮君が言ったのにそれなら全員クビだと言われたとか涙ながらに訴えていたがこれは本音だろう。宮迫君の方はどうだろう。ただただ謝罪会見をしたいということだけでクビなど想像もしていなかったようだ。言い方はパワハラに近いかもしれないがどのような組織でも社員として抱えたままで事件当事者本人の謝罪会見を認めるところはないだろう。芸人個人である前に組織に属する人間であるという意識はないのだろか。本来は辞職願を出した後個人的会見を開くべきだろう。こういう事を指摘するコメンテーターは居ない。あなたが社長で社員が不祥事を起こしたとする。謝罪会見をしたいと言ってきたら社長のあなたはどうする。最低限Q&Aくらいは確認するだろう。それもないなら辞めてからしてくれと言うだろう。午後は会社側の記者会見があるようだ。今の流れでは何を言っても悪者になるだろう。それとも芸人イジメの謝罪会見にするのだろうか。この度は所属芸人の不祥事にあたってパワハラと取られる発言をして芸人本人に不快な思いをさせて誠に申し訳ありませんと。