ゆっくりかえろう

散歩と料理

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デベラの煮物

2014-11-03 | ランチ

 デベラというのはカレイの一種のお魚の干物です。普通は火であぶって食べます。乾物で瀬戸内海の名産です。

またまた馬鹿な実験です。

これを魚に戻して煮付けにしました。戻し汁を使いたかったので重曹は使わず水で戻しました。

柔らかく戻りましたが 煮てもあまり美味しく出来ません。

戻し汁はあまり美味しくないし魚の味もいまいちです。これとは違う戻し法もありますが、魚自体があまり美味しくないので期待出来ません。

やはりデベラは従来の食べ方が一番あっています。

でも干物戻しの実験は続きます。はは。

ちなみに木の枝のようなものはタイムです。


天の梯(てんのかけはし)

2014-11-03 | 読書

 高田郁氏著 

みをつく料理シリーズ完結編。

たった一冊でちゃんと纏まりました。収まるべきものは収まるべき所へ みんな幸せにそして肝心の主人公は一番いい解決法を見つけて 最後は人の善意がこの様に動くという 座りの良い終わり方です。

不自然なく また過不足なくとても時代劇的完結です。

走りすぎない急ぎ過ぎないお話は 書き下ろし作だからこそです。

料理もいつも上方が優れ江戸が劣っていると言うのではなくちゃんと江戸の料理の素晴らしさを示唆したお話がでて 素晴らしいです。

続きは読みたくない この澪を幸せのままにしておいて下さい。作者さま。。。  


鱧の真子の玉子とじ

2014-11-03 | ランチ

 珍しい料理ですが、昔は家庭のお惣菜扱いで、うちは母の好物だったので 比較的普通に食べていました。京都生まれの母は魚は苦手で食べるものが少ないのですが これは自分が好きなせいで上手に作ってくれました。

昔の京都人は 魚の子は内臓扱いでゲテモノとみていたようで鱧は高額でも子は安く手に入れられました。

今では考えられない事です。

天満の肴やで久し振りに頂きました。

ここでは今年はサバの真子のポテト炒め 黒鯛のオリーブオイル焼きなど安くて美味しいものを頂きました。

早い時間に行かないと 珍しいものは当たらないのですが私は運が良いようです。