MVKのいろいろ

残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

アネモネ

2013年02月28日 | Weblog
これは、金鳳花(きんぽうげ)科、イチリンソウ属のアネモネという花である。このアネモネは、散歩の途中、とあるお宅で、綺麗な花を見せてくれると言って家の中から持ち出してきて呉れた花である。見せてくれた人は、小生が何時も、花を尋ねて散歩しているのを知っている人で、大変有り難いお方である。このアネモネを見せていただきながら、同じ金鳳花(きんぽうげ)科お花で、ラナンキュラスという花も、この季節に咲く美しい花だといったようなことを暫し語り合ったものであった。



アネモネ・金鳳花(きんぽうげ)科。
・学名  Anemone coronaria
   Anemone : イチリンソウ属
   coronaria : 花輪に使う
 Anemone(アネモネ) は、
 ギリシャ語の「風」が語源。
 「風の花」の意味のようだ。
 「早春の風」が吹き始めると
 開花する、とも
 妖精アネモネの化身、
 ともいわれる。
 
・南ヨーロッパ地中海沿岸原産。
 明治初期に渡来。
・秋植えの球根植物。
 春、赤白青紫など
 いろんな色の花が咲く。
・葉っぱは細かく裂けた形。

・美の女神アフロディーテは、
 キューピッドの射た愛の矢に
 誤って傷つき、
 美少年アドニスと恋に落ちた。
 ところがそのアドニスは、
 猟に出た日に、
 イノシシの角に突かれて
 死んでしまい、
 アフロディーテが
 悲しみのあまり流した涙が
 アネモネになった、
 といわれている。

・アネモネの赤い花の色は
 「血」と「生命」の象徴とされる。
・中央アジアのアルメニアの国花。

・別名 「牡丹一毛(ぼたんいちげ)」
 「紅花翁草  (べにばなおきなぐさ)」

・1月10日、2月2日、
 3月10日の誕生花
・花言葉は
 「清純無垢、無邪気、辛抱、待望」

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:ハハコグサ   花言葉:いつも思う優しい人

  今日の一句:母子草やさしき名なり蕾もち   山口青邨

  (NHKラジオ深夜便から引用)

ノースポール

2013年02月27日 | Weblog
これは、菊(きく)科、キク属のノースポールという花である。このノースポールは、二週間ほどまえに一度、此処にアップしたことがある花である。何故、再度、此処にアップしたかというと、先日、この花を購入したとき、余りにも値段が安かったからで、その価格が世間相場なのかと不思議に思ったからである。このノースポールは、二鉢で合計250円であった。この様な花卉類の価格動向は、よく知らないが、運送費や利益を考慮して、これが妥当な値段かどうか疑問に思ったからである。このノースポールは、決して安かろう悪かろうという品ではなかった。でも、値段が、鉢代にもならない金額だとしたら、やはり見切り品だったのかも知れない。


ノースポール・菊(きく)科。
・学名  Chrysanthemum paludosum
   Chrysanthemum : キク属
   paludosum : 沼地生の(他に、
  Leucanthemum paludosum
    cv. North Poleとの説もある。
   (レウカンセマム属))

 Chrysanthemum(クリサンセマム)は、
 ギリシャ語の 「chrysos(黄金色)
  + anthemon(花)」が語源。
 
・開花時期は、12/20 ~ 翌 6/15頃。
・原産地はアフリカ北部
 アルジェリアあたり。
 日本には1960年代頃に
 伝えられた、新しい花。
 地中海沿岸に広く分布している。

・花つきがよく、
 株全体をおおうほどに白く
 咲くところから
 「北極」のイメージが連想され、
 そこから
 「ノースポール(北極)」の名に。

・マーガレットよりちょっと小型。
・道端の花壇によく植えられる。

・別名 「クリサンセマム・ノースポール」
 「クリサンセマム・パルドーサム

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:フリージア    花言葉:無邪気、潔白

  今日の一句:二月尽何か大きな忘れもの       下村ひろし

  (NHKラジオ深夜便から引用)

我家の梅咲く

2013年02月26日 | Weblog
これは、薔薇(ばら)科、サクラ属の梅(うめ)の花である。しかも此れは、畏れ多くも我が家で咲いた梅の花である。この梅のルーツは、東京都青梅市の吉野梅郷で買い求めた梅の二鉢の一つである。吉野梅郷では、2月下旬梅祭りが催される。そのお祭りの時、紅梅と白梅をペアで購入したのであった。紅梅は、手入れが悪いため枯らしてしまい、白梅は、辛うじて生きながらえているのである。巷間、「桜切る馬鹿、梅きらぬ馬鹿」というように、梅の花を旨く咲かすのは至難の業である。この写真の梅は、如何に管理が難しいか、その典型を表した様な梅の一鉢である。
なお、青梅市吉野梅郷には、吉川英治記念館があり、付近には、吉川英治夫人が地元振興のため開店したと称する紅梅苑という粋なお菓子屋があったり、賑わいを見せている。




梅(うめ)・薔薇(ばら)科。
・学名  Prunus mume(梅)
  Prunus mume
    var. bungo(豊後梅)
   Prunus : サクラ属
   mume : ウメ(江戸時代の梅の呼び名=ムメ)
   bungo : ブンゴ(豊後) Prunus(プラナス)は、
 ラテン古名の「plum(すもも)」が語源。

・開花時期は、 1/20 ~ 4/ 5頃。
 1月中旬頃から咲き出すもの、
 3月中旬頃から咲き出すものなど、さまざま。 
 また、桜とちがって、
 咲き方も散り方もゆっくり。

・木の花がほとんど咲いていない冬に、
 「ついに梅が咲き出したか♪」
 という、うれしさのインパクトは大きい。

・漢名でもある「梅」の字音の
 「め」が変化して「うめ」になった。

・いろいろな園芸種がある。
・とてもよい香りの5弁花。
 「馥郁(ふくいく)たる梅の香り」
 の”馥郁”とは、「とてもよい香り」の意味。
 (そういえばこの言葉って、梅の香りにしか  
  使われないような気がする♪)


・中国原産。
 奈良時代の遣隋使(けんずいし)
 または遣唐使(けんとうし)が
 中国から持ち帰ったらしい。
 「万葉集」の頃は白梅が、
 平安時代になると紅梅がもてはやされた。
 万葉集では梅について
 百首以上が詠まれており、
 植物の中では「萩」に次いで多い。

・幹がゴツゴツしているのが特徴。
 花を見ただけでは
 桜などと区別がつきにくい。 

・実が梅干しとなる(白梅の場合)。
 梅雨の頃に収穫する
 (梅干し、おいしいです)。
 江戸時代には、
 各藩が非常食として梅干を
 作ることを奨励したため、
 梅林が全国で見られるようになった。
 ちなみに「梅雨(つゆ)」の名の由来は、
 梅の実がなる頃に雨が多いかららしい。

・梅の字は「母」の字を含むが、
 中国ではつわりのときに
 梅の実を食べる習慣があるらしい。

★「鶯宿梅(おうしゅくばい)」の故事
 ある時、
 宮殿の前の梅が枯れてしまった。
 そのときの天皇、村上天皇は
 これを残念に思い、
 かわりの木を探させていたが、
 ある屋敷で良い梅の木を見つけて
 それを勅命で宮殿に献上させた。
 そしてその木を植えてみたところ、
 屋敷の女主人の書いた歌が
 紙で結びつけてあり、

 「勅なれば いともかしこし
  鶯(うぐいす)の宿はと問(と)はば
  いかがこたえむ」とあった。  
 歌の心を知る天皇は、
 すぐにこの梅の木を
 元の屋敷に返したという。(ほのぼのとしたお話です)

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:クロッカス   花言葉:青春の喜び、堅実

  今日の一句:日が射(さ)してもうクロッカス咲く時分      高野素十

  (NHKラジオ深夜便から引用)

プリムラ・ジュリアン(バラ咲き)

2013年02月25日 | Weblog
これは、桜草(さくらそう)科、サクラソウ属のプリムラ・ジュリアン(バラ咲き)という花である。この花は、我が家で、とあるスーパーに買い物に行った際、店先の花屋に展示してあった花を買い求めたものである。この花は、余り見たことがない様な花だったので名前も分からず買ったもので、鉢に付いていた英語で書いた名札がネーミングだとばかり思っていた。ところが、それは、生産者名の名札だったのであった。後日、買い物の序でに件の花屋で尋ねたところ、それは、ジュリアンという花だったのである。この季節の花の解説では、プリムラ全体を解説しているので良く分からないが、よく調べてみたところ、これは、薔薇咲きのジュリアンという花であることが判った。要するに、桜草(さくらそう)科、サクラソウ属の花には、色んな種類の花が沢山あるということが判ったのである。




プリムラ・ジュリアン・桜草(さくらそう)科。
・学名  Primula polyantha
    (プリムラ・ポリアンサ)
  Primula obconica
    (プリムラ・オブコニカ)
  Primula malacoides
    (プリムラ・マラコイデス)

   Primula : サクラソウ属
   polyantha : 多くの花をもつ
   obconica : 倒円錐形の
   malacoides : 軟質の

 Primula(プリムラ)は、
 「primos(最初)」が語源。
 早春、花が他に先駆けて
 咲くことから。
 
・開花時期は、12/10 ~ 翌 5/15頃。
・よく見かけるのは花びらの大きい、
 「プリムラ・ポリアンサ」
   (地面の近くで花が咲く)。
 「プリムラ・ジュリアン」は
    ポリアンサの品種の一つ。
 「プリムラ・オブコニカ」は
    茎が高く伸びる。

・「西洋桜草
 (せいようさくらそう)」は
 野生の桜草の園芸品種で、
 プリムラの一種。
 「西洋桜草」の別名は
 「マラコイデス」、
 「乙女桜(おとめざくら)」。
 マラコイデスの名前で
 よく知られている。

・1月22日の誕生花
  (プリムラ・ポリアンサ)
 2月11日、12月19日の
 誕生花
  (プリムラ・オブコニカ)
・花言葉は
 「無言の愛」
  (プリムラ・ポリアンサ)
 「青春の美しさ」
  (プリムラ・オブコニカ)

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:アズマイチゲ    花言葉:温和

  今日の一句:雪解(げ)川名山けづる響かな      前田普羅

  (NHKラジオ深夜便から引用)

クロッカス

2013年02月24日 | Weblog
これは、文目(あやめ)科、サフラン属のクロッカスという花である。このクロッカスは、散歩の道すがら道端の芝生の中で咲いてたのである。このクロッカスは、二日前通りかかったときは、気がつかなかったのか、咲いていなかったような気がする。でも、雨後の竹の子じゃあるまいし一夜で生えたのでは無いと思う。何れにせよ此のクロッカスは、我が家辺りでは比較的早く咲いた方である。我が家のクロッカスは、残念ながら未だ影も形もない状態である。クロッカスは、色んな色があるが、一般的には紫が一番多いようでる。




クロッカス・文目(あやめ)科。
・学名  Crocus vernus
   Crocus : サフラン属
   vernus : 春咲きの
 Crocus(クロッカス)は、
 ギリシャ語の
 「croke(糸)」から。
 めしべが糸状に
 長く伸びることに由来。
 また、神話上の
 青年の名前に由来する、
 との説もある。

・開花時期は、 2/ 5 ~ 3/10頃。
・球茎の代表的な種類。
・白、黄、青、紫など、
 いろんな色の品種がある。
・葉は松葉のように細く、
 真ん中に白い筋が入る。

・別名 「花サフラン」

・1月4日、2月6日の誕生花。
・花言葉は「青春の喜び、切望」。

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:カンヒザクラ    花言葉:あでやか

  今日の一句:ぶらんこの三(み)つあれば母真ん中に   森田峠

  (NHKラジオ深夜便から引用)

金魚草(きんぎょそう)

2013年02月23日 | Weblog
これは、胡麻葉草(ごまのはぐさ)科、キンギョソウ属の金魚草(きんぎょそう)という花である。この金魚草は、知人のお宅で咲いていた花である。この金魚草は、花が金魚のしっぽのように見えるのでそう呼ばれるようである。キンギョソウは、大まかに背が低いタイプの矮性種と背が高いタイプの高性種があるそうである。花の色も豊富で色んな花色があり、背が高いタイプは切り花にも人気があり、結構、寒い時期から花を咲かせているようである。金魚草、ストックと言えば、南房総のお花畑のイージである。今頃、さぞかし現地では、花一杯で賑わっていることと思う。


金魚草(きんぎょそう)・胡麻葉草(ごまのはぐさ)科。
・学名  Antirrhinum majus
   Antirrhinum : キンギョソウ属
   majus : 巨大な
 Antirrhinum は、ギリシャ語で
 「鼻に似た」の意味あり。
 花の形から。
 
・地中海沿岸原産。
 江戸時代後半に日本に渡来。
・春の南房総では
 たくさん温室栽培される。

・花が金魚のおちょぼ口に
 似ているところから
 この名前になったらしい。
 または、波打つような花びらが
 金魚の尾びれに
 似ているところから。

・種子からは良質の油がとれる。

・英語では「スナップドラゴン」と呼ぶ。
 ミツバチが花の中に入って
 蜜を吸う様子を、ミツバチが
 ドラゴン(竜)に飲み込まれて
 いるような姿になぞらえて
 表現した。(スナップ = かみつく)

・1月8日、12月2日の誕生花。
・花言葉は「仮定、推測、予知」。

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:オウレン   花言葉:変身

  今日の一句:春寒し引戸重たき母の家    小川濡美子

  (NHKラジオ深夜便から引用)

沈丁花(じんちょうげ)

2013年02月23日 | Weblog
これは、沈丁花(じんちょうげ)科、ジンチョウゲ属の沈丁花(じんちょうげ)という花である。こ沈丁花は、一週間まえNHKラジオ深夜便の誕生日の花であった。というのは、季節の花であっるから何処かで咲いていないかと思って散歩の道すがら探し回ったが、残念ながら未だ何処にも咲いていなかったのである。そこで、無い物はないがあるものは何でもあると豪語している友人のところに伺ったら、この写真のような蕾のままの状態であった。ということで、折角だったので沈丁花の蕾を此処でアップすることにしたような次第である。




沈丁花(じんちょうげ)・沈丁花(じんちょうげ)科。
・学名  Daphne odora
   Daphne : ジンチョウゲ属
   odora : 芳香のある
 Daphne(ダフネ)は、  
 ギリシャ神話の女神の名で、 
 「月桂樹(げっけいじゅ)」の
 ギリシャ名でもある。
 葉の形が似ていることから、
 ジンチョウゲ属の属名にも
 使われるようになった。
 
・開花時期は、 2/25頃 ~ 3/末頃。
 3月の開花ラッシュの
 始まりを告げる花。
  (と、私は思っています)
・中国原産。室町時代に渡来した。

・花芽は、前年の秋にはできているが
 実際に咲き出すまでに寒い中、
 3ヶ月ほどを花芽のまま過ごす。
 外側はピンクで内側は白い。
 外側、内側ともに白い種類もある。

・香りは「沈香(じんこう)」
 という香りに似ており、
 葉の形が
 丁子(ちょうじ)という
 植物に似ているところから、
 ”沈丁花”になった。
 遠くにいても匂ってくる。
 秋の金木犀と同じぐらい香る。
・枝の繊維は紙の原料にもなる。

・「ちんちょうげ」と呼ぶ人もいる。
・漢名は「瑞香(ずいこう)」。

・3月23日の誕生花
・花言葉は「優しさ、おとなしさ」

・「沈丁花  いまだは咲かぬ 葉がくれの
  くれなゐ蕾(つぼみ)匂ひこぼるる」  若山牧水

  
・「沈丁花  みだれて咲ける 森にゆき
  わが恋人は  死になむといふ」    若山牧水


  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:オウバイ   花言葉:恩恵

  今日の一句:黄梅に佇(た)ちては恃(たの)む明日の日を    三橋鷹女

  (NHKラジオ深夜便から引用)

チューリップ

2013年02月21日 | Weblog
これは、百合(ゆり)科、(チューリップ)属のチューリップという花である。このチューリップは、散歩の道すがら、知人の庭に植えてあるのを偶然見つけたのであった。これは、想像するに寒くて庭に花がないのが寂しいので昨日あたり買ってきて植えたのでは無いかと思われる。(ご本人には確かめてないが)このチュウリップは、この寒い時期、何と言っても嬉しい花であることには違いない。
このチュウリップは、新潟、富山県の県花だそうである。このチュウリップは、寒い雪が沢山降る県の県花か判らないが、多分、両県ともチュウリップの球根栽培が一番多い県だからだろうと思われる。



チューリップ・百合(ゆり)科。
・学名  Tulipa : アマナ
   (チューリップ)属
 Tulipa(チューリッパ)は、
 ペルシャの古語の
 「tulipan(頭巾)」が
 語源といわれている。
 花が頭巾にやや似ている。
 
・開花時期は、 3/25 ~ 5/ 5頃。
・トルコのオーストリア大使が
 ヨーロッパに紹介した。
 大使が初めてこの花を見たとき
 通訳に名前を尋ねたが、
 通訳が、「自分が頭に巻いている
  ターバン(チュルバン)
  に似ているもの」
 と答えたために、
 それが花の名前になった。

 学名の属名(Tulipa)も同様。
 (ターバン → ペルシャ語で「tulipan」)

・1635年頃と1732年頃の2回、
 オランダを中心にして
 チューリップの球根が
 投機の対象になり、
 「チューリップバブル」
 状態になった。
 1つの工場と1つの球根が
 同じ値段になった、とも。

・色はさまざま。かわいらしい花。
 いっぱい咲いてると見事。
・オランダ、ベルギー、トルコ、
 アフガニスタンなどの国花。
       
・1月15日、2月20日、
 3月19日、4月1日、
 5月1日、10月24日の誕生花。

・花言葉は「華美、恋の告白、美しい目、
  魅惑、博愛、思いやり、
  真面目な愛、正直、丁重」
・新潟県と富山県の県花 (チューリップ)

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:カンシロギク   花言葉:清純

  今日の一句:湯や迄はぬれて行(ゆ)きけり春の雪    来山

  (NHKラジオ深夜便から引用)

桜草(さくらそう)

2013年02月20日 | Weblog
これは、桜草(さくらそう)科、サクラソウ属の桜草(さくらそう)という花そのものである。この日本桜草は、さきに一度紹介したことがあるが、例年ならば、とおに賑やかに咲いているところであるが、今年は、寒さのためか開花が遅くれているようである。この桜草は、おそれ多くも畏くも埼玉県の花なのである。それは、説明の後段で紹介しているように桜草の自生地が埼玉県(浦和の田島ケ原に)有るからであるという。 



桜草(さくらそう)・桜草(さくらそう)科。
・学名  Primula sieboldii
   Primula : サクラソウ属
   sieboldii :日本植物の研究者
     「シーボルト」さんの
 Primula(プリムラ)は、「primos(最初)」が語源。
 早春、花が他に先駆けて咲くことから。
 
・開花時期は、 4/15 ~ 4/末頃。
・日本原産。園芸品種多数あり。
・都会ではほとんど見かけないが
 植物園でよく植えられている。

・ピンク色の可憐な花。
 白いのもある。
・花は「プリムラ」
 (西洋桜草、マラコイデス)に
 そっくりでまぎらわしいが、
 葉っぱの形がちょっと異なる。

・2月16日の誕生花
・花言葉は「長続きする愛情」
・埼玉県と大阪府の県花(桜草)

・「我が国は
  草も桜が 咲きにけり」小林一茶
  (桜草は、花の形も色も、桜に似ている)

・東京周辺の見どころ

 <浦和、田島ケ原>
   東京郊外に残った、
   数少ない桜草自生地。
  「さくら草公園」
   として整備されている。
   花見頃4月中旬~4月下旬。
   桜草は埼玉県の県花。
   さいたま市桜区。
   最寄駅 JR武蔵野線西浦和駅

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:ミツマタ    花言葉:壮健

  今日の一句:人ひとり影ひとつ曳き麦を踏む   蔦三郎

  (NHKラジオ深夜便から引用)

真鴨(まがも)

2013年02月20日 | Weblog
いつもの花の話題を離れて、身近なことを一つ。
これは、我が家の前を流れる柳瀬川に飛来する真鴨のことである。何故、この川に飛来するかというと、近くに東京都の水瓶である村山・山口貯水池(通称 多摩湖・狭山湖)があり、そこで越冬するための水鳥たちが貯水池を離れて此処に遊びに来るのである。この真鴨は、決まってペアで泳いでいるのである。それは、番かどうか良く分からないが、仲が良いように見受けられるが、番であるかどうか本当のことは良く分からない。その他、白鷺なども、たまに見掛けることがあるが、旨く写真に撮ることが出来ない。というのは、警戒心が強く、すぐ飛んでいって仕舞うのである。

ところで今朝の新聞に東京「神田のやぶそば」が消失したという記事があった。原因は、良く分からないが、伝統的な建物が焼失したというのは、誠に残念な事である。現役の頃は、昼飯をたべに何度かいったことがるお店である。勤めが丸の内だったので、丸ノ内線東京駅から淡路町まで二駅、気軽に出かけられる距離だったのである。




名称 真鴨(マガモ)

生息地
北半球の温帯から寒帯にかけて広く分布

体の大きさ
くちばしの先から尾の先端まで約60cm、体重はオスで約1.2kg、メスで約1kg

えさ
穀物や水草などの植物のほか、水生の小動物なども食べます。動物園では、カモ用固形飼料や青菜などをあたています。

特徴
日本には冬鳥として飛来します。各地の湖や沼、河川、港湾などで越冬し、日中は安全なところで休んで、夜、えさを食べます。オスの頭からくびにかけての羽色は光沢のある深い緑色で、青くびとも呼ばれ、たいへんきれいですが、メスは全身が地味な羽色をしています。家禽のアヒルはマガモを原種として改良されたもので、羽色が白色やオレンジ色などの、いろいろな品種がつくられています。

  (動物図鑑から抜粋引用)

  今日の誕生日の花:ウグイスカグラ   花言葉:未来を見つめる

  今日の一句:仮住のなれぬ水仕や春浅き       星野立子

  (NHKラジオ深夜便から引用)