MVKのいろいろ

残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

仙人草(せんにんそう)が満開

2014年08月31日 | Weblog
今日は、9月1日、関東大震災記念日
1923(大正12)年9月1日午前11時58分、関東大震災が発生した。
マグニチュードは7.9で、家屋の全半壊25万戸以上、焼失家屋44万戸以上、津波による流失家屋868戸、死傷者20万人以上、行方不明者4万人以上という甚大な被害を齎した。ちょうど昼食準備の時間だったため、地震の後に大火災が発生し、被害がさらに大きくなったという。

これは、金鳳花(きんぽうげ)科、センニンソウ属の仙人草(せんにんそう)という花である。この仙人草は、散歩の途中の道端に満開というか枝一面、一杯咲き誇っていたのである。この仙人草は、つる性多年草で山野に自生する植物である。この花の茎は、長さ1.5メートル 以上に達し、羽状の複葉を対生するのである。八,九月頃に白色の花を多数つけ、花が終わると,羽毛のある痩果(そうか)を結ぶのである。この仙人草は、別名で「馬食わず(うまくわず)」というように有毒である。でも、仙人草の葉は、扁桃腺の治療に有効だそうである。


仙人草(せんにんそう)・金鳳花(きんぽうげ)科。
・学名 Clematis terniflora
   Clematis : センニンソウ属

 Clematis(クレマチス)は、
 ギリシャ語の
 「clema(巻き上げ、つる)」
 が語源。 (ご参考)クレマチス
 
・つる性の多年草。
・きれいな真っ白な4弁花。
 とてもいい香り。
・仙人草という名前は、
 実の先端につく白い
 羽毛状のものを
 仙人のひげに見立てたことから。

・別名 「馬食わず(うまくわず)」
   有毒植物のために、
   馬が食べないところから。

  (季節の花300から用)

  今日の誕生日の花:オシロイバナ   花言葉:内気、柔和

  今日の一句:白粉花吾子は淋しい子かも知れず   波多野爽波

  (NHKラジオ深夜便から引用).

ガウラという花

2014年08月30日 | Weblog
これは、赤花(あかばな)科、ガウラ属のガウラという花である。この花は、恰も蝶々が飛んでいるように見える花である。別名の「白蝶草(はくちょうそう)」は、まさに白い蝶が飛んでるようだから命名されたというのも頷けるのである。このガウラという花は、毎年、時期になると花を咲かせてくれる多年草である。このガウラの特徴は、長く伸ばした茎の先端に少しピンク色がかった白花を春から秋の長期間絶え間なく咲かせてくれる花なのである。

ガウラ・赤花(あかばな)科。
・学名  Gaura lindheimeri
   Gaura : ガウラ属
   lindheimeri : 採集家
    「リンドハイマー」さんの

 Gaura(ガウラ)は、
 ギリシャ語の
 「gauros(立派な、華美な)」
 が語源。  
 
・北アメリカ地方原産。
・夏から秋にかけて、
 白またはピンク色の花が
 きれいに咲く。

・別名 「山桃草(やまももそう)」
 「白蝶草(はくちょうそう)」
   まさに白い蝶が飛んでるようだ。

  (季節の花300から引用)

   今日の誕生日の花:ホウセンカ    花言葉:快活

  今日の一句:初めての町懐かしき鳳仙花     角川春樹

  (NHKラジオ深夜便から引用)


ペンタスという花

2014年08月30日 | Weblog
これは、茜(あかね)科、ペンタス属のペンタスという花である。この花は、星形の綺麗な花であるが、横文字は、ちと分かりずらい感じである。が、ギリシャ語では、花弁の数、5だと云うことである。この花には、色々な色の花があるらしいが、このピンク色の花しかみたことがない。別名の日本語の「草山丹花」(くささんたんか)も、分かり難いネーミングだ。




ペンタス・茜(あかね)科。
・学名 Pentas lanceolata
Pentas : ペンタス属
lanceolata :
細長な楕円形の

Pentas(ペンタス)は、
ギリシャ語の
「5(Pente)」が語源。
花弁の数から。

・熱帯アフリカ原産。
明治末期から大正初期に渡来。
・枝先に星形の花を
たくさん咲かせる。
夏から10月頃まで咲く。
・色は、
白、ピンク、紫、赤、など。

・別名 「草山丹花」
(くささんたんか)。
「山丹花(さんたんか)」に
似ているところから。

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:キツネノカミソリ 花言葉:妖艶

  今日の一首:怖れては遠目にみたる花なりきキツネノカミソリ群れる初秋   鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用).


花虎の尾(はなとらのお)という花

2014年08月28日 | Weblog
これは、紫蘇(しそ)科、ハナトラノオ属の花虎の尾(はなとらのお)という花である。この花虎の尾は、散歩の途中、道端に沢山生えていた花なのである。この花は、前から知っていた花にも拘わらず、名前を中々思い出されなかったのである。この花が紫蘇科の花であることは分かっていたので、紫蘇科の花を色々調べて見たが、その数が多すぎて却って余計分かり難かったのであった。が、幸か不幸か偶然の機会、突然思い出すことが出来たのであった。その名は、花虎の尾(はなとらのお)という花だったのである。

花虎の尾(はなとらのお)・紫蘇(しそ)科。
・学名 Physostegia virginiana
   Physostegia : ハナトラノオ属
   virginiana : 北米バージニアの

 Physostegia(フィソステギア)は、
 ギリシャ語の「physa(胞)
 + stege(ふたをする)」が語源。
 
・開花時期は、 8/ 5 ~ 9/末頃。
・北アメリカのバージニア州原産。
 大正時代に渡来。  
・ピンクのちょっと変わった花。
 開花直前のつぶつぶがいい。

・マイナスイオンを
 出すことで知られる、
 「虎の尾」と呼ばれる植物は
 これではなく、
 ”サンセベリア”という、
 固く長い葉っぱの園芸植物。

・別名 「フィソステギア」学名から。

 「角虎ノ尾(かくとらのお)」。
   茎が角ばっていて、
   花が虎の尾に似ていることから。
   さらに、花が美しいので
   「花虎の尾」の名前も生まれた。

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:ミズアオイ(ミズアオイ科)   花言葉:前途洋々
 
  今日の一句:前方がひらける予感のミズアオイ 青紫の花を掲げる

  (NHKラジオ深夜便から引用)


小海老草(こえびそう)という花

2014年08月27日 | Weblog
これは、狐の孫(きつねのまご)科、コエビソウ属の小海老草(こえびそう)という花である。この小海老草は、狐の孫(きつねのまご)科の花だそうであるが、「狐の孫(きつねのまご)」というのは、これまで余り聞いたことがない種類の花なのである。
実は一昨年、知り合いから小海老草の立派な鉢を頂き、立派なので冬場も玄関先に置きっぱなしにしていっところ、低温下では育たないことを知らなかったばかりに、とうとう枯らしてしまったのである。それで花卉類は、育て方を知らないと失敗するという教訓を得たのでした。

小海老草(こえびそう)・狐の孫(きつねのまご)科。
・学名 Beloperone guttata
   Beloperone : コエビソウ属
   guttata : 斑点模様をもつ

 Beloperone(ベロペロネ)は、
 ギリシャ語で
 「矢のとめ金」を意味し、
 花のまわりの重なり合った部分の
 形から連想された。
 
・メキシコ原産。
 1931年頃に渡来。
・温室でよく見かける。

・花の形が
 海老の尾のように曲がっている。
 下向き。鱗(うろこ)状。
・低温下ではあまり育たないらしい。

  (季節の花300から引用)

  
  今日の誕生日の花:ヤマハハコ(キク科)   花言葉:純情
 
  今日の一句:此処に居るここにいますとハハコグサ つつましく呼ぶごとくに咲けり 

  (NHKラジオ深夜便から引用).

鳩麦(はとむぎ)が実る

2014年08月26日 | Weblog
これは、稲(いね)科、ジュズダマ属の鳩麦(はとむぎ)の実である。この鳩麦は、我が家の直ぐ裏の空き地に生えていたものである。この鳩麦は、誰が植えたというものではなさそうで、恐らく自生した物のようである。この鳩麦は、鳩麦茶の原料として利用されるものであるが、最近は、物が豊かになったためか、自分のところで作る人はあまり居ないようである。それは、多分に自分で作るよりも、もっと好い物が市販されているからかも知れない。


鳩麦(はとむぎ)・稲(いね)科。
・学名 Coix lacryma-jobi
    var. ma-yuen

   Coix : ジュズダマ属
   lacryma-jobi : ヨブの涙
        (花序の形から)
   ma-yuen : 馬耘(中国名)
 
・数珠玉と区別しにくいが、
 鳩麦の実の表面には、
 縦に掘ったような線が
 何本もあるので
 なんとか見分けられる。
 (数珠玉の実にはその線がなく、
  実の表面がつるつる)。

 また、鳩麦の実は
 ほとんどが垂れ下がるが、
 数珠玉の実はまっすぐ上を向く。

・お茶の原料にもなる。

・似ている実
 数珠玉(じゅずだま)

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:ユウガオ(ウリ科)   花言葉:魅惑の人
 
  今日の一句:ユウガオのほのかに白く 花ひらく空気の音をきくような刻 

  (NHKラジオ深夜便から引用)

ブラシの木

2014年08月25日 | Weblog
これは、蒲桃(ふともも)科、ブラシノキ属のブラシの木である。このブラシの木は、散歩の途中、珍しく真っ赤なブラシが咲いているところに出会ったのである。 普通、5.6月頃咲くので此のプログにも紹介したことがあるが、詳しいことは分からないが年に数回咲くような感じである。唯でさえビン洗いのブラシにそっくりの赤いブラシが何度も咲くというのは、珍しいのではないかと思う。何度も咲くというのは、ユーカリも同様である。

ブラシの木・蒲桃(ふともも)科。
・学名 Callistemon speciosus
   Callistemon : ブラシノキ属
   speciosus : 華やかな

 Callistemon(カリステモン)は、
 ギリシャ語の
 「kallos(美しい)
  + stemon(雄しべ)」が語源。
 
・開花時期は、 5/15 ~ 6/10頃。
・オーストラリア原産。
・明治中期に渡来。
 暖地に栽培される。

・花の形が、
 ビン洗いのブラシにそっくり♪

・実は、枝にずらっとついて並ぶ。
 翌年の花はその上部に咲き、
 実は次々と何年も残っていく。
 その後もずっと大きく
 なりつづけ、
 7~8年は枝についていて
 発芽能力も持ち続ける。

 この木は、乾燥地が原産地のため、
 極端な乾燥や山火事のときに
 パァーンと実が開いて
 中の細かい種子が
 風に飛んで散布される、
 という仕組みになっている。
 山火事でまっさらな土地に
 なったところに
 すばやく芽を出して、
 その土地一帯の
 優占種になるのが目的らしい。
  (ユーカリの木も同じ)

・別名「花槇(はなまき)」
   葉が槇の葉に
   似ているところから。

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:ケイトウ(ヒユ科)   花言葉:永遠の愛 おしゃれ
 
  今日の一句:台風が過ぎて三日目 倒れしケイトウむっくと立つ気配 

  (NHKラジオ深夜便から引用)

美味しそうなトマト

2014年08月25日 | Weblog
これは、茄子(なす)科、トマト属のトマトそのものである。この美味しそうなトマトは、近所の知り合いの家庭菜園で実ったものなのである。このトマトは、恰も茄子(なす)科の植物らしく本物の茄子の隣りに鎮座ましまして実ったところは偶然とはいえ、まさに奇遇ということが出来ましょう。このトマトは、品種改良が施され青臭いトマト臭が消え失せ、甘いトマトまで出現しているのが現在である。したがって、最近は、トマトが食べられない人は恐らく居ないなではないかと思う。この写真のトマトは、素人が作ったトマトとしては最高の出来映え、傑作ではないかと思う。



トマト・茄子(なす)科。
・学名 Lycopersicon
  esculentum
   Lycopersicon : トマト属
   esculentum : 食用になる

 Lycopersicon
 (リコパーシコン)は、
 ギリシャ語の
 「lycos(オオカミ)
  + persicon(モモ)」
 が語源。
 ”味の悪い桃”という意味。
  (おいしいのに・・・)
 
・ペルー、エクアドル原産。
 日本には17世紀に渡来。
・夏に黄色い花が咲く
・実(み)はあの”トマト”。
 緑色から赤に変わる。
 おいしい野菜。
 ミニトマト、プチトマト
 なども栽培される。

・中央アメリカ地方では
 昔、この野菜を
 「トマトル(黄金のりんご)」
 と呼んでいて、しだいに
 「トマトル」→「トマト」
 となった。

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:シシウド(セリ科)   花言葉:健康美
 
  今日の一句:高原のシシウド銀くひかる朝 蜘蛛みじろかず巣の端にいる 

  (NHKラジオ深夜便から引用).

高砂百合(たかさごゆり)の群生

2014年08月23日 | Weblog
これは、百合(ゆり)科、ユリ属の高砂百合(たかさごゆり)という花である。この花をめぐっては、何れが鉄砲百合か、砂百合かと議論の絶えないところでしょうが、この解説によると、鉄砲百合は6月頃、高砂百合は8月頃に咲くということである。何れにせよ、いま何処、彼処でも咲いているところを見掛けるのが此の高砂百合の花である。しかし、この様に一挙に群生というか、沢山咲いているのも珍しいのではないかと思い、此処に紹介したのである。

高砂百合(たかさごゆり)・百合(ゆり)科。
・学名  Lilium longiflorum
      (鉄砲百合)
  Lilium formosanum
      (高砂百合)

   Lilium : ユリ属
   longiflorum : 長い形の花の
   formosanum : 台湾の

 Lilium(リリウム)は、
 ギリシャ語の
 「leirion(白色)」が語源。
 
・鉄砲百合は
 沖縄などの海岸に自生する。
 日本原産。
 横向きに咲く。
 花の形が筒状で鉄砲の形に
 似ていることからの命名。
 葉っぱの幅が太い。

・葉っぱの幅が細くて
 よく似た花は
 「高砂百合(たかさごゆり)」
 という。
 別名「細葉鉄砲百合」
  (ほそばてっぽうゆり)

・鉄砲百合は6月頃、
 高砂百合は8月頃に
 咲くようです。

・10月12日の
 誕生花(鉄砲百合)
・花言葉は「純潔、甘美、威厳」
    (鉄砲百合)

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:カラスウリ(ウリ科)   花言葉:よき便り
 
  今日の一句:いい便りありそうな日のカラスウリ 手のとどかない高みに赤し  

  (NHKラジオ深夜便から引用)


擬宝珠(ぎぼうし)の花

2014年08月22日 | Weblog
これは、百合(ゆり)科、ギボウシ属の擬宝珠(ぎぼうし)の花である。この大きな擬宝珠ぼうし)の花は、散歩の途中、或るお宅の屏際に咲いていた物である。小生、この様な大きな擬宝珠を見るのは初めてだが、斯う云う種類も有るようである。この擬宝珠のネーミングは、言わずもがな橋の欄干の飾りだが、百合科の植物というのは意外である。

擬宝珠(ぎぼうし)・百合(ゆり)科。
・学名  Hosta : ギボウシ属

 Hosta(ホスタ)は、
 19世紀のオーストリアの
 医者「Thomas hostさん」の
 名前に由来する。

・開花時期は、 6/10 ~ 7/20頃。
 夏、涼しげな色で咲く。
・葉っぱは幅広で大きい。

・橋の欄干の上にある、
 玉ねぎをさかさまにしたような
 装飾物が「擬宝珠」。
 この花のつぼみが
 「擬宝珠」に似ていることから
 この名になった。   

・強い日光と猛暑が苦手。
 日焼けしてしまうらしい。
 イギリスや北欧では
 夏は日本より涼しいので、
 ガーデニングとして
 よく使われる。

・春、若葉をゆでて
 あえものにすると
 おいしいらしい。

・「大葉擬宝珠
  (おおばぎぼうし)」は
  主に山野に生え、
  葉っぱがでかい。

 「小葉擬宝珠
  (こばぎぼうし)」は
  濃い紫色の花。
  葉っぱは
  それなりの大きさだが、
  擬宝珠の品種の中では
  小さいのかもしれない。

・「きぼうし」とも
 「ぎぼし」とも呼ぶ。

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:ナデシコ(ナデシコ科)   花言葉:純愛 才能
 
  今日の一句:八月の川原に咲くナデシコの なみだぐましよ今もむかしも

  (NHKラジオ深夜便から引用)