宮部みゆき氏著
昔々の江戸の町を舞台に ちょっとしたミステリーが展開されます
本所あたりは 七不思議という今で言う 都市伝説があって
これを枕に お話が作られていきます
けして本物の怖いものは出てこないですが うまく話がつながって
人情話が綴られています。
生きた江戸がそこにあるような 江戸を知らない上方人でも
理解できる小話の数々は じんわりと頭にも心にも滲みてきます
最後の作品 消えずの行灯が特に好きです。宮部さん 素晴らしい作品をありがとう
あなた タイガース百貨店が あんなに下に見えるわ!
早く立て直さないと いつまでたってもうだつがあがらないわよ
いいんだよそれでもお客さんが どんどん押しかけてくるんだから
困らないんだよ
不思議ねえ