MVKのいろいろ

残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

日々草(にちにちそう)

2010年04月11日 | Weblog
この日々草は、隣のお宅の庭で綺麗咲いていたものである。ものもの本によれば色々な色があるようだが、この日々草の色は、あまり見掛けないようだ。もしかして、この日々草は、珍しい種類なのかも知れない。

日日草 ・夾竹桃(きょうちくとう)科。
・学名 Catharanthus roseus
Catharanthus : ニチニチソウ属
roseus : バラ色の、淡紅色のCatharanthus(カサランサス)は、
ギリシャ語のkatharos(純粋な)+ anthos(花)」が語源

・西インド原産。
・梅雨の頃から秋まで咲き続けます。
・日々新しい花に咲き代わることからこの名前になった。また、それぞれの花は1日花ではなく3~5日はもつ。
・日照りや乾燥にも強い。
・別名 「日日花(にちにちか)」

・7月8日、9月17日の誕生花(日日草)
・花言葉は「生涯の友情、優しい追憶」(日日草)

  (季節の花 300から引用)

今日の誕生日の花 シャガ  花言葉 私を認めて、反抗

今日の一句    箸莪の花白きにわきて雲絶えず   加藤楸邨

NHKラジオ深夜便から引用



ひっそりと咲いている垂れ桜

2010年04月11日 | Weblog
我が家のすぐ前に柳瀬川という一級河川が流れている。一級河川と云っても、少し大きな小川と言った程度の河川である。その川岸に何本かの桜の木があり、これは、その中での垂れ桜の何本かである。あまり訪れる人もなく、寂しげにひっそり咲いている垂れ桜である。

枝垂桜 ・薔薇(ばら)科。
・学名 Prunus pendula
Prunus : サクラ属
pendula : 下垂の、つり下がる
Prunus(プラナス)は、
ラテン古名の「plum(すもも)」が語源。

・開花時期は、 3/20頃~ 4/20頃。
3月下旬頃から咲き出すものと、桜より少し遅れて4月5日頃から咲き出すものがある。
・長い枝を垂れ下げ、その先端にたくさん花をつける。八重のものもある。
・「八重紅枝垂(やえべにしだれ)」とか紅枝垂(べにしだれ)」など、品種いろいろ。
ちなみに、春に紅葉するモミジにも同じ「紅枝垂(べにしだれ)」という総称が
ついている。→ 紅枝垂 へ

・梅にも枝垂梅というのがあります。

・なぜ枝が垂れるのか、という研究をしているグループがあり、「枝は伸びると重力によって下に垂れそうになるが、ふつうの植物にはそれに打ち勝つだけの復元する力があり上(太陽)に向かって伸び続ける。
しかし枝垂桜にはその力が弱く、人間が支え木などをして育てていかないと大きくならない」との見解を出している。

  (季節の花 300から引用)

今日の誕生日の花 ミヤコワスレ    花言葉 忘れ得ぬ人

今日の一句   とほく灯のともりし都忘れかな  倉田紘文

NHKラジオ深夜便から引用

蒲公英(たんぽぽ)

2010年04月10日 | Weblog
我が家の近くでも、沢山蒲公英を見掛ける季節になった。最近は、西洋蒲公英に駆逐され伝統的な蒲公英が少なくなったということである。小生、恥ずかしながら、どれが伝統的な蒲公英なのか良く分からない。もし、お判り方が居られたら、是非ご教示戴きたい。

蒲公英(たんぽぽ)・菊(きく)科。
・学名 Taraxacum : タンポポ属
Taraxacum(タラクサカム)は、アラビア語の「tharakhchakon(苦い草)」が語源。

・開花時期は、 3/10頃~ 5/ 末頃だが、そのほかの季節でも、数は少ないがときどき咲いているのを見かける。
・どこででも見かけるポピュラーな花。
・種子は風に乗って飛んでいく。
耳の中に入れないように気をつけましょう。
高野箒にも似ている。

・種子の冠毛が丸く集まっているようすがたんぽ」(綿を丸めて布などで包んだもの)に
似ていることから「たんぽ穂」と名づけられ、たんぽぽ」になった。
漢字の「蒲公英」は漢名から。


・英語名は「ダンデライオン」”ライオンの歯”。(フランス語の dent de lionから来ている)独特の葉のギザギザを、荒々しい獅子の歯並びにたとえた。


・関東タンポポと西洋タンポポの違い
→ 花のすぐ真下のところが
ベリッとめくれてるのが”西洋”、
めくれないのが”関東”。
都市近辺で見られるのは、ほとんどが帰化植物の「西洋タンポポ」。
(花の下のところがめくれてます)


・黄色い花が圧倒的だが、白花のものもある。
・たんぽぽの蜜(みつ)は、春の花々が咲くまでの蝶の貴重な食料となる。
・比較的若い葉を水にさらしてサラダにできる。
また、花は天ぷらにして食べられる。
また、葉を煎じて飲むと利尿剤として効く。(古くから薬用として使われている)
・別名 「鼓草(つづみぐさ)」
茎の両端を細かく裂くと、そり返って鼓のような形になるから。
また、「たんぽぽ」の名は、この鼓をたたいたときの音の「たん、ぽんぽん」の略からきている、ともいわれる。

  (季節の花 300から引用)

今日の誕生日の花 ヤマザクラ   花言葉 あなたにほほえむ

今日の一句    山又山山桜又山桜      阿波野青畝

NHKラジオ深夜便から引用

我が家の姫林檎

2010年04月08日 | Weblog
我が家の玄関先に植えてある姫林檎の花が、いま一斉に咲き始めた。この姫林檎は、鉢植えのものを地面下ろしたもので、毎年春先には、綺麗な花を咲かせてくれる。また、秋には、可愛い林檎を沢山実らせ楽しませてくれる我が家の貴重な植木である。


ヒメリンゴ(姫林檎) は、春に白い花を咲かせ、秋に果実を食べるリンゴ(林檎)より小さな赤や黄色の果実をつける、
主として、観賞用のバラ科リンゴ属の耐寒性落葉低木です。盆栽でもみかけます。

一般名:ヒメリンゴ(姫林檎)
学名:Malus× cerasifera
別名:イヌリンゴ(犬林檎)、ミカイドウ(実海棠)
科属名:バラ科リンゴ属
原産地:アジア→園芸種
草丈:50~300cm 開花期:4~5月 花色:白 花径:2cm 実色:赤・黄 観賞期:10~11月

■リンゴ(林檎)の仲間
・ハナカイドウ(花海棠)
・ヒメリンゴ(姫林檎)

今日の誕生日の花 オキナグサ    花言葉 華麗、告げられぬ恋

今日の一句    翁草父母のくらしを忘れゐし  増田宇一  

NHKラジオ深夜便から引用

目の間の山桜が満開

2010年04月07日 | Weblog
今日、四月八日は、花祭り。この近くのお寺では、先日の日曜日、盛大な花祭りを行ったようである。

我が家の直ぐ目の前に山桜が生えている。その山桜がいま丁度満開である。山桜は、花と一緒に葉が出るというが、まったく其の通り葉っぱが出ている。花と葉っぱが一緒というのも、趣があって味なものである。

ヤマザクラ(山桜、学名:Prunus jamasakura)はバラ科サクラ属の落葉高木。
日本の野生の桜の代表的な種で、和歌にも数多く詠まれている。
サクラの仲間では寿命が長く大木になる。ヤマザクラを原種として品種改良された種も多い。多くの場合葉芽と花が同時に展開する(開く)ので、これがソメイヨシノと区別する大きな特徴となる。
日本列島、朝鮮半島に分布。開花時期は3~4月頃。

ヤマザクラは同一地域の個体群内でも個体変異が多く、開花時期、花つき、葉と花の開く時期、花の色の濃淡と新芽の色、樹の形など様々な変異がある。
同じ場所に育つ個体でも一週間程度の開花時期のずれがあるため、同じサクラでもソメイヨシノと異なり、短期間の開花時期に集中して花見をする必要はなく、じっくりと観察できる。
ソメイヨシノの植栽の普及する前の花見文化はむしろ、このように長期間にわたって散発的に行われるものであった。
新芽から展開しかけの若い葉の色は特に変異が大きく、赤紫色、褐色、黄緑色、緑色などがあり、裏面が白色を帯びる。 花弁は5枚で、色は一般的に白色、淡紅色だが、淡紅紫色や先端の色が濃いものなど変化も見られる。樹皮は暗褐色または暗灰色。
家具の材料としても人気が高い。
「吉野の桜」とは、本来この山桜を指すものであり、日本の象徴とされた桜でもある。長寿な種であり、尾所には樹齢500年を越えるものが見られる。

  (ウィクペデアより引用)

今日の誕生日の花 レンゲソウ    花言葉 私の苦しみを和らげる、感化

今日の一句    手にとるなやはり野におけ蓮花草    瓢水

NHKラジオ深夜便から引用

草木瓜(くさぼけ)

2010年04月06日 | Weblog
我が家の周辺には、村山・山口貯水池をひかえ自然豊かなところで、一般には狭山丘陵と云われる土地柄でもある。当然のことながら、草木瓜やヤブコウジや春蘭など貴重な植物が沢山生えていたところである。この様な豊かな自然に魅せられ、多くの人達が散策に訪れるようになり、残念な事ながら珍しい植物が段々かげを失って仕舞ったようだ。この草木瓜は、近所の知人が栽培していたものを特別に分けて貰った大切なもので、いまや珍しい植物になったかも知れない。

草木瓜(くさぼけ)・薔薇(ばら)科。
・学名 Chaenomeles japonica
Chaenomeles : ボケ属
japonica : 日本の
Chaenomeles(カエノメレス)は ギリシャ語のchaino(開ける)+ melon(リンゴ)」が語源で、”裂けたリンゴ”の意味。

・冬から春にかけて、オレンジ色の花が咲く。
・盆栽としても利用される。
・別名「地梨」(じなし)。
果実は果実酒にされる。
・枝にはトゲあり(痛いよ♪)


<木瓜と草木瓜のちがい>
【木瓜(ぼけ)】
・背が高い。
・枝のトゲはあまり目立たない。
・実は草木瓜の実よりも大きくて、色は黄色。縦に「彫り」が入っている。
【草木瓜(くさぼけ)】
・背は木瓜より低い。
・枝にトゲがいっぱいある。
・実はボケよりは小さく、色は黄色。
縦に「彫り」は入っておらず、表面はつるつる。

   (季節の花 300から引用)

今日の誕生日の花 オドリコソウ   花言葉 快活、陽気

 今日の一句     一の矢は踊子草の辺に落ちぬ    梶山千鶴子

 NHKラジオ深夜便から引用

カラフルな花桃

2010年04月04日 | Weblog
散歩の途中、最近は、沢山色んな花にお目に掛かる機会が多い。梅が咲き、桜が咲いて、これからは桃の花ではないかと思う。最近は、特に色々な色に咲き分けるカラフルな桃の花が一番素晴らしく美しい様だ。

花桃(はなもも)・薔薇(ばら)科。
・学名 Prunus persica
Prunus : サクラ属
persica : ペルシャの
Prunus(プラナス)は、ラテン古名の「plum(すもも)」が語源。

・開花時期は、 3/10頃~ 4/ 末頃。
(ふつうの桃は3/10頃~ 4/15頃で、「写真集4」にある「菊桃(きくもも)」はそれより遅く、4/10頃~ 4/ 末頃に開花。)
・3月3日の「桃の節句(ひなまつり)」に桃を
ひな人形のとなりに添えるが、これは温室内で育てた桃で、屋外の桃の開花はもう少しあとになってから。また、早咲きと遅咲きがある。


・枝に沿ってびっしりと花をつける。
幹には桜のような横線が入っている。
・いろいろ種類がある。ふつう、町でみかけるのは、花桃(花を鑑賞する目的の園芸品種)。
・縄文時代から栽培されている。


・実が赤いところから「もえみ(燃実)」が変化して「もも」になったらしい。
杏の実ともそっくり。
花のときによく見きわめておかないと間違えちゃいます。→ 杏の実へ

・「桃」の字は中国から伝わった。
・桃の字の「兆」は”妊娠の兆し”を意味しており、桃が「女性」や「ひな祭り」と関係があるのはこの理由かららしい。
・桃の花の色から「桃色」という色名が生まれた。
・日本昔話の「桃太郎」も有名。
桃太郎は桃から生まれた強い男の子ですね。
この話自体、相当昔からあり、桃の木は万葉の頃から霊力のある木とされてきた。
・「桃 栗 3年、柿8年、梅は酸い酸い13年、柚子は大馬鹿18年、林檎ニコニコ25年」。
実を結ぶ時期のこと。
何事も、時期が来なくてはできないというたとえ。

   (季節の花 300から引用)

今日の誕生日の花 イカリソウ    花言葉 あなたを離さない

今日の一句    碇草生まれかはりて星となれ     鷹羽狩行   

NHKラジオ深夜便から引用

花韮(はなにら)

2010年04月03日 | Weblog
この花は、我が家のお隣さんの玄関先に咲いていたものである。最初、花弁が尖っていたので花韮でなく、別な花かと思っていたが、調べてみたら、やっぱり花韮だった。花韮にも、この様な紫色の花が咲く種類もあるんだということが判った。

花韮 百合(ゆり)科。
・学名 Ipheion uniflorum
Ipheion : イフェイオン属
uniflorum : 単花の、一花の


・開花時期は、 2/10頃~ 5/10頃。
・南アメリカ原産。
・星型、白い花。うす紫色の種類もある。
・葉っぱをちぎると名前のとおりニラの
においがする。
花が美しく、葉が韮(にら)に似ていることから「花韮」。
・別名 「西洋甘菜(せいようあまな)」。

   (季節の花 300から引用)

今日の誕生日の花 キジムシロ    花言葉 明るく輝いて

今日の一句     雉蓆咲く野を長き貨車の列   加藤耕子

NHKラジオ深夜便から引用


山桜の巨木

2010年04月03日 | Weblog
我が家から歩いて10分ほどのところに此の山桜の巨木がある。(東京都の境界から100メートル位)此の桜の樹齢は、写真を撮りに来た人の話では、百年位経っているのではないかということである。また、近所の人の話では、これは山桜ではなく、大島桜ではないかと言うことである。この際、識者の言い分を尊重して大島桜としておこう。


オオシマザクラ(大島桜)とはバラ科の植物の一種。
学名はCerasus speciosa (Koidz.) H.Ohba, 1992
春に白色の花を多数つける、野生種のサクラの一種。
特徴
高さは15mに達する落葉高木。葉は長さ5cm~10cm程度で、先端が尖った倒卵形または楕円形で互生、細かい鋸歯を持つ。晩秋に紅葉する。
花期は春、3月から4月にかけ、葉の成長とともに茎の先端から数個の花をつける。
花弁は白色で5弁、淡い芳香を持つ。初夏にかけて結実し、十分に熟した果実は食用となる。
丈夫で潮風にも強いことから、庭木や公園等の植林に用いられる。
晩秋に紅葉する。カスミザクラの島嶼型であり、母種と比較して葉に細かい毛がないことで判別できる。また、このオオシマザクラは、多くの園芸品種を生み出したサクラでもある。また、庶民の間で食される、桜餅は、このサクラの若葉を塩漬けにした物を使用する。この独特な香りの由来はクマリンと言う成分が主体で、秋の七草のフジバカマと同様の香りがする。

今日の誕生日の花 ニリンソウ    花言葉 かわいらしい

今日の一句   膝折ればわれも優しや二輪草    草間時彦

NHKラジオ深夜便から引用





染井吉野が満開

2010年04月03日 | Weblog
da埼玉、所沢では、染井吉野が丁度、満開といったところだ。

桜(染井吉野)・薔薇(ばら)科。
・学名 Prunus × yedoensis(染井吉野)
Prunus lannesiana var. speciosa (大島桜)
Prunus jamasakura (山桜)
Prunus : サクラ属
yedoensis : 江戸の
lannesiana : 園芸家「ラネス」さんの
speciosa : 美しい、華やかな
jamasakura : ヤマザクラ(日本名)
Prunus(プラナス)は、ラテン古名の「plum(すもも)」が語源。
・英語では、桜の木は「Japanese cherry」、桜の花は「Cherry blossom(チェリーブラッサム)」。

・開花時期は、 3/25頃~ 4/10頃(染井吉野)。
・日本原産。
・2月にもなると、全国の桜の開花前線予想がいろんなところから発表される。
1日の平均気温がだいたい10度を越えたら”開花”。
(最高気温が14度、最低気温が6度ぐらいかな)。
花の見頃は開花宣言から1週間ぐらいあと。
・”花見”といえば桜。いろいろ種類があるが「染井吉野(そめいよしの)」がもっとも有名。
花は、うすピンク色。
(日本の桜の8割以上は、この染井吉野)
白花でよく見かけるのは「大島桜(おおしまざくら)」。
・「桜花爛漫(おうからんまん)」
→ 桜が満開で、すばらしい眺めのこと♪


・桜の霊である「木之花咲耶姫(このはなさくやひめ)」が最初の桜のタネを富士山からまいたといわれ、「さくやひめ」の名前から「さくら」になったらしい。
なお、「木之花」は「此花」と書かれることもある。
此花咲耶姫 → ”この花(桜)のように美しい姫”。この名前は「古事記」に出てくる。

・染井吉野は江戸時代に、江戸駒込の染井村から植栽が始められた。初めは見事な桜の代名詞として「吉野桜」と呼ばれたが、誕生地の「染井」の名を加えて「染井吉野」になった。
・幹のところに横向きの線が入っているのが桜の特徴。
・秋の紅葉もきれい。
「染井吉野」は落葉するのが早いようだ。
・山桜は、花が咲くのと葉が出てくるのがほぼ同時で、葉っぱが茶色いのが特徴。(5月を過ぎるとふつうの緑色の葉っぱになる)
染井吉野より、少しだけ遅れて咲き出す。
・日本の国花はこの桜(厳密には「山桜」)と菊の2つ。

   (季節の花 300から引用)