これは、豆(まめ)科、ネムノキ属の合歓木(ねむのき)の花である。この合歓木は、お辞儀草と葉っぱはよく似ているが、触っただけでは葉っぱが閉じない。が、夜になると自然に「寝たように」葉っぱが閉じるそうである。それでなたようなを捩って「ねむの木」というネーミングになったということである。この合歓木の花は、花の咲き方が面白い。最初の花は、一端、途絶えるが、8月になると再び咲き始めるという面白い花である。また、花が、化粧用の刷毛(はけ)に似ているというのも面白い。
合歓木(ねむのき)・豆(まめ)科。
・学名 Albizia julibrissin
Albizia : ネムノキ属
Albizia の名は、
18世紀頃にヨーロッパに
このネムノキ属を紹介した、
イタリアの「Albizziさん」
の名前にちなむ。
・開花時期は、 6/15 ~ 9/ 5頃。
7月後半頃は花が途絶えるが、
8月になると再び咲き始める。
・日当たりのよいところに生える。
・夏の夕方に、
かわった紅の花を咲かせる。
花は化粧用の刷毛(はけ)に
似ている。
・オジギソウの葉は
触るとシューッと閉じるが、
ネムノキの葉は
触っただけでは閉じない。
夜になると
ゆっくりと自分で閉じる。
それがまるで眠るようなので
「眠りの木」、
そしてしだいに
「ねむの木」に変化していった。
・地方によっては「七夕」の日に
「ネム流し」といって
合歓の木の枝と大豆の葉を
川の流れに流して
邪気をはらう行事がある。
・地方によって
いろんな呼び名があるが、
(ねんねの木、眠りの木、
日暮らしの木・・・)
眠りを意味するものがほとんど。
・「昼は咲き 夜は恋ひ寝(ぬ)る
合歓木(ねぶ)の花 君のみ見めや
戯奴(わけ)さへに見よ」 万葉集 紀女郎(きのいらつめ)
「合歓咲く
七つ下りの 茶菓子売り」 小林一茶
「象潟(きさかた)や
雨に西施(せいし)が
ねぶの花」 奥の細道 松尾芭蕉
(”西施”とは、中国の春秋時代の
傾国の美女のこと。花をこの美女にたとえた)
(季節の花300から引用)
今日の誕生日の花:ハンゲショウ 花言葉:内に秘めた情熱
今日の一首:どことなく寂しい風情の半夏生秘めた想いのさゆらぐような 鳥海昭子
(NHKラジオ深夜便から引用)
合歓木(ねむのき)・豆(まめ)科。
・学名 Albizia julibrissin
Albizia : ネムノキ属
Albizia の名は、
18世紀頃にヨーロッパに
このネムノキ属を紹介した、
イタリアの「Albizziさん」
の名前にちなむ。
・開花時期は、 6/15 ~ 9/ 5頃。
7月後半頃は花が途絶えるが、
8月になると再び咲き始める。
・日当たりのよいところに生える。
・夏の夕方に、
かわった紅の花を咲かせる。
花は化粧用の刷毛(はけ)に
似ている。
・オジギソウの葉は
触るとシューッと閉じるが、
ネムノキの葉は
触っただけでは閉じない。
夜になると
ゆっくりと自分で閉じる。
それがまるで眠るようなので
「眠りの木」、
そしてしだいに
「ねむの木」に変化していった。
・地方によっては「七夕」の日に
「ネム流し」といって
合歓の木の枝と大豆の葉を
川の流れに流して
邪気をはらう行事がある。
・地方によって
いろんな呼び名があるが、
(ねんねの木、眠りの木、
日暮らしの木・・・)
眠りを意味するものがほとんど。
・「昼は咲き 夜は恋ひ寝(ぬ)る
合歓木(ねぶ)の花 君のみ見めや
戯奴(わけ)さへに見よ」 万葉集 紀女郎(きのいらつめ)
「合歓咲く
七つ下りの 茶菓子売り」 小林一茶
「象潟(きさかた)や
雨に西施(せいし)が
ねぶの花」 奥の細道 松尾芭蕉
(”西施”とは、中国の春秋時代の
傾国の美女のこと。花をこの美女にたとえた)
(季節の花300から引用)
今日の誕生日の花:ハンゲショウ 花言葉:内に秘めた情熱
今日の一首:どことなく寂しい風情の半夏生秘めた想いのさゆらぐような 鳥海昭子
(NHKラジオ深夜便から引用)