MVKのいろいろ

残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

日本水仙(にほんすいせん)の花

2017年02月28日 | Weblog
これは、彼岸花(ひがんばな)科、スイセン属の日本水仙(にほんすいせん)の花である。この花の開花時期は、12/15 ~ 翌 4/20頃というから、遅咲きの花のようである。早咲きものは、正月前頃にはすでに咲き出している。この水仙は、地中海沿岸原産で平安末期に中国から我が国に渡来した。この花のネーミングは、漢名の「水仙」を音読みして「すいせん」になったという。この水仙は、イギリスの国花の一つ。水仙の別名は、「雪中花(せっちゅうか)」、



  今日の誕生日の花:ハナナ   花言葉:初々しい

  今日の一句:菜の花の暮れてなほある水明り    長谷川素逝

  (NHKラジオ深夜便から引用)

藪柑子(やぶこうじ)

2017年02月27日 | Weblog

これは、ヤブコウジ科はサクラソウ科の藪柑子(やぶこうじ)である。これは、赤い実のなる小さな木本。センリョウ(千両)マンリョウ(万両)やカラタチバナの百両に対し、十両とも呼ばれるもの。地下茎が分枝して長く這い、先が直立し、地上では分枝しない。葉は互生し、茎頂に3~4個が輪生する。葉は長さ4~13㎝、幅2~5㎝の長楕円形、縁に細鋸歯があり、先が尖る。葉柄は長さ6~10㎜。花の直径は1㎝以下、葉に隠れるように、2~5個下向きにつく。花柄は長さ7~10㎜。花冠は皿状に5裂し、裂片は長さ4~5㎜、先が尖る。果実は液果様の核果、直径5~8㎜の球形、秋に赤く熟し、春まで見られる。核は果実に1個。類似のツルコウジは葉の鋸歯が粗く、茎が横に這い、軟毛が生える。
花期は、 7~8月 である。生育場所は、山地の林内で我が家の近く貯水池などにも自生していたが、乱獲のため最近は、ほとんど見られなくなってしまった。分布は、北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、台湾



  今日の誕生日の花:フリージア    花言葉:無邪気、潔白

  今日の一句:二月尽何か大きな忘れもの       下村ひろし

  (NHKラジオ深夜便から引用)

房アカシアという花

2017年02月26日 | Weblog
これは、豆(まめ)科、アカシア属の房アカシアという花である。この花の開花時期は、 3/ 5 ~ 4/10頃である。この房アカシアは、オーストラリア原産で、けっこう大木になる。そして、黄色い球形の花がびっしり咲く。房アカシアの別名は、「ミモザアカシア」


  
  今日の誕生日の花:クロッカス   花言葉:青春の喜び、堅実

  今日の一句:日が射(さ)してもうクロッカス咲く時分      高野素十

  (NHKラジオ深夜便から引用)

馬酔木(あせび)の花

2017年02月25日 | Weblog
これは、躑躅(つつじ)科、アセビ属の馬酔木(あせび)という花である。この花の開花時期は、 3/ 5 ~ 4/15頃で、写真の馬酔木は早生なのかもしれない。これは、「あしび」とも呼び、壷形の花をいっぱい咲かせるのである。色は、うす紅色のものと白色のものがあり、かすかに香る。枝葉には、「アセボチン」という有毒成分を含んでいる。馬が食べると酔って足がなえることから足癈(あしじひ)」と呼ばれ、しだいに変化して、「あせび」となったのがネーミングの由来である。

 

  今日の誕生日の花:アズマイチゲ   花言葉:温和

  今日の一首:枯草の乾く音する道の辺のアズマイチゲはいち早く咲く  鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)

梔子(くちなし)の赤い実

2017年02月24日 | Weblog
これは、茜(あかね)科、クチナシ属の梔子(くちなし)の赤い実である。この梔子の開花時期は、 6/15 ~ 7/末頃。(一重ものは早咲きで八重ものはやや遅咲き。)いい香り。遠くからでも香ってくる匂である。(八重咲きものは実がならないが一重咲きものは実がなる。)実の口が開かないところから”口無し”のネーミングになった。「梔子」の漢字は漢名に由来する。実(み)は、だいだい色で、薬用、染料になる。無毒なので、布以外にも、お正月のきんとん、たくあんなどの着色料にもなる。
5月6日、7月2日の誕生花 花言葉は「洗練、優雅」「喜びを運ぶ」
梔子(くちなし)の別名は、「せんぷく」



  今日の誕生日の花:カンヒザクラ    花言葉:あでやか

  今日の一句:ぶらんこの三(み)つあれば母真ん中に   森田峠

  (NHKラジオ深夜便から引用)

クロッカスの花

2017年02月23日 | Weblog
これは、文目(あやめ)科、サフラン属のクロッカスという花である。この花の開花時期は、 2/ 5 ~ 3/10頃、いま丁度、咲き始めたところである。これは、球茎の代表的な種類で、白、黄、青、紫など、いろんな色の品種がある。葉は松葉のように細く、真ん中に白い筋が入る。この花のネーミングは、ギリシャ語の「croke(糸)」に由来する。即ち、めしべが糸状に長く伸びることに由来。
クロッカスの別名は、「花サフラン」
1月4日、2月6日の誕生花  花言葉は「青春の喜び、切望」。



  今日の誕生日の花:オウレン   花言葉:変身

  今日の一句:春寒し引戸重たき母の家    小川濡美子

  (NHKラジオ深夜便から引用)

ミントという植物

2017年02月23日 | Weblog
これは、紫蘇(しそ)科、ハッカ(メンサ)属のミントという植物である。ミントのネーミングは、何の由来か良くわからないが、(ギリシャ神話)の女神「Menthe」の名前に由来するという。ミントは、その時期になると、小さい花がいっぱい段々になって咲くのである。
ミント精油には、消化、消毒、強壮の効果があり、歯磨き粉やチューインガム、化粧品、入浴剤、紅茶などの香料、菓子類、料理等に使用される。
ミントの別名は、「西洋薄荷(せいようはっか)」



  今日の誕生日の花:オウバイ   花言葉:恩恵

  今日の一句:黄梅に佇(た)ちては恃(たの)む明日の日を    三橋鷹女

  (NHKラジオ深夜便から引用)

春の花スイートピー

2017年02月21日 | Weblog
これは、豆(まめ)科、レンリソウ属のスイートピーという花である。この花は、言わずもがな春の園芸植物である。これは、イタリア南部またはシチリア島が原産地、幕末の頃に我が国に渡来した。また、この花は、イギリスのエドワード王朝の花。それは、イタリアの司教さんがイギリスにこの花を送り、王女にとても気に入られたとのことからである。スイートピーには、いろんな色の花がある。この花は、春咲き、夏咲き、冬咲きがあるが、最も多く出回るのは春咲き。
スイートピーの別名は、麝香連理草(じゃこうれんりそう)、麝香豌豆(じゃこうえんどう)。
1月14日、2月15日、12月9日の誕生花 花言葉は、「繊細、優美 デリケートな喜び」



  今日の誕生日の花:カンシロギク   花言葉:清純

  今日の一首:足元を吹く風のなかまっしろのカンシロギクの花ゆれている   鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)


仏の座の花

2017年02月19日 | Weblog
これは、紫蘇(しそ)科、オドリコソウ属の仏の座という花である。この花の開花時期は、 2/ 5 ~ 5/末頃というが、漸く咲いた仏の座に出会うことができた。これは、その写真です。
仏の座の別名は、「三界草」(さんがいぐさ)それは、葉が段々になることから名つけられたのである。半円形の葉が茎を取り囲。蓮華座(れんげざ)に見立てたからである。



  今日の誕生日の花:ウグイスカグラ   花言葉:未来を見つめる

  今日の一句:仮住のなれぬ水仕や春浅き       星野立子

  (NHKラジオ深夜便から引用)

白妙菊(しろたえきく)

2017年02月19日 | Weblog
これは、菊(きく)科、キオン属の白妙菊(しろたえきく)である。この白妙菊は、葉と茎が、白い綿毛でおおわれているのが特徴、また、それが、ネーミングの所以でもある。6月頃、その先端に黄色の花をつけるのでる。それで、花壇の縁取りなどでよく見かけるのである。
白妙菊の別名は、「ダスティーミラー」
この白妙菊は、寒さに耐え、今もって真っ白い姿を留めていたので此処に紹介したような次第である。


  今日の誕生日の花:ミツマタ    花言葉:壮健

  今日の一句:人ひとり影ひとつ曳き麦を踏む   蔦三郎

  (NHKラジオ深夜便から引用)