みなとや

　美術館へ行く道を　一本はずれたところに或る一膳飯屋

　キンピラはやや辛いめ　反対に粕汁はかなり薄い味付け

　焼き鯖はちょうど良い塩加減でした

　中ご飯は大盛りですね

　大だとどんぶり飯大盛りなのでしょうか？

　中ご飯でも　かなり多く　容器でお持ち帰りして　ホトケサマのお供えと

　私の朝食にいただきました

　最初から多目をオーダーして　料金も相応に払って持ち帰るのですから

　お残しという印象はなく　だれも振り返りもしません

　これはいいやり方だと思いました。

　そもそも人の目を気にしているようでは　まだまだなのですけどね。

　一人分ご飯を炊いたり多目に作ったり　なかなか苦労しておりますが

　残したり捨てたりするのは　どうしても嫌なのです。

　ウチの先祖はサムライや殿様ではなく　庶民だったのだと思います。

　料理を材料余すところなく　全部使い切って　ごみを出さない料理人をみると

　カッコいいと思ってしまいます。