MVKのいろいろ

残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

ブラシの木

2014年08月25日 | Weblog
これは、蒲桃(ふともも)科、ブラシノキ属のブラシの木である。このブラシの木は、散歩の途中、珍しく真っ赤なブラシが咲いているところに出会ったのである。 普通、5.6月頃咲くので此のプログにも紹介したことがあるが、詳しいことは分からないが年に数回咲くような感じである。唯でさえビン洗いのブラシにそっくりの赤いブラシが何度も咲くというのは、珍しいのではないかと思う。何度も咲くというのは、ユーカリも同様である。

ブラシの木・蒲桃(ふともも)科。
・学名 Callistemon speciosus
   Callistemon : ブラシノキ属
   speciosus : 華やかな

 Callistemon(カリステモン)は、
 ギリシャ語の
 「kallos(美しい)
  + stemon(雄しべ)」が語源。
 
・開花時期は、 5/15 ~ 6/10頃。
・オーストラリア原産。
・明治中期に渡来。
 暖地に栽培される。

・花の形が、
 ビン洗いのブラシにそっくり♪

・実は、枝にずらっとついて並ぶ。
 翌年の花はその上部に咲き、
 実は次々と何年も残っていく。
 その後もずっと大きく
 なりつづけ、
 7~8年は枝についていて
 発芽能力も持ち続ける。

 この木は、乾燥地が原産地のため、
 極端な乾燥や山火事のときに
 パァーンと実が開いて
 中の細かい種子が
 風に飛んで散布される、
 という仕組みになっている。
 山火事でまっさらな土地に
 なったところに
 すばやく芽を出して、
 その土地一帯の
 優占種になるのが目的らしい。
  (ユーカリの木も同じ)

・別名「花槇(はなまき)」
   葉が槇の葉に
   似ているところから。

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:ケイトウ(ヒユ科)   花言葉:永遠の愛 おしゃれ
 
  今日の一句:台風が過ぎて三日目 倒れしケイトウむっくと立つ気配 

  (NHKラジオ深夜便から引用)

美味しそうなトマト

2014年08月25日 | Weblog
これは、茄子(なす)科、トマト属のトマトそのものである。この美味しそうなトマトは、近所の知り合いの家庭菜園で実ったものなのである。このトマトは、恰も茄子(なす)科の植物らしく本物の茄子の隣りに鎮座ましまして実ったところは偶然とはいえ、まさに奇遇ということが出来ましょう。このトマトは、品種改良が施され青臭いトマト臭が消え失せ、甘いトマトまで出現しているのが現在である。したがって、最近は、トマトが食べられない人は恐らく居ないなではないかと思う。この写真のトマトは、素人が作ったトマトとしては最高の出来映え、傑作ではないかと思う。



トマト・茄子(なす)科。
・学名 Lycopersicon
  esculentum
   Lycopersicon : トマト属
   esculentum : 食用になる

 Lycopersicon
 (リコパーシコン)は、
 ギリシャ語の
 「lycos(オオカミ)
  + persicon(モモ)」
 が語源。
 ”味の悪い桃”という意味。
  (おいしいのに・・・)
 
・ペルー、エクアドル原産。
 日本には17世紀に渡来。
・夏に黄色い花が咲く
・実(み)はあの”トマト”。
 緑色から赤に変わる。
 おいしい野菜。
 ミニトマト、プチトマト
 なども栽培される。

・中央アメリカ地方では
 昔、この野菜を
 「トマトル(黄金のりんご)」
 と呼んでいて、しだいに
 「トマトル」→「トマト」
 となった。

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:シシウド(セリ科)   花言葉:健康美
 
  今日の一句:高原のシシウド銀くひかる朝 蜘蛛みじろかず巣の端にいる 

  (NHKラジオ深夜便から引用).