MVKのいろいろ

残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

吉川英治記念館

2006年02月25日 | Weblog
2月24日青梅市の吉野梅郷に観梅と洒落込んだまでは良かったが、今年は例年になく寒く、梅の花は全然咲いていなかった。ために吉川英治記念館を見物することになった。これまで何度となく入館しているが、今回、改めて吉川英治の人となりに強い感銘を受けた。
吉川英治は、学歴もなく刻苦勉励、苦労の末に作家になった人である。そして大衆文芸の作家として文化功労者にも選ばれ、文化勲章も授与され、また勲一等瑞宝章にも叙せられた偉大な人である。

林檎

2006年02月12日 | Weblog
林檎については、沢山の思い出がある。食糧事情の悪い戦時中、空腹を満たすために林檎を沢山食べた。物資の足りない戦時下でも、林檎だけはなぜか買うことが出来た。
小生、戦争中は、今は他国になった北朝鮮の咸鏡南道咸興府という街に居たことがある。その郊外には沢山の林檎園があり、春先、花が咲くと一面恰も霞みがかかった様な風情であった。その様子は、残念ながら今日、もう窺うべくもない。遠い青春の貧しかった頃の思い出の一コマである。
この林檎の樹は、長野県佐久近郊の林檎園のものである。

秩父札所巡り

2006年02月11日 | Weblog
「牛に引かれて善光寺詣り」ではないが、信仰心のない小生、あるとき友人に誘われ秩父札所巡りをした。初日は、一番札所から順番に回り、二日目は、歩けるところを出来る限り回り、三日目は、遠いところを車を使い、都合、三日間で全部回った。道すがら地元の人から、三日間で回るとは早いと、讃辞を呈された。
■秩父札所とは?
秩父札所とは秩父郡市内各所(34ヶ所)に点在する観世音菩薩(観音)を祀ったお寺のことです。もともと札所はその名のとおり、巡礼の証として、また様々な思い、願い事を込めてお堂に木札を打ちつけ、納める場所でありました。しかし現在、木札は紙の札に代わり納めるようになりました。