高畑勲監督のジブリ作品最新作 童話竹取物語を題材にとり 人が生きる意味を問います。
アニメ的にいうなら絵が素晴らしいです。 陰影をつけて奥行きを感じさせるのではなく 頭の中の想像力を刺激して自分でどんどん膨らませることの出来る素晴らしい絵。
いつか何処かで見た里山の風景は心が和みます。
ずっと昔見た カムイ伝を思い出しました。絵本を読んでいる感覚です。宮崎作品のようなグロテスクな絵の部分がなく 私にはこっちの方が受け入れやすかったです。
外国人がをみたらきっと日本に来てみたくなりますよ。
書きすぎない ゆったりとした絵は 周辺部の白い部分さえ味があります。
絵巻物をアニメにしたような作品です。
お話は大人も子供も楽しめる 多角的な深さがあり 親子一緒に行って後から話す楽しみがあります。
お話の中で唄われる童謡がオリジナルで 日本の古い唄ににた部分が幾つか織り込んで有り(こんぴら船船とかこきりこ)興味深かったです。
圧倒的な迫力があるのですが それを感じさせない粋さと 人物の動きをよく研究し立ったり座ったりひっくり返ったり 特に赤ちゃんの動きが よく観察してあり感心します。かぐや姫が疾走するシーンは圧巻です。
書き足し あまりにも印象的な部分があって」どうしても書きたかったので足させていただきます。
声優さんは何処かで聞いた声が沢山ありましたが なかでもかぐや姫の花婿候補の中に
橋爪功さんの声を見つけました。氏の声やしゃべり方は特徴があるのですぐ分かりますが 顔まで似せてありそのとぼけた様子に笑ってしまいました。
最後、月からかぐや姫にお迎えが来る場面があって 昔の絵巻物仕立で雲に乗った楽団の一行が天から降りてきて 演奏をしながら賑やかな場面があるのですが その音楽が美妙で 小乗仏教の何処かの音楽のような 違うような すこし珍妙で その違和感と妙な明るさと滑稽すれすれのメロディに笑っていいのか 感動していいのか迷いました。
この辺は西洋音楽をになれた我々には 馴染めない部分です。
とにかく後世に残る意欲作です。実験の部分も多いと思いますが 完成度が高く 凝り性が作ったアニメであることはよく分かります。また芸術賞をとるのでしょうね。
おじいさんおばあさん役が 三宅裕二 宮本信子のコンビはいいキャストだと思いました。
幸せはあちこち捜してもないのに すぐそばに転がっているという結論はありがちですが そこがジブリ的でいいともいえます。
また彼女が知り合った 幼馴染たちが 昔存在した漂泊の民(木地師)であること また昔の人が頭の上に物を乗せて重いものを運ぶこと アジア人独特の座り方 古来の日本人独特の歩き方 着物のときの足捌き 走るときの手の動きなど よく再現してあって 今の日本人にはわからないけど外国人が見たら 違いがすぐ分かることもあって かくし味のおおい作品です。
かぐや姫のいたずら書きが鳥獣戯画だというのも笑いました。
後世に語り継ぐべき作品です。宮崎作品とは違うよさがあります。
どちらが良いとか優劣を語るべきではないと思います。
例え話でいうなら 高畑さんが芥川賞を目指して居られて 宮崎さんは直木賞みたいなね
(あくまで例えですよ)
アニメ的にいうなら絵が素晴らしいです。 陰影をつけて奥行きを感じさせるのではなく 頭の中の想像力を刺激して自分でどんどん膨らませることの出来る素晴らしい絵。
いつか何処かで見た里山の風景は心が和みます。
ずっと昔見た カムイ伝を思い出しました。絵本を読んでいる感覚です。宮崎作品のようなグロテスクな絵の部分がなく 私にはこっちの方が受け入れやすかったです。
外国人がをみたらきっと日本に来てみたくなりますよ。
書きすぎない ゆったりとした絵は 周辺部の白い部分さえ味があります。
絵巻物をアニメにしたような作品です。
お話は大人も子供も楽しめる 多角的な深さがあり 親子一緒に行って後から話す楽しみがあります。
お話の中で唄われる童謡がオリジナルで 日本の古い唄ににた部分が幾つか織り込んで有り(こんぴら船船とかこきりこ)興味深かったです。
圧倒的な迫力があるのですが それを感じさせない粋さと 人物の動きをよく研究し立ったり座ったりひっくり返ったり 特に赤ちゃんの動きが よく観察してあり感心します。かぐや姫が疾走するシーンは圧巻です。
書き足し あまりにも印象的な部分があって」どうしても書きたかったので足させていただきます。
声優さんは何処かで聞いた声が沢山ありましたが なかでもかぐや姫の花婿候補の中に
橋爪功さんの声を見つけました。氏の声やしゃべり方は特徴があるのですぐ分かりますが 顔まで似せてありそのとぼけた様子に笑ってしまいました。
最後、月からかぐや姫にお迎えが来る場面があって 昔の絵巻物仕立で雲に乗った楽団の一行が天から降りてきて 演奏をしながら賑やかな場面があるのですが その音楽が美妙で 小乗仏教の何処かの音楽のような 違うような すこし珍妙で その違和感と妙な明るさと滑稽すれすれのメロディに笑っていいのか 感動していいのか迷いました。
この辺は西洋音楽をになれた我々には 馴染めない部分です。
とにかく後世に残る意欲作です。実験の部分も多いと思いますが 完成度が高く 凝り性が作ったアニメであることはよく分かります。また芸術賞をとるのでしょうね。
おじいさんおばあさん役が 三宅裕二 宮本信子のコンビはいいキャストだと思いました。
幸せはあちこち捜してもないのに すぐそばに転がっているという結論はありがちですが そこがジブリ的でいいともいえます。
また彼女が知り合った 幼馴染たちが 昔存在した漂泊の民(木地師)であること また昔の人が頭の上に物を乗せて重いものを運ぶこと アジア人独特の座り方 古来の日本人独特の歩き方 着物のときの足捌き 走るときの手の動きなど よく再現してあって 今の日本人にはわからないけど外国人が見たら 違いがすぐ分かることもあって かくし味のおおい作品です。
かぐや姫のいたずら書きが鳥獣戯画だというのも笑いました。
後世に語り継ぐべき作品です。宮崎作品とは違うよさがあります。
どちらが良いとか優劣を語るべきではないと思います。
例え話でいうなら 高畑さんが芥川賞を目指して居られて 宮崎さんは直木賞みたいなね
(あくまで例えですよ)