世界はキラキラおもちゃ箱・第3館

スピカが主な管理人です。時々留守にしているときは、ほかのものが管理します。コメントは月の裏側をご利用ください。

心を割る

2015-11-30 03:39:12 | 色鉛筆の天使

心を割る




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色鉛筆の天使3

2015-11-29 03:38:16 | 色鉛筆の天使
色鉛筆の天使3


これまでに描いたものから気に入ったものを選んで作りました。
楽しんでくだされば幸いです。





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清廉潔白

2015-11-28 03:40:07 | 言霊ノート

「清廉潔白というのは、なんにも悪いことをしないので、神様の前へ出ても、巡査につかまっても、平気だということだよ」


(新美南吉「うた時計」)




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いかだに乗りて

2015-11-27 03:39:47 | 言霊ノート

子曰く、道行われず、いかだに乗りて船に浮かばん。われに従う者は、それ由か。子路これを聞きて喜ぶ。子曰く、由や勇を好むことわれに過ぎたり。材を取るところなし。

(論語・公冶長)

先生は言った。真の道を行う人はいない。いっそいかだにでも乗って海に乗り出そうか。こんなわたしの後について来るものがいるとすれば、由だろうな。子路はこれを聞いて喜んだ。先生は言った。勇気だけはおまえにはかなわんよ。やれ、何を言ってもわからんやつだ。


   *

鳥獣はともに群れを同じくすべからず。われこの人の徒とともにするにあらずして、たれとともにせん。天下道あらば、丘ともに易えず。

(論語・微子)

鳥や獣の仲間になることなどできるはずがない。わたしも人ならば人とともにゆかずして、だれとともにゆくというのだ。この世界に正しい道が行われていれば、わたしもこんな苦労はせずにすむものを。






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なにかをつかむ

2015-11-26 03:32:11 | 言霊ノート

少し感覚を失ったときにどういう自分でいられるかなのです。
苦しいですが、あきらめない姿勢があれば、
なにかをつかむきっかけになります。

(鈴木一朗)




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金のラッパ

2015-11-25 03:30:47 | 色鉛筆の天使

金のラッパ





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自分の自分

2015-11-24 03:33:08 | 色鉛筆の天使

自分の自分





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金の鳥

2015-11-23 03:39:04 | 色鉛筆の天使

金の鳥





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かえるの王さま・8

2015-11-22 03:39:53 | 夢幻詩語

 それでも、何度もあきらめずにやっていれば、コツがつかめて来るものです。侍女に助けられながら、姫さまは一生懸命にマントを縫いました。若い王さまがかえるだったときの傲慢な態度も深く反省して、二度とやらないと誓いました。これからは、どんな小さな生き物にも、愛を注いで行こう。そうすれば、きっといいことがあるから。そう思いながら一針一針に心をこめて、姫様はマントを縫いました。そしてマントの留め金には、きれいな青い真珠をつけました。それは世界に一つしかない宝で、永遠に愛していくという姫さまの一途な思いの形でもありました。
 そして出来上がったマントを、王さまは、青年王の国へ送りました。すると間もなく、姫さまの所に、花嫁を載せる輿を持った行列をつれて、彼の国の青年王が黒髪をなびかせながらやってきました。
「やあ、このまえお会いした時より、お美しくなられましたね」
 青年王は青いマントをひるがえしながら言いました。姫さまに言いました。すると姫さまは何も言えずに、ただ涙を流していました。
このようにして、ようやく、二人の幸せな結婚がなったのです。

 お城で開かれた披露宴にはいろいろな人がやってきました。中にはあの森番のハインリヒもいました。ハインリヒは、かえるになった王さまをたすけるために、森番になってずっとあの泉のそばにいたのです。
「ほんとうに美しい心が、正しいことをしていると、皆が幸せになるのだよ」
おとうさまの王さまは、うれし涙をながしながら、娘に伝えました。
「もう二度と、嘘をついてはいけませんよ」
 おかあさまのお妃さまも言いました。姫さまは青年王のそばで、幸せそうに笑いながら、はい、わかりましたと、小さくもはっきりとした声でこたえました。
 そして王さまと姫さまは、たくさんのよいことをしながら、二人仲良く、しあわせに暮らしたということです。

(おわり)


(グリム童話より)





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かえるの王さま・7

2015-11-21 03:41:07 | 夢幻詩語

  4

 それからというもの、姫さまは部屋にこもりきりになり、毎日泣いておりました。一目で恋してしまった王様に、冷たく結婚を断られたからです。あのとき、もっと我慢していれば、きっとよいことになるはずだということは、もし朝まで一緒に寝てくれたら、晴れてめでたく二人の結婚がなるということだったのだと、姫さまは王さまに教えてもらいました。これも自分が嘘をついたからだと思うと、悲しみがあふれてとまらなくなりました。
 自分が悪いからとはいえ、日に日にあの王さまに対する恋心は募っていき、姫さまの胸は張り裂けそうでした。そんな姫さまの姿を見るに忍びず、王さまはあの青年王の国に使いを送りました。どんなお詫びをすれば、姫をめとってくれるだろうかと、恥を忍んで娘のために、王さまは手紙を書いたのです。
 手紙にはすぐ返事が来ました。少し予定は狂ったが、もとの姿に戻れたのも、姫さまのおかげだと思うと、そう無下にすることもできない。ただ姫さまが、一枚の青いマントを縫い上げて自分にくれたら、姫をめとりましょうということでした。嘘偽りのない本当の心で、深く自分を愛してくれる人が縫ったマントを着ていると、魔女の呪いを避けることができるというのです。
 そこで姫さまは、早速、裁縫上手な侍女にならって、青いしっかりした布でマントを縫いはじめました。姫さまは、縫い物など生まれて初めてするものですから、最初は針に糸を通すこともできず、何もかも失敗ばかりでした。


(つづく)





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