世界はキラキラおもちゃ箱・第3館

スピカが主な管理人です。時々留守にしているときは、ほかのものが管理します。コメントは月の裏側をご利用ください。

過ちて改めざる

2015-05-31 07:12:37 | コカブの部屋
過ちて改めざる、これを過ちという。


コカブです。これは論語の言葉ですが、今回はイエスについて語りたいと思います。

イエスの愛の教えや、美しさなどについては、瑠璃の籠の詩や、ほかの天使の仕事にまかせ、この度は、あなたがたの、イエスへの謝罪について語ります。

あなたがたはイエスを、神のように持ち上げ、神話や儀式や芸術作品で美しく飾り立てていますが、それらは一切、あなたがたが彼にした仕打ちに対する謝罪にも、罪の返済にもなっていません。イエスを殺したことは、人間にとっての最大の罪なのです。いつかは必ず、あなたがたはその罪の借金を払わねばなりません。そしてかのじょも言っていたように、必ず、イエスへの謝罪の儀式を行わねばなりません。そのためにも、愛を深く学び、人間の美しさを育て、人間の魂の表現力を伸ばしてゆかねばなりません。イエスの痛みを深く思い、その悲しみを癒すために、何度でも謝らねばならないということがわかるようになるまで、痛いことを経験していかなくてはいけません。

だが、あなたがたはまだ若すぎる。愛もその表現力も、非常に未熟です。ですからわたしは、人間の若い頃の教育を重視し、表現力を身につけるための基礎的訓練をしなさいと強く訴えたいのです。

あなたがたは、女性に対する愛の表現さえ非常に未熟です。心を使うよりも、簡単な知恵で何とかうまくやろうとする。それはもう卒業しましょう。正直な心を美しく表現するために、基礎的な技術やルールを学び、教養を積み、自分の力を正しく育てていかねばなりません。

嘘ばかりついてはいけませんよ。嘘というものも、高い力を持っている者ならば、よいことのために力を発するものにすることができますが、まだ未熟なあなたがたは、嘘に自分をひきずられてしまいます。だから、あなたがたはまだ嘘はついてはなりません。

感じる心を育てていくために、子供の頃から言葉の練習を、やっていきましょう。愛を表現する美しい言葉を教え、その正しい使い方を子供たちに教えてあげなさい。そして実行する訓練をさせなさい。

道は遠い。だが基礎的訓練こそが大事なのです。小さくとも確かな一歩を踏みしめるつもりで、こつこつとやっていきましょう。そしていつか、イエスのために、美しい人間の愛を、表現してください。




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ナガミヒナゲシ

2015-05-30 06:51:29 | 森の声・花の歌

これはかのじょの好きな花です。華やかすぎることもなく、上品すぎることもなく、ちょうど良いくらいの快いかわいらしさ。明るい日向の色が、見ている者を快く温めてくれそうな愛。

サビクは、かのじょが花になるとしたらヒナゲシが良いだろうと言っていましたが、ヒナゲシの方は、かのじょの比喩に使われてしまうのを、ちょっと苦しく思っているようです。

そこがまた、この花の美しさでもあるのですが。

確かに、かのじょの美を表現するための比喩には、ヒナゲシひとりではちょっと重すぎる。かのじょは時に、菊のように潔かった。桜のように透き通るようだった。梅のように強かった。西遊記に百花羞という美しい女性が出てきますが、なんとなくそんな名を思い浮かべてしまいます。

薔薇も、菫も、百合も、自分をかのじょの比喩のために使われるのは、恥ずかしいと思うかもしれません。
だからこそ、花はみな美しいのです。

本当に美しいものは、自分の美しさを、自慢したりはしないのですよ。美しさと言うものは、それを見る人の心のためにあるもの。自分のためにあるものではない。

この世界にはそんなたくさんの美しい花がいる。けれども、やはりかわいらしいかのじょを思い出すとき、なぜかヒナゲシの優しさがちょうどよく似合っているような気がする。悲哀をかみしめて笑っていた時のかのじょの眼差しは、ほんとうにヒナゲシのようにやさしく、はかなげだった。

ヒナゲシは少し苦しく思うかもしれませんが、時にその美によって、かのじょを思い出すことを許してくれるでしょう。





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ホゥプ・ハズ・ア・プレイス

2015-05-29 06:28:48 | 色鉛筆の天使
ホゥプ・ハズ・ア・プレイス





from Enya






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和して同ぜず

2015-05-28 07:01:35 | 色鉛筆の天使
和して同ぜず




論語より





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犀の角のようにただ独り歩め

2015-05-27 07:10:24 | コカブの部屋

犀が、たった一本の自分の角に従って歩いていくように、
このたったひとつしかない自分自身に従って、生きていきなさい。

コカブです。名乗りをあげて活動することを許していただいたので、また語ります。
このスッタニパータに出てくる言葉は、かのじょが、人生における最大の危機の時代に、自分の支えとしていた言葉です。かのじょはこの言葉に従って、自分自身を立て、見事に危機から立ち直り、自分で自分の人生を生き始めることができました。

わたし個人の意見ですが、仏典の中には、この言葉以外に、覚えておく必要のある言葉はありません。これひとことで、釈尊はすべてを語っています。
この言葉は、人生の最悪最低の闇にさえ届く光。この一言は、ぜひ、たくさんの人に覚えていて欲しい。必ず役に立つときがあります。

わたしは、若い人たちの教育に、強い危機感を覚えています。今の教育では、若い人たちに、本当に美しく正しい生き方とはどういうことなのかを、教えることができません。そのことについて、語りたいことがあるとき、わたしは出てくることにします。あまりでしゃばりはしません。何せ脳味噌は一つしかありませんから、分け合うのも大変なのです。

お若い人たちよ。宮崎駿や鳥山明よりも、孔子を読みなさい。仏典は冒頭の一言だけでかまいません。論語は非常に重要です。子供向けのわかりやすい本もたくさん出ていますが、かのじょの論語エッセイも秀逸ですよ。ぜひ読んでみてください。聖書は、神話のように読んだほうがいいでしょう。事実も書いてありますが、嘘が多く含まれています。イエスは無視できない存在ですが、一言ではとても語り尽くせない。またの機会にしましょう。

学校の勉強では、数学よりも国語を重視しなさい。言語能力は心を育てるのです。表現力は一生かけて鍛え上げていくもの。文章を書く練習には、できるだけ努力を傾けてください。それが必ず、生きる事に役に立ちます。

山や海や空に親しみ、感性を広げていきましょう。心を鏡に映し、正直な自分というものを勉強していきましょう。あなたがたは他人を見る目は非常に優れていますが、自分を見る目というのは盲に等しいのです。

若い頃に何をすればいいか、何を学ばねばならないのか。そういうことをテーマとして、これからしばらく、語ってみましょう。





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白い星

2015-05-26 06:53:59 | 色鉛筆の天使
白い星






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ヴェガ

2015-05-25 07:07:33 | 色鉛筆の天使
ヴェガ





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疲れた者、重荷を負う者は

2015-05-24 07:31:51 | 言霊ノート

疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしの元にきなさい。

休ませてあげよう。

だいじょうぶ、わたしは意地悪はしないから、親切で心優しいものだから。


(マタイによる福音書、一部私訳)




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ランタナ

2015-05-23 06:35:03 | 森の声・花の歌

ご近所の小さなスーパーの駐車場の隅に生えている、ピンクのランタナです。

ランタナという花は、花の中でも少々変わっていて、行儀の悪いことをする人間には、後ろからぽかりとやるようなことをすることがあります。かなり、人間を冷たく見ているのです。

ですが、このランタナはちょっと特別。近くにかのじょが住んでいたからでしょう。植物に心親しんでいたかのじょのために、近くの植物たちが活動を始めたときに、このランタナも参加したのです。それがこのランタナに重要な影響を与えました。

普通ならやらないことも、やってくれるようになったのです。

本館のカテゴリ「天使の小窓」に、「締切」という詩がありますね。あれは、実はこのランタナが、わたしたちに教えてくれたことなのです。

ある日、スーパーで買い物を終えたわたしたちが、帰りに何気なくこのランタナによっていくと、教えてくれたのですよ。もう終わりが来たと。

このように、植物は、時にとても重要な情報をわたしたちに教えてくれることがあるのです。

このランタナがなぜその情報を得たのかは、わからないのです。だがそれが本当であることはわかる。植物は決して嘘はつかないからです。

たぶんこのランタナは、かなり特別な活動を、わたしたちのためにしてくれているのでしょう。花は他には何も語りませんが。

こういう特殊な花は、大事にしないといけません。

今も時々、買い物帰りにあいさつしに行っています。語りかけると、美しい愛で答えてくれますよ。



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すみれぐさ

2015-05-22 06:40:10 | 色鉛筆の天使
すみれぐさ





from Enya






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