2015年シルクＨＣ募集予定馬(９)～41ライフフォーセールの14牝

ライフフォーセールの14牝
１口６万円／総額3000万円
関西・池江泰寿厩舎予定
父ハーツクライ
母父Not for Sale

配合の累代は、ハーツクライ×Not for Sale×Ski Champ×Ghadeer×Janus。
クロスはLyphard4S×5D。

母６歳時の産駒。初仔。
母ライフフォーセールはアルゼンチン産で10戦８勝。ラプラタオークス-亜ＧＩ、ブエノスアイレス大賞-亜ＧＩ勝ち。

前のエントリーで書いた、バラダセールの14もハーツクライ×Not for Saleの配合で、ノーザンＦとしては可能性を感じているんだろう。
牝馬なのでシルクに出せば、活躍したら戻せる。セールで売ろうにも高値は付かないだろうし。

繰り返しになるが、再掲する。
◇
母父Not for Saleはアルゼンチン産で、 アルゼンチンで23戦９勝で、亜ＧＩ勝ちあり。
バラダセール・ライフフォーセールの他にもＧＩ馬を出している。

母父Not for Saleの父系はCaroの系統。
ハーツクライ産駒にはパワー型のアメリカ血統を入れるとうまくいくと言われている。
Caroでは方向性が違うが、クロスがSwaps3D×4S、Hyperion5D×5D(×6S)でパワー増幅になり得る。
おそらく、Swaps×Bimlette(米血)のNo Robberyに着目したような気がする。
◇

それで、母ライフフォーセールはSwaps4S×5S。
父と母の間ではクロスが発生していない。

ハーツクライ産駒では母からパワーを補給する必要がある。米血が必要。
母父の米血に祖母の部分の米血をプラスして十分だろうか？

母はナスキロ血脈Sir Gaylordの薄いクロスになるし、Hyperionも奥の方に結構見える。それらがどう働くか？

やはり3/4Northern Dancer・1/4サンデーではないから、完成が遅い可能性がある。牝馬だからその点はあまり気にしなくても。

自分にはよく解らない部分があって、それは魅力的でもあるが、リスクをはらんでいるようにも思う。

バラダセールの14との金額差は、馬体の出来だろう。
だったらね。一度、池江厩舎の馬に出資したいし。



◇◇◇
今週は頑張って進めるつもり。来週から８月中はなかなか進まないことが予想されるので。

ディープインパクト・ハーツクライ・ステイゴールド産駒は、それなりの量を書いているし、書く予定。

ルーラーシップ・ディープブリランテ・ヴィクトワールピサ産駒などは、成功配合が解らないので、そんなに書けない(はず)。

2015年シルクＨＣ募集予定馬(８)～７バラダセールの14牝

バラダセールの14牝
１口５万円／総額2500万円
関東・国枝栄厩舎予定
父ハーツクライ
母父Not for Sale

配合の累代は、ハーツクライ×Not for Sale×Confidential Talk×Mariache×Gamin。
クロスはLyphard4S×5D。

母６歳時の産駒。初仔。
母パラダセールはアルゼンチン産で、９戦５勝(アルゼンチンで６戦５勝)。亜1000ギニー-ＧＩ、亜オークス-ＧＩ勝ち。

次に書く、ライフフォーセールの14もハーツクライ×Not for Saleの配合だから、ノーザンＦが意図的にNot for Sale牝馬を導入したのだろう。

シルクで今年２頭が追加募集されたArcharcharch産駒も、ノーザンＦが可能性を感じたのだろう。

母父Not for Saleはアルゼンチン産で、 アルゼンチンで23戦９勝で、亜ＧＩ勝ちあり。
バラダセール・ライフフォーセールの他にもＧＩ馬を出している。

母父Not for Saleの父系はCaroの系統。
ハーツクライ産駒にはパワー型のアメリカ血統を入れるとうまくいくと言われている。
Caroでは方向性が違うが、クロスがSwaps3D×4S、Hyperion5D×5D(×6S)でパワー増幅になり得る。
おそらく、Swaps×Bimlette(米血)のNo Robberyに着目したような気がする。

それで、母パラダセールはSwaps4S×5S(×6D)、Bambuca5D×5D。
父と母の間では５代内のクロスが発生していない。

祖母のLa Baladaは７戦１勝も、曾祖母La Baracaは名牝・名繁殖牝馬らしい。
祖母のLa BaladaはCourt Martial4D×5S、Bambuca4D×4D。

４代母が強い牝馬クロスを持っていて、繁殖としての可能性を見い出せる。
祖母がCourt Martialのクロスで、本馬がLyphardのクロスだがら、先行力があるタイプかもしれないし、器用に動けるかもしれない。

でも、そこにパワーを付与する必要がある。米血が必要。
祖母からも米血を入れて繋がりを作っているが、十分かどうか？

何やら、スラッとした非力なタイプかもしれないと思ってきた。好みだが。

3/4Northern Dancer・1/4サンデーでもないから、完成は遅いかも。牝馬だからそれなりに仕上がると思うけど。


◇
国枝厩舎だし、場合によっては考えると思う。
同じ配合の牝馬が関西で池江厩舎予定なんだよねぇ。

一口馬主雑感～シルクと東サラ(15/8/11)

僕も時々掲示板などを見る。ただ、書き込むことはほぼ無い。
netkeiba.comも読むだけ。上手く使いこなせないだけだが、コメントを書き込むと多分想いが強すぎて余計なことを書いたり、言葉足らずになる。難しい。

それは置いておいて、最近、東サラの掲示板で、クラブに対する不満が目に付く。


自分にとってはジャンポケ産駒を募集してくれる、ありがたい存在。
まだ出資馬がデビューしていないが、昨年もそんな流れだったから焦っていない。
また、セカンドクラブという認識が大きいのだろう。

ただ、13年産の資金配分でいうとほぼ１：１。頭数はシルク６：東サラ３なのに。
すなわち、１頭当たりの出資金額は東サラの方が高い。これは500分の１と400分の１の違いもあるが。

なので、走ってくれないと困る。


そこで、前述の東サラに対する不満なのだが、所属の３歳馬の成績が奮わなかったのが大きいようだ。
２歳馬もやっと１頭勝ち上がったが、その他のデビュー馬のレース振りがあまり良くない。

これでは不安になるし、不満が出る。
基本的には所属馬の成績を上げれば解決するが、そう簡単にはいかない。
ノーザンファーム１人勝ちの流れもあるし。

クラブのサービスでは、総合的にシルクの方が上だろう。
募集馬のラインナップもシルクの方が上という評価がある。

個人的には東サラの募集馬も魅力あると思うのだが、それは両方に入会しているのが大きいだろう。
また、シルクは全頭落選したのが、自分の中では尾を引いている。

自分の血統的な好みは東サラ向きかなぁ。
だから、所属馬が走らないとも言えるのかもしれない。

欧州血脈の底力に期待しても、日本の馬場では重厚過ぎるのかもしれない。
そういった血脈を導入することは将来を考えると大切だが、一方でスピードを重視した産駒も必要なのだろう。

自分は、メインクラブのシルクで走る馬に出資して、東サラでは好みを満たす馬(ジャンポケ産駒を含む)に出資することを目論んでいる。

一口馬主雑感～時代の変わり目(15/8/11)

昨日、シルクＨＣの募集予定馬のリストを見返して、改めて時代は移っていくことを認識した。

前から書いているが、ジャングルポケット産駒の募集は昨年度から無くなり、トニービン系はカンパニーに移行した模様。

また、今年度はネオユニヴァース産駒の募集が無い。
直仔のヴィクトワールピサ産駒に移行したかな。
ヴィクトワールピサ産駒は見栄えが良いので、ネオユニ産駒の募集はもう無いのかなぁ。

キングカメハメハは体調不良で種付けを年度途中で止めた年の産駒だから当然少なくて、代わりに直仔のルーラーシップ産駒が募集されている。

ディープインパクト直仔のディープブリランテ産駒も今年からラインナップ。

ステイゴールドは亡くなってしまったので、今年と来年。
そして、来年にはオルフェーヴル産駒が並ぶだろう。

種牡馬はサンデーの孫の世代に移っていく。

それとともに、当然、サンデー牝馬は高齢化。
この世代は12歳時の産駒が一番若いんだったかなぁ。

シルクの募集馬のラインナップを詳しく見ていないが、サンデー牝馬は「15歳ルール」に引っ掛かる可能性がある。
まあ、個々の馬で見れば母馬の年齢は関係ない場合もあるし、自分は17歳に緩和しているが。


走るかどうかは分からないが、昨年度ネオユニ産駒とステゴ産駒に出資したのは良かったかなぁ。
時代に逆行するが、今年度まではジャンポケ産駒に出資するつもり。