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QHQの独り言

アマチュア無線局JR3QHQが日々思う事を掲載します。

JARL大阪府支部技術講習会

2007年07月04日 18時58分08秒 | 大阪府支部
関ハムも終わり一段落ついたところで本来の支部の事業・技術講習会を下記の要綱で行います。

 日  時: 7月29日(日) 13:00 ~
 場  所: 池田市 青年の家
 内  容: 磁界型ループアンテナ
 講  師: JE3RZT 野添 憲三 氏
 参 加 費: 無 料
 参加資格: 特になし(できれば 府下の JARL 会員)
 申  込: 不要(問合せ:jr3qhq@jarl.com)


このアンテナ・私は大好きです。
既製品となるとドイツアメリカの製品が有名ですが「値段がちょっと」と言う事になります。
日本でも製作販売しているところがあるようですが・・・

以前、このアンテナをを作り運用しましたが、DIYショップで部品がほとんどそろい(M型コネクター・バリコンを除く)簡単にできて、ビックリするほど良く飛びます。
コンディションが良かった時でしたが、21MHzCWで地上高1mで周りが建物(小さな中庭のようなところ)のとこに設置して30W程度の出力でEUを呼びに回りましたがほとんどQSOできました。
不思議なアンテナです。
簡単な移動運用やアパマンハムには、もってこいです。
Qが高く、周波数帯域が狭いですが、ノイズに強いです。
アンテナの大きさにもよりますが、3バンドくらいのマルチバンドでの運用が可能です。

また、昨年の防災訓練の時やフィールドミーティングの時も、今度の講師であるJE3RZTさんの作られたループアンテナで運用しましたが、地上高1mのこのアンテナで7MHzや3.5MHzでパイルアップになりあらためて驚きました。
下記は、その時のブログです。

ここをクリック。

問題は、周波数帯域がピンポイントのように狭いので周波数を動かすと必ず同調をとる必要があることです。(でもこれがノイズが少ないと言うメリットでもあります。)
地上高1なら手動で取る事が出来ますが、取れない場合は、工夫が必要です。
私の作ったアンテナは、ステッピングモーターを使ってバリコンを動かし同調を取るようにしていました。
もう一つの問題は、バリコンです。
耐圧の高いバリコンは、値段が張りますので移動運用を考えて50Wくらいにするのが良いようです。
私の場合は、ジャンクを使いましたので30Wが、限界でした。
固定で使う場合は、バキュームバリコンや同軸コンデンサーを使う事でパワーが出せます。(バキュームバリコンは、値段が高い・同軸コンデンサーでは、周波数を動かせない)
同軸や銅管を使って、自分でバリコンを作る事も出来ます。
私には、ちょっとめんどくさそうです。ハイ

この問題を自分でクリアーすればすばらしいアンテナです。
私は、移動運用を考え、シンプルに手動で同調を取るものを作ろうと思っています。

当日は、実演(QSO)を行います。
このアンテナの威力を体験してください。

是非、お越しください。