ゆっくりかえろう

散歩と料理

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鰯の丸干し

2013-02-02 | ランチ
 節分の厄払いには うちではいわしを食べます
 この時期だけは 寒のイワシのいいものが出ます

 生干しで やや生臭いですが しっかり焼いて
 添え物も今の時期美味しい 千枚漬けと 紅大根の浅漬け
 をいただきました

 イワシは焼く前に 頭をはずし 内臓も取ります
 焼いたイワシから 骨をはずし 先ほどはずした頭と
 骨を水からゆでて だしをとります

 沸騰させないように気をつけて 5分もゆでれば いいだしが取れるので
 味噌汁のだしとして使います


 イワシの出し殻は このまま捨てるわけですが 昔の人はこれを
 ふりかけにして食べたり 畑の肥糧に使ったりして 無駄が出ない
 生活をしていました

 それを思うと エコな循環式社会って 200年も前のほうが
 進んでいたのではないかと ふと思いました

つきみうどん

2013-02-02 | ランチ
 頂き物の茎ワカメがあり 塩抜きしていたのですが このときの
 塩抜きした後の 塩汁が使えそうだったので 使ってみました

 茎ワカメはよく洗い 水につけます
 半日くらい 水にさらしておくと 塩が随分抜けます
 これを繰り返し 水を替え2~3回くらい替えれば 程よく塩が抜けます

 この塩を抜いた水ですが 最初の分は かなりの うまみを含んでいて
 塩水入りの出しとして 動物性のだしの補助に使います

 このまま使うと しょっぱいですが 薄めて使います。
 うどんだしに使う場合には 醤油を控えます

 そばはスーパーで売っている袋麺 だしを作ったらそのまま麺ごと温めます
 玉子は割らずに麺と一緒に1~2分ゆで 仕上げに割って入れます
 殻の内側に固まった白身も スプーンで掻き出して 黄身の周りにかけます

 だしは薄いめにしておき 出来上がってから 醤油をぽとっと落として
 香りをたすのもテクニックです。

 醤油の香りは なによりのご馳走です