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風船蔓(ふうせんかずら)

2014年08月12日 | Weblog
これは、無患子(むくろじ)科、フウセンカズラ属の風船蔓(ふうせんかずら)という花である。この風船蔓は、普通、初秋に咲くのに今咲いているというのは少し異変の感じが拭えないのである。親しいブロガーも、このプログで風船蔓を紹介したことがあるが、連日の酷暑を経て、或いは季節感を違えてしまったのかも知れない。何れにせよ、珍しい現象ではないかと思う。この風船蔓の実は、ハート型の可愛い形なのである。

風船蔓(ふうせんかずら)・無患子(むくろじ)科。
・学名 Cardiospermum
  halicacabum
   Cardiospermum :
      フウセンカズラ属
   halicacabum :
      ホオズキのような
 Cardiospermum
 (カルディオスペルマム)は
 ギリシャ語の
 「cardia(心臓)
  + sperma(種子)」が語源。
 ハート形の種子、の意味と思われる。
 
・初秋に緑色の風船形の実がなる。
 じつにユニーク。
 風船唐綿のような
 とげとげはない。
 実の中にできるタネの姿は
 かわいらしい。

・蔓性でまわりのものに
 どんどん巻き付いていく。
 そこから
 「葛(かずら)」の名がついた。

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:ミソハギ(ミソハギ科)   花言葉:切ないほどの愛
 
  今日の一句:新盆の父母の精霊迎えんと 沼地に咲けるミソハギ摘めり
 
  (NHKラジオ深夜便から引用).