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合歓木(ねむのき)の花

2014年08月02日 | Weblog
これは、豆(まめ)科、ネムノキ属の合歓木(ねむのき)の花である。この花は、咲く時間が不定期、しかも、咲く時期も、不定期のようである。何日か前、この合歓の花を此のプログにアップしたことがあるが、また咲いていたので再度、此処にアップしたような次第である。したがって、詳細は、省略。



合歓木(ねむのき)・豆(まめ)科。
・学名 Albizia julibrissin
   Albizia : ネムノキ属

 Albizia の名は、
 18世紀頃にヨーロッパに
 このネムノキ属を紹介した、
 イタリアの「Albizziさん」
 の名前にちなむ。
 
・開花時期は、 6/15 ~ 9/ 5頃。
 7月後半頃は花が途絶えるが、
 8月になると再び咲き始める。
・日当たりのよいところに生える。

・夏の夕方に、
 かわった紅の花を咲かせる。
 花は化粧用の刷毛(はけ)に
 似ている。

・オジギソウの葉は
 触るとシューッと閉じるが、
 ネムノキの葉は
 触っただけでは閉じない。
 夜になると
 ゆっくりと自分で閉じる。
 それがまるで眠るようなので
 「眠りの木」、
 そしてしだいに
 「ねむの木」に変化していった。

・地方によっては「七夕」の日に
 「ネム流し」といって
 合歓の木の枝と大豆の葉を
 川の流れに流して
 邪気をはらう行事がある。

・地方によって
 いろんな呼び名があるが、
 (ねんねの木、眠りの木、
  日暮らしの木・・・)
 眠りを意味するものがほとんど。

・「昼は咲き
  夜は恋ひ寝(ぬ)る
  合歓木(ねぶ)の花
  君のみ見めや
  戯奴(わけ)さへに見よ」万葉集 紀女郎(きのいらつめ)

 「合歓咲く
  七つ下りの 茶菓子売り」   小林一茶

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:ニチニチソウ(キョウチクトウ科) 花言葉 楽しい思いで 友情

  今日の1首:集い来てよく笑いたる子らありき ニチニチソウが咲けば想えり

  (NHKラジオ深夜便から引用)