さて、恒例となってしまったわたしの年末年始のエッセイも今日で一旦終わりです。
これは、レメディオス・ヴァロという画家の「世界」という作品です。わたしのお気に入りの画家なので、仲間がとっておいてくれたのです。
かわいいが幻想的な絵だ。シュルレアリスムに入るが、童話的なかわいらしさもある。やさしさが染み込んでこれる透き間を感じます。それは女流だからでしょう。
女性というのはとても高いことができる存在なのです。
今までは男性の抑えられて、なかなかに大きなことをすることができなかったが、解脱を迎えるこれからの時代、女性もかなり自由に自分を表現できるようになるでしょう。
髪の短い女性は、その新しい時代の女性だとも言えるかもしれません。
女性の女性たる魅力をことさらに使って男の気を引かずとも、自分自身の魅力で自分の人生を切り開いていくことができる。
それは女性というより男性的なことなのですが。女性は一旦この時代で、女性らしさを凍結させ、ほぼ男性だという生き方を試みて見ましょう。その時代の生き方を通し、男性というものを学んでいくのです。
それがわかって初めて、真の女性となれる。そういう学びをしていきましょう。
長い髪を失うことを憂うることはない。いつでも、未来は明るい方向に開いている。
それが悲しみを帯びているのは、古い時代を懐かしむ心がまだ脱げきれていないからだ。
新しい世界はもうそこまで来ている。段階を上がる一歩手前まで、あなたがた人類は来ているのです。
2017年は人類が感性の進化を経験した時代でした。さてそれでは。
今年は何をしていきましょうか。