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狐の剃刀(きつねのかみそり)

2014年08月17日 | Weblog
これは、彼岸花(ひがんばな)科、ヒガンバナ属のの剃刀(きつねのかみそり)という花である。この狐の剃刀は、彼岸花、夏水仙と同じ科の同じ属の花なのである。この花の咲く時期は、晩夏の8月頃といわれているが、夏水仙と同じ頃である。ただし、咲く場所は、この花は日陰、夏水仙は明るい場所のの様な気がする。というのは、事実、直ぐ近くの日向で咲いているからである。この狐の剃刀のネーミングは、この花の葉の形が、剃刀に似ているからというが、実際、見たことがないのでよく分からない。


狐の剃刀(きつねのかみそり)・彼岸花(ひがんばな)科。
・学名 Lycoris sanguinea
   Lycoris : ヒガンバナ属
   sanguinea : 血紅色の

 Lycoris(リコリス)は、
 ギリシャ神話の海の女神
 「Lycoris」の名前から採った。
 花がとても美しいことから。
 
・日陰に生える。
・オレンジ色の珍しい花。
・晩夏の8月頃に開花。
 花のあとで葉が伸びてくる。
・黒い実がなる。
 実の形は玉簾 に似ている。

・葉の形が、
 剃刀に似ていることから、
 山の中で「狐」が使う「剃刀」、
 との連想でこの名前になった。
 ちなみに
 「狐」と名のつく草花は、
 本来のものに比べて
 見劣りがする、
 という意味をもつ。
 (でも きれいな花ですよね)

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:ヒャクニチソウ(キク科)   花言葉:友への思い
 
  今日の一句:天を仰ぎよく笑いたる友ありき ヒャクニチソウが咲けば想わる 

  (NHKラジオ深夜便から引用)