MVKのいろいろ

残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

八代草(やつしろそう)という花

2018年05月31日 | Weblog
これは、桔梗(ききょう)科、ホタルブクロ属の八代草(やつしろそう)という花である。この八代草は、日本の原産であり、夏、紫色で筒状の花が茎に沿ったところで咲く。葉は互生し、広披針形で長さ5~10cm、縁に細かい鋸歯があり、花は紫色の漏斗形で長さ2~2.5cmあり、茎の上部の葉腋に10個ほどがやや頭状に集まる。これは、九州の高原などで見られる。八代草の「八代」は熊本県南部の地名。


  今日の誕生日の花:サツキツツジ  花言葉:協力が得られる

  今日の一句:満開のさつき水面に照るごとし    杉田久女

  (NHKラジオ深夜便から引用)


ユッカ蘭という花

2018年05月30日 | Weblog
これは、竜舌蘭(りゅうぜつらん)科、ユッカ属のユッカ蘭という花である。この花の開花時期は、 5/25 ~春と秋に二度咲きする。二度咲き→ 9/25 ~ 11/25頃,秋の花は、9月下旬頃から咲き出すものと、11月になってから咲き出すものに分かれるようだ。この花は、アメリカ大陸原原産、1596年にイギリスに渡り、日本へは明治中期に渡来。
葉は先端が尖り、固い。花は、白い、おわんを逆さにしたような花がたくさん咲く。一つ一つの花が重いため、倒れてしまうこともある。
別名は、「厚葉君が代蘭」(あつばきみがよらん)。



  今日の誕生日の花:タニウツギ    花言葉:豊麗

  今日の一首:強引と思うばかりに蜂もぐる筒花ゆらぐタニウツギかな   鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)

ジキタリスという花

2018年05月29日 | Weblog
これは、胡麻葉草(ごまのはぐさ)科、ジギタリス属のジキタリスという花である。この花h、ヨーロッパ南西部原産。ジキタリスという花は、初夏から梅雨の頃にかけて、紫や赤、白などの釣鐘状の花を斜め下向きにいっぱいつける。これは、耐寒性が強い。鑑賞用、薬用のはなである。乾燥した葉っぱは心臓病の薬として用いられる。
ジキタリスという花の別名は、」「狐の手袋(きつねのてぶくろ)」
 



  今日の誕生日の花:フタリシズカ    花言葉:いつまでも一緒に

  今日の一首:おはなしはあしたのばんげのこととして二人静の今夜を閉じる  鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)



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芍薬(しゃくやく)という花

2018年05月29日 | Weblog
これは、牡丹(ぼたん)科、ボタン属の芍薬(しゃくやく)という花である。芍薬(しゃくやく)の開花時期は、 5/10 ~ 5/末頃。これも中国が、原産である。この花は、牡丹(ぼたん)とそっくりであるが、牡丹は”樹木”芍薬は”草”に分けられる。これは、牡丹が咲き終わるのを待つようにして咲く。この花のネーミングは、漢名の「芍薬」を音読みして「しゃくやく」。「芍」は味がよい、の意味。根を乾燥したものは「赤芍(せきしゃく)」、「白芍(びゃくしゃく)」として静、鎮痛剤として使われている。
芍薬(しゃくやく)の別名は、「枸杞」(ぬみぐすり)「花の宰相」(はなのさいしょう)。
5月8日の誕生花 花言葉は 「生まれながらの素質」


 
  今日の誕生日の花:セッコク    花言葉:あなたは私を元気づける

  今日の一句:影を出ておどろきやすき蟻となる    寺山修司

  (NHKラジオ深夜便から引用)




待宵草(まつよいくさ)という花

2018年05月27日 | Weblog
これは、赤花(あかばな)科、マツヨイグサ属の待宵草(まつよいくさ)という花である。この花の開花時期は、 7/10 ~ 10/15頃である。これは、北アメリカ地方原産。この花は、夕方、宵になるのを待つようにして花が咲く。昼間は閉じているため、月見草とか宵待草とも呼ばれる。マツヨイグサの仲間で最も早く渡来した。茎は直立し、赤味を帯びる。全体に毛が多い。根生葉は花期にもある。茎葉は互生し、長さ(5)6~10(13)㎝の狭い楕円状披針形、切れ込みがなく、縁に波状鋸歯があり、先が尖る。葉の色は濃いことが多く、白色の中央脈が目立つ。花は葉脇に単生し、直径3~4㎝の4弁花。花弁は長さ15~25㎜、黄色、普通、基部に赤い点があり、しぼむと赤色を帯びたオレンジ色になる。萼片は長さ14~20㎜。花托筒は長さ20~45㎜と長く、花柄のように見えるがその下位に子房がある。花托筒が長いのがこの属の特徴である。花が小さいのはミナトマツヨイグサ。葉に切れ込みがあるのはコマツヨイグサ。花がしぼんでも赤色lを帯びないのはメマツヨイグサ、オオマツヨイグサ、ヒナマツヨイグサなどである。



  今日の誕生日の花:アマリリス   花言葉:誇り、おしゃべり

  今日の一句:麦秋の野を従へて河曲る       内藤吐天

  (NHKラジオ深夜便から引用)

ヒナゲシという花

2018年05月26日 | Weblog
これは、罌粟(芥子:けし)科、ケシ属のヒナゲシという花である。ヒナゲシという花の開花時期は、 4/ 5 ~ 6/15頃で、早咲き遅咲きがある。これは、ヨーロッパ原産。江戸時代に渡来。ヒナゲシの花弁は非常に薄く、しわがある。つぼみは、初は下向きで表面に毛が生えており、咲くときに顔を上げ、2つに割れて花が出てくる。その風情がなんとも不思議。
ちまたに咲いている雛罌粟からは、採取が禁止されている「アヘン」は取れません。
ヒナゲシという花の別名は、「虞美人草」(ぐびじんそう)


  今日の誕生日の花:エビネ    花言葉:謙虚な恋

  今日の一首:恋しいと言えぬ年月ありまして海老根はひっそり育ったのです 鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)

母子草(ははこぐさ)という花

2018年05月24日 | Weblog
これは、菊(きく)科、ハハコグサ属の母子草(ははこぐさ)という花である。この花の開花時期は、 4/ 1 ~ 5/末頃。(3月以前に咲きだすものもときどき見かける)これは、春の七草のひとつ。(春の七草では御形(ごぎょう、または、おぎょう)」と呼ぶ。柔らかいうす色の葉の先に黄色の花がつぶつぶになってかたまって咲く。昔は草餅の材料だったが、明治の頃から次第に「蓬(よもぎ)」が材料にされるようになった。
母子草(ははこぐさ)の別名は、「ほうこぐさ」茎も葉も白い細かな毛におおわれているために「ほうけた」ように見えるところから。



  今日の誕生日の花:カスミソウ   花言葉:清い心、思えば思われる

  今日の一首:それとなく虐められいて霞草ひとりの部屋にふんわり活ける  鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)

昼咲月見草(ひるさきつきみそう)という花

2018年05月24日 | Weblog
これは、赤花(あかばな)科、マツヨイグサ属 の昼咲月見草(ひるさきつきみそう)という花である。この花の開花時期は、 5/15頃~ 7/ 末頃である。この花は、北アメリカ地方原産である。初夏から夏にかけて、昼間に咲く。この花は、ピンク色のやや大きめの花びら。この花の別名は、「昼咲桃色月見草」ひるざきももいろつきみそう)



  今日の誕生日の花:キンギョソウ  花言葉:清純な心

  今日の一句:いろいろな色に雨ふる金魚草     高田風人子

  (NHKラジオ深夜便から引用)

金鳳花(きんぽうげ)という花

2018年05月23日 | Weblog
これは、金鳳花(きんぽうげ)科、キンポウゲ属の金鳳花(きんぽうげ)という花である。この花は、日の当たる山野に生える。初夏、黄色の5弁花で、とてもきれい。金鳳花(きんぽうげ)の別名は、「馬の足形(うまのあしがた)」わぎから出ている葉っぱの形が馬の足の形に似ているとのことから「馬の足形」の名がついたが、実際には葉っぱは3~5つに分かれており、馬よりも「鳥の足」に似ている。鳥の足形がいつの間にか「馬の足形」になったのでは、との説がもっぱら。
「毛莨(うまのあしがた)」とも書く。



  今日の誕生日の花:シャクヤク    花言葉:はじらい、はにかみ

  今日の一首:シャクヤクのあかく角ぐむ彼の日ありはじらうほどの花のふくらむ鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)

著莪(しゃが)という花

2018年05月22日 | Weblog
これは、文目(あやめ)科、アヤメ(アイリス)属の著莪(しゃが)という花である。 この花の開花時期は、 3/25 ~ 5/10頃である。著莪(しゃが)は、日陰地、湿地にはえ、朝開いて夕方にしぼむ。ほのかに香る。寺院によく植えられる。
著莪(しゃが)の名は、檜扇(ひおうぎ)の漢名の”射干”を音読みしてつけられた。「射干」「胡蝶花」とも書く。
「姫著莪(ひめしゃが)」は著莪より小さめの花で、うす紫色。
6月22日の誕生花  花言葉は 「友人が多い」 



  今日の誕生日の花:アマドコロ    花言葉:心の痛みのわかる人

  今日の一首:清楚なる白いみどりの花を垂れアマドコロ咲きひとのやさしき   鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)