ジローのヨーロッパ考

デンマークやドイツの農家に長期(?)滞在、体験したり感じたことを綴ります。

ドイツ・フランクフルトの3日目

2014-06-07 18:40:52 | 日記
2013年11月8日(金)、この日でドイツ滞在は84日目です。フランクフルトでの滞在は3日目ですが、実質的にドイツ滞在の最後の一日となります。明朝は空港へ向うことになるので、ある程度の荷物整理もしなければなりません。朝食はホテルのレストランでいただき、帰国の準備もある程度済ませました。

この日の早朝は雨模様でしたが、10時頃には雨も上がっていました。ホテルを出て最初に向ったのはシュテーデル美術館です。ホテルから南東方向に歩くこと1kmぐらいでしょうか。マイン川を渡ったところにその美術館があります。チケット売場には20人以上の列が出来ていました。入館料は12ユーロです。チケットを買う時に国籍を聞かれました。何の為かわかりませんが、「JAPAN」とだけ答えました。アンケートでも取っているのでしょうか? ヨーロッパではイタリア、フランス、スペイン、デンマーク、そして、今回のドイツを旅行してきましたが、美術館入館の際に国籍を聞かれたのは初めてでした・・・。
(写真: シュテーデル美術館)

そして手荷物(ザック)はロッカーに預けなければなりません。個々のロッカーの扉の裏側(内側)に1ユーロコインを入れる場所があるので、そこにコインを投入すると鍵が回せる(ロックできる)ようになっていました。ちなみに、荷物を取り出す時に入れた1ユーロコインは戻りますので「無料」と言うことではあります。

館内は結構混んでいました。絵画を中心に1時間ほど観賞し、最後におみやげコーナーで記念品等を少し購入です。荷物になるようなものは購入できません。そして外へ出ました。マイン川の南岸を東に向って歩きます。この辺りには博物館等もいくつか並んでいますが、入館はパスして散策を続けます。
(写真: マイン川から北方向を望む)
(写真: マイン川と大聖堂)
(写真: ドキッとさせる美しい看板?・・・)

そして前日も歩いた大聖堂の近くにやってきました。時刻は12時半を過ぎています。お腹も空いてきたので前日も印象の良かったミュンヘン縁(ゆかり)のレストランに入りました。ブラートヴルスト(焼きソーセージ)の料理をメニューに見つけたので注文しました。当然(?)ビールも合わせて注文です。
(写真: ブラートヴルスト料理)

以前のブログに記述したかも知れませんが、「ドイツは・・・」と言うか、「デンマークは・・・」と言うか、「ヨーロッパの各地は・・・」と言うか、ランチの際にもビールやワインを楽しんでいる人は実に多いのです。それは観光地に限ってはいません。確かに飲みすぎは体に良くないのでしょうが、適度にたしなむ程度に飲むのは悪くはないな・・・と思うのです。総じて感じるのは「人生を楽しむ・・・」と言う考えです。国の経済や失業率状況等によってはそのような余裕が乏しい国もあるのでしょうが、限られた条件の中においても楽しもうとする精神があるのではないかと思います。

前年の訪問地であるデンマークは北欧の一国であり、長い冬の期間が続くのですが、その分、春から夏・秋にかけての比較的短い期間を思いっきり楽しもうとしている考えに近いものを感じるのです。

さて話を戻します。マッシュドポテトもついたブラートヴルストはドイツらしさを感じました。ビールも間違いなく旨いのでした。支払いはチップも含めて14ユーロです。納得の価格ですね。

この後は歩行者天国(ツァイル: Zeil)方面を散策しました。ちなみにユーロを統括している欧州中央銀行の本拠地はここフランクフルトにあり、ユーロの巨大なモニュメントも見かけたのでした。
(写真: 歩行者天国)
(写真: この巨大広告にもドキリ?・・・)
(写真: ユーロのモニュメント)

8月17日にここフランクフルトに到着し、ケルン、ミュンスター、70日間滞在のラーデン、そして帰路のブレーメン、リューベック、最終地フランクフルトとドイツ北西部を一周するかのような旅でした。特に長期滞在したラーデンでの体験が強く印象に残りました。既述のブログ内にも書き記したと思いますが、総括したものを別途に綴りたいと考えています。

翌日の11月9日は日本へのフライトとなります。
~続く~

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