ヒカルアマランサスの14牝
1口6万円/総額3000万円
関西・高野友和厩舎予定
父キングカメハメハ
母父アグネスタキオン
配合の累代は、キングカメハメハ×アグネスタキオン×A. P. Indy×Cearleon×Top Ville。
クロスはNorthern Dancer5S×5S。
母8歳時の産駒。2番仔。
母は16戦4勝。京都牝馬S-G3(芝1600m)、同2着、ヴィクトリアマイル-G12着など。勝ち距離は1200~1800m。
エリザベス女王杯-G1(芝2200m)で5着に入っている。
初仔で2歳のギモーヴ(父ハービンジャー)はデビュー前。
キングカメハメハ産駒で芝中距離の大物を狙うには、母からナスキロ血脈を注入することが重要。
有力な配合手法の1つは、キンカメの母父ラストタイクーンを強調するために、Northern Dancerとナスキロ血脈のクロスを同時に作ること。
ただし、キンカメ自身がNDのクロスを持つので、NDのクロスを持たない母が良い。
曾祖母の父Cearleonは、父NijinskyがNorthern Dancer直仔で、母Foreseerがナスキロ血脈。
よって、ラストタイクーン≒Cearleon3S×4Dのニアリークロスが生じて、上述のキンカメ産駒の配合のポイントを満たす。
祖母の父A. P. Indyは、Seattle Slew・Secretariat・Sir Gaylordという3本のナスキロ血脈を持つ。
従って、母にはナスキロ血脈が4本入ることになり、動きが緩慢になる危険性を感じる。
しかし、一方で、A. P. Indyには2本、Cearleonの母Foreseerには1本のLa Troienne血脈が入るので、緩慢になるのを防ぐ工夫はされている。
すなわち、A. P. IndyとForeseerは柔らかさのナスキロ血脈と硬さのあるLa Troienne血脈を合わせてバランスを取った血脈。
まあ、ラストタイクーン自身がNorthern Dancerとナスキロ血脈とLa Troienne血脈で構成されているからね。
また、母にはNorthern Dancerが1本入るだけで、条件を満たす。
母父アグネスタキオンの存在感がない配合だが、サンデーサイレンスの血を入れてくれれば良くて、それ以外には何もしなくて良いかな。
アグネスタキオン産駒の脚元の弱さは伝わらない方が良いし。
母父アグネスタキオンなので、「3/4Northern Dancer・1/4非NorthernDancer」の配合になっている。
「3/4ND・1/4サンデー」には敵わないが、悪くないと考える。
キンカメ産駒の配合としては、オーソドックスに感じる。
不安点は、ハードに鍛える高野厩舎の調教に、母父アグネスタキオンで耐えられるかだろう。
馬体で判断できる方は、しっかり脚元を見ているんだろうね。
◇◇◇
この検討記事は、血統表のみの判断で書くことにしているから欄外に書くが、管囲が18.9cm。。。
ここを気にしている方が多いから人気が無いんだ。勉強になりました。
1口6万円/総額3000万円
関西・高野友和厩舎予定
父キングカメハメハ
母父アグネスタキオン
配合の累代は、キングカメハメハ×アグネスタキオン×A. P. Indy×Cearleon×Top Ville。
クロスはNorthern Dancer5S×5S。
母8歳時の産駒。2番仔。
母は16戦4勝。京都牝馬S-G3(芝1600m)、同2着、ヴィクトリアマイル-G12着など。勝ち距離は1200~1800m。
エリザベス女王杯-G1(芝2200m)で5着に入っている。
初仔で2歳のギモーヴ(父ハービンジャー)はデビュー前。
キングカメハメハ産駒で芝中距離の大物を狙うには、母からナスキロ血脈を注入することが重要。
有力な配合手法の1つは、キンカメの母父ラストタイクーンを強調するために、Northern Dancerとナスキロ血脈のクロスを同時に作ること。
ただし、キンカメ自身がNDのクロスを持つので、NDのクロスを持たない母が良い。
曾祖母の父Cearleonは、父NijinskyがNorthern Dancer直仔で、母Foreseerがナスキロ血脈。
よって、ラストタイクーン≒Cearleon3S×4Dのニアリークロスが生じて、上述のキンカメ産駒の配合のポイントを満たす。
祖母の父A. P. Indyは、Seattle Slew・Secretariat・Sir Gaylordという3本のナスキロ血脈を持つ。
従って、母にはナスキロ血脈が4本入ることになり、動きが緩慢になる危険性を感じる。
しかし、一方で、A. P. Indyには2本、Cearleonの母Foreseerには1本のLa Troienne血脈が入るので、緩慢になるのを防ぐ工夫はされている。
すなわち、A. P. IndyとForeseerは柔らかさのナスキロ血脈と硬さのあるLa Troienne血脈を合わせてバランスを取った血脈。
まあ、ラストタイクーン自身がNorthern Dancerとナスキロ血脈とLa Troienne血脈で構成されているからね。
また、母にはNorthern Dancerが1本入るだけで、条件を満たす。
母父アグネスタキオンの存在感がない配合だが、サンデーサイレンスの血を入れてくれれば良くて、それ以外には何もしなくて良いかな。
アグネスタキオン産駒の脚元の弱さは伝わらない方が良いし。
母父アグネスタキオンなので、「3/4Northern Dancer・1/4非NorthernDancer」の配合になっている。
「3/4ND・1/4サンデー」には敵わないが、悪くないと考える。
キンカメ産駒の配合としては、オーソドックスに感じる。
不安点は、ハードに鍛える高野厩舎の調教に、母父アグネスタキオンで耐えられるかだろう。
馬体で判断できる方は、しっかり脚元を見ているんだろうね。
◇◇◇
この検討記事は、血統表のみの判断で書くことにしているから欄外に書くが、管囲が18.9cm。。。
ここを気にしている方が多いから人気が無いんだ。勉強になりました。
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