ジローのヨーロッパ考

デンマークやドイツの農家に長期(?)滞在、体験したり感じたことを綴ります。

ベルギー滞在は延期になりました。

2014-10-13 17:37:39 | 日記
本年(2014年)の訪ヨーロッパ計画は、ベルギーかポーランドを狙っていました。従って、両国に関する書籍類をそれぞれ読み進めていた次第です。そしてポーランドについてはウクライナ危機の件もあって、次の機会に先送りすることに、つまり、今年はベルギー行きに目標を絞っていたのです。

滞在する時期については、11月下旬頃からの約3ヶ月間の想定です。その理由は、2012年のデンマークが4月下旬~7月下旬、翌年(2013年)のドイツが8月中旬~11月上旬であり。次回はクリスマスや新年を迎える時期を含んだ「厳冬の北ヨーロッパ」を体験してみようと考えているからなのです。

但し、「有機農法」の農家に滞在することが条件なので、厳冬期に作業があるのかどうかは不明(未交渉段階)なのです。さらに、ベルギーには凡そ50ヶ所の受け入れ先がある程度ですので、その可能性は厳しいであろうことは予測の範囲内でもあるのです。一方、昨年のドイツ滞在の農家では冬場でも屋内(地下室)作業が中心なので滞在可能であることは確認済みであり、ベルギーにおいても可能性が「0」ではないと思っています。

・・・なのですが、優先度が高い事情が他にあって、ベルギー滞在計画は半年ほど延期とする次第です。ベルギーのレポートを期待(?)されていた方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、しばしの猶予をいただきたいと思います。

それまでの間は、デンマークやドイツ滞在のブログ内で簡単にしかご紹介していない点が多々ありますので、未紹介の写真画像等も加えながら詳細にお伝えできれば・・・と考えています。

手始めに2012年5月、デンマークで滞在した農家(牧場)の周辺景観を見ていただきましょう。

(写真: 正面ゲートと母屋)
母屋は茅葺屋根です。こうした造りの家屋に住むこと自体、お金がかかることでしょう。それは日本でも同じことかと思います。

(写真: 中央の青い扉が正面出入口です。2階の窓部分を含めて屋根のカットが美しいです。

(写真: 母屋付近から南方を望む)
前方の森部分までは約400mあります。このエリアは10ha(約10町歩)の放牧地になっています。

(写真: ジャージー牛や馬の姿も見えます。)

(写真: 羊も20頭ぐらいはいます。)
比較的手前の方に写っている家畜は羊で、遠方のそれは馬です。また、左側に写っているのは雨水が溜まった小さな池で、なかなか干しあがりませんでした。

(写真: 牧場の東端から西方を撮ったものです。)
遠方の左寄りの所にテントのようなものがあります。豚専用エリア内に設けられている豚のための日よけテントです。私が立っている地点からテントまでは約300mあり、このエリアで5~6haぐらいありそうです。ここには飼料としての大麦が植えられています。

(写真: 近隣の風景)
完全にフラットな地形ではなく、なだらかにうねった地形です。元々の地形をそのまま活かしている感じです。

(写真: 近在の農家)
綺麗に手入れされている印象です。

(写真: 近隣の風景)
大型のトラクターが動いているのが見えました。作業内容はわかりません・・・。私もこうした大型のトラクターを運転しました。

(写真: 近在の道路、右側通行です。)
(写真: 速度制限、60km/h)
それにしても、電柱・架空電線が見えません。そうした場所を選んで写真を撮っているわけではありません。美しい景観が造られています。

(写真: バス通りから一本脇道に入ったところ)
ホストの農家への帰り道です。

ここでご紹介した写真は5月(2012年)撮影のものです。ホストの家から1時間ぐらい散歩しながら撮影したものです。なだらかにうねった地形と広々とした採草地や放牧地が実に美しい印象でした。あ、空の青さも・・・です。
~続く~