世界はキラキラおもちゃ箱・第3館

スピカが主な管理人です。時々留守にしているときは、ほかのものが管理します。コメントは月の裏側をご利用ください。

不思議な木

2023-05-29 15:28:08 | 花と天使・第2巻

ふたりの天使に、白い服を着せたら、どんな感じになるだろうと思って、描いてみました。

するとなんだか、とてもきれいな感じになりました。

やはり天使には白が似合うのかな。

次は、白い服を着た天使を、もっとたくさん描いてみたいと思います。




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天国の桃の木

2023-05-24 15:26:52 | 花と天使・第2巻

緑の木の基本形に、丸い実をたくさん描いて、さて何の実にしようと考えました。

赤くぬればリンゴになるし、黄色く塗ればオレンジになるかな。

考えた末、ピンクに塗って桃の実にしました。

するとやさしい色合いになりました。




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馬鹿が踊る

2023-05-23 07:00:26 | 詩集・こどもたちへ

水晶の
虫眼鏡の中で
馬鹿が踊る
馬鹿が踊る

愛の真似をした
嘘を歌いながら
馬鹿が踊る
馬鹿が踊る

天使の翼を広げ
狸のしっぽを隠し
馬鹿が踊る
馬鹿が踊る

贋金の太陽を
総身にあびながら
何もかもはこれでいいのだと
声の限りに叫び

涙の中で
魂を殺した
馬鹿が踊る
馬鹿が踊る




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みどりの木の下で

2023-05-19 08:12:16 | 花と天使・第2巻

みどりの木の下で、ふたりの天使が出会うという図です。

紫色の服の天使はヴェガですが、全然似ていません。

この絵柄の世界では、みんなかのじょに合わせてかわいく描いています。




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ガラスのさなぎ

2023-05-18 07:59:38 | 詩集・こどもたちへ

ガラスのさなぎに閉じこもり
盗んだ夢に酔うている
馬鹿よこの世に出てきなさい

神があなたに秘めおいた
自由のつばさを押し広げ
まぶしい空に出てきなさい

失うことを恐れては
やぶれたさなぎを縫い閉じて
またくりかえす暗い夢

二度と帰れぬふるさとに
世界が変わるその前に
馬鹿よこの世に出てきなさい




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勉強

2023-05-16 03:18:17 | 詩集・こどもたちへ

まだ何も知らなかった
子供のころ
魔法の鉛筆が欲しくて
隣のよっちゃんの筆箱から
盗みました

それが今も苦しくて
苦しくて
なんであんな馬鹿なことを
したんだろうと

子供は
勉強しなくてはなりません
何も知らないということは
罪なのです
何も知らないから
馬鹿なことをする

だから子供たちよ
勉強しなさい
学びなさい

漢字練習も
九九も
一生懸命やりなさい

頭の使い方
心の使い方を
子供のころから
ちゃんと練習しておかないと
本当の大人になることが
できません




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たんぽぽ

2023-05-15 03:44:54 | 詩集・こどもたちへ

傷ついたたんぽぽの
心を癒すために
千リットルの
愛を集めましょう

金色の声で
世界をたたえていた
たんぽぽの美しい心を
だれが馬鹿にしたのですか

青空を飛ぶ
人間の夢を
清らかなことばで
喜んでくれていた
たんぽぽの心を
だれが苦しめたのですか

たんぽぽが
歌ってくれなければ
春が半分になってしまう
だからどうしても
たんぽぽを助けなければ

傷ついたたんぽぽの
心を癒すために
千リットルの
愛を集めましょう




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ばらの散歩道

2023-05-14 00:24:04 | 花と天使・第2巻

ネタが尽きてくると描く、薔薇の茂みです。

簡単な絵ですが、小さな薔薇を一つ一つ塗っていくのはけっこう面倒です。

さて、次は何にしようかな。

同じ構図も飽きてきたから、ちょっと違うのを描きましょうか。




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悪魔

2023-05-13 04:13:34 | 詩集・こどもたちへ

ある日悪魔が
神様の家に忍び込んで
神様の耳にささやいた

もう人間など
滅ぼしてしまいなさい
これ以上放っておいたら
地球が大変なことになる

すると神様は
傍らのおうむに尋ねられた
まだ人間の中に
人間をあきらめない
人間はいるかと

おうむは
きっぱりと答えた
おります と

すると神様は
かすかに微笑まれて
悪魔のほうを振り返られた

でも悪魔は
神様の視線に触れる前に
小さく舌打ちをして
消えてしまった




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わたし

2023-05-12 04:09:34 | 詩集・こどもたちへ

鉛の音楽を奏でる
灰のピアノを打ち壊し
自分の中に
叫んでみなさい
おまえはだれだと

それはわたし
わたしのわたし

すると自分の中から
花火のように
太陽が打ちあがり
世界をいっぺんに
変えてしまうだろう




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