MVKのいろいろ

残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

石楠花(しゃくなげ)の花

2017年01月30日 | Weblog
これは、躑躅(つつじ)科、ツツジ属の石楠花(しゃくなげ)の花の蕾である。この石楠花の開花時期は、 4/10 ~ 5/ 5頃であるが、斯様に蕾を膨らませ開花時期を待っているのである。これは、西洋石楠花であるが、本(ほん)石楠花や細葉(ほそば)石楠花、白山(はくさん)石楠花、東(あずま)石楠花など、いろいろ種類がある。
6月5日の誕生花 花言葉は 「威厳、荘厳」
ネパールの国花。福島県の県花 滋賀県の県花



  今日の誕生日の花:ギョリュウバイ   花言葉:密月

  今日の一句:玄関に縄跳びの縄春近し     皆川盤水

  (NHKラジオ深夜便から引用)

辛夷(こぶし)の花の蕾

2017年01月29日 | Weblog
これは、木蓮(もくれん)科、モクレン属の辛夷(こぶし)の蕾である。辛夷の開花時期は、 3/15 ~ 4/15頃であるが、早くも蕾が膨らみ始めた。この花のネーミングは、つぼみが開く直前の形が子供のにぎりこぶしに似ているところから、この名前になったらしい。昔の人は、この花の開花時期から農作業のタイミングを判断したり、花の向きから豊作になるか否かを占ったりした。また、辛夷の実は、ゴツゴツしており、その実の具合から「こぶし」と命名されたのでは、との説もある。辛夷は、白い花で、花びらの幅は狭い。全開すると白木蓮より小さい。葉に先立って開花。花の下に小さい葉を一枚つける。
辛夷の別名は、「田打桜(たうちざくら)」 3月24日の誕生花「信頼」



  今日の誕生日の花:カルセオラリア、キンチャクソウ     花言葉:助けあい

  今日の一句:日脚伸びいのちも伸ぶるごとくなり     日野草城

  (NHKラジオ深夜便から引用)

沈丁花(じんちょうげ)という花

2017年01月28日 | Weblog
これは、沈丁花(じんちょうげ)科、ジンチョウゲ属の沈丁花(じんちょうげ)という花である。この花の開花時期は、 2/25頃 ~ 3/末頃、春の開花ラッシュの始まりを告げる花である。花芽は、前年の秋にはできているが、実際に咲き出すまでに寒い中、3ヶ月以上を花芽のまま過ごし、いま漸く蕾が膨らみはじめたところである。
この花は、中国原産。室町時代に我が国に渡来した。花は、外側はピンクで内側は白い。外側、内側ともに白い種類もある。香りは「沈香(じんこう)」という香りに似ており、葉の形が丁子(ちょうじ)という植物に似ているところから、
”沈丁花”になった。遠くにいても匂ってくる。秋の金木犀と同じぐらい香る。枝の繊維は紙の原料にもなる。
3月23日の誕生花 花言葉は「優しさ、おとなしさ」




  今日の誕生日の花:ハナアナナス   花言葉:蓄える

  今日の一首:いのちなる力はじけてハナアナナス花のひとつの今朝のむらさき  鳥海昭子
  
  (NHKラジオ深夜便から引用)
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アロエという花

2017年01月27日 | Weblog
これは、百合(ゆり)科、アロエ属のアロエという花である。アロエの開花時期は、11/15 ~ 2/10頃が普通であるが、夏咲きの品種もある。あろえは、アフリカ原産で、花が咲くものと咲かないものがある。鉢植えしているものは咲きにくいようだ。(橙色の花。)葉は肉質でギザギザ。健康食品となるがすごく苦い♪別名「医者いらず」。整腸や胸やけ、やけどによく効くらしい。日本で栽培されるのは、ほとんどが「木立(きだち)アロエ」という種類。葉っぱの幅が広い「アロエ・ベラ」という種類もある。ヨーグルト等で使われるのは、こちら。葉っぱは苦くない。



  今日の誕生日の花:エンドウ   花言葉:未来の喜び

  今日の一句:暁は花えんどうより見えはじむ   宇多喜代子

  (NHKラジオ深夜便から引用)

梅の花

2017年01月26日 | Weblog
これは、薔薇(ばら)科、サクラ属の梅の花である。梅の花の開花時期は、 1/20 ~ 4/ 5頃。1月中旬頃から咲き出すもの、3月中旬頃から咲き出すものなど、さまざま。また、桜とちがって、咲き方も散り方もゆっくり。いろいろな園芸種がある。とてもよい香りの5弁花。「馥郁(ふくいく)たる梅の香り」の”馥郁”とは、「とてもよい香り」の意味。これは、中国原産。奈良時代の遣隋使(けんずいし)または遣唐使(けんとうし)が、中国から持ち帰ったらしい。実が梅干しとなる(白梅の場合)。梅雨の頃に収穫する

 「梅雨(つゆ)」の名の由来は、梅の実がなる頃に雨が多いかららしい。



  今日の誕生日の花:キンカン   花言葉:思い出

  今日の一句:しばれると皆言ひ交はす夜空かな   櫂未知子

  (NHKラジオ深夜便から引用)

レモンの木

2017年01月25日 | Weblog
これは、蜜柑(みかん)科、ミカン属のレモンの木である。これは、亜熱帯性の柑橘(かんきつ)類で、インド北東部のアッサム地方原産である。12世紀頃には地中海地方で栽培されていた。ビタミンCの重要な供給源として15世紀のコロンブスのアメリカへの航海にも持参されたという。これは、明治初期に渡来したが、日本の気候になかなか合わず現在は広島県地方で、わずかに栽培されている。
レモンは、5月頃、白い花が咲く。枝にちょっとだけトゲがある。初冬にあの「レモン」の実がなる。すっぱいがビタミンCが多い。「ユーレカ」「リスボン」などの品種がある。



  今日の誕生日の花:ミスミソウ、雪割草   花言葉:内緒、優雅

  今日の一句:雪割草に屈むや兄も妹も   山田みづえ

  (NHKラジオ深夜便から引用)

シンビジュームという花

2017年01月24日 | Weblog
この蘭(らん)科、シュンラン属(シンビジウム属)のシンビジウムは、東南アジアやオーストラリアに自生する原種をかけあわせて作られたランの仲間である。カトレア、パフィオペディルム、デンドロビウムとともに4大洋ランといわれている。
草丈30~80cmに生長し、寒さに強く、凍らなければ枯れない。大型、中型、小型があり、花色のバリエーションも豊富である。
日本にはじめて紹介された洋ランで、1859年にトーマス・グラバーによって持ち込まれ、その後、盛んに品種改良が行われ、今も胡蝶蘭の次に生産量が多い、人気の花である。



  今日の誕生日の花:フウキギク,サイネリア   花言葉:快活、常に輝かしく

  今日の一句:サイネリア待つといふこときらきらす     鎌倉佐弓

  (NHKラジオ深夜便から引用)

モミジバゼラニュームという花

2017年01月23日 | Weblog
これは、風露草(ふうろそう)科、テンジクアオイ属のモミジバゼラニュームという花である。これは、もみじのような葉っぱと、ゼラニュームに似た花の組み合わせの、そのとおりの名前である。花は長い間咲いている。
 赤色の濃い花である。秋から冬にかけてモミジのように葉が紅葉するモミジバゼラニウム。春には鮮やかなオレンジ色の花を咲かせるのである。



  今日の誕生日の花:エリカ    花言葉:幸運

  今日の一句:エリカ咲くひとかたまりのこむらさき     草間時彦    

  (NHKラジオ深夜便から引用)

犬梅擬(いぬうめもどき)の真赤な実

2017年01月22日 | Weblog
これは、黐の木(もちのき)科、モチノキ属の犬梅擬(いぬうめもどき)の実である。この犬梅擬は、秋から冬になると赤い実がとてもきれいである。ちなみに「梅擬(うめもどき)」は「黐の木(もちのき)科」の木、よく似ているので見間違うことがよくある。
植物名に「イヌ」が付くと役に立たないという意味になるのだが、 ウメモドキと違いはなく、何故イヌの名がつくのかは不明。ウメモドキには若枝や葉の柄に毛があるが、これは無毛。ウメモドキの名は、葉の形が梅に似ているというのが有力だが、枝、あるいは花が似ていると言う説もある。



  今日の誕生日の花:フクジュソウ    花言葉:幸福を招く、長寿

  今日の一句:千金の日をさづかりて福寿草       木内怜子

  (NHKラジオ深夜便から引用)

ノースポールという花

2017年01月22日 | Weblog
これは、菊(きく)科、キク属のノースポールという花である。これは、マーガレットと見間違うほどよく似た花である。この花の開花時期は、12/20 ~ 翌 6/15頃と長期に咲いている花である。原産地は、アフリカ北部アルジェリアあたり。日本には1960年代頃に伝えられた、比較的新しい花である。地中海沿岸に広く分布しているそうである。花つきがよく、株全体をおおうほどに白く咲くところから「北極」のイメージが連想され、そこから「ノースポール(北極)」のネーミングになったらしい。マーガレットよりちょっと小型で、道端などの花壇によく植えられている。
ノースポールの別名は、「クリサンセマム・ノースポール」「クリサンセマム・パルドーサム」



  今日の誕生日の花:シンビジウム   花言葉:深窓の麗人

  今日の一句:寒鯉の雲のごとくにしづもれる      山口青邨

  (NHKラジオ深夜便から引用)