ツイッターでは時に、ノースコリアという言葉を織り込んだ歌が詠われました。北朝鮮というと痛いが、ノースコリアというと詩的な響きがしてなんとなく詠みやすい。それでいくらかの歌が詠われました。
はてもなき眩みの底に落ち続けノースコリアは底なしの闇
神のなき山河は渇き玉は散りノースコリアは無人の都
今二つ詠んでみました。言葉の響きとはおもしろいものだ。その音韻に引きだされるように歌ができてくる。
北朝鮮は、ソ連を神にしてできた国でした。ソ連というのは、何もない馬鹿者が支配していた国でした。高い勉強などしていない怠惰な魂が、悪とずるだけで永遠に支配できる国を作ろうとしていた。なにもかもを自分の思い通りにできる世界。金も権力も女も、自分の自由にならないものはない。
すべてを思い通りにしたいという欲望は、動物的なものなのだが、まだ段階の低い魂はこの熱に浮かされ、世界征服の夢を本気で見てしまうのです。
ソ連という国には、そういう馬鹿者の愚かな夢が巣くっていたのです。
北朝鮮は、そのソ連のやり方を、採用したのです。そして全部を思い通りにしようとした。そしてソ連が滅んだ今でも、かつてのソ連を真似したような、恐ろしく滑稽な芝居をしている。
もうだめになっていることはとっくにわかっているだろうに、いまだにそれをやめられないのは、朝鮮民族というものが、歴史的に大国に依存し続け、自国としてはほとんど何もやったことがないからです。
それなのに、プライドだけは異様に高い。
これでは、破滅を免れることはできません。
アメリカは、冷戦の時代にソ連の暴虐を押しとどめたことで、善功がなり、次の時代への展開がなったが。
朝鮮民族は何もしなかった。ゆえに、ソ連時代の幻と、民主主義の愚の嵐に翻弄されるまま、破滅に向かうしかない。
トップの絵は解釈が難しいですね。道化の衣装を着た人間が、人間世界を支配しているという図です。要するに、馬鹿が、世界を支配している。そういう図。あまりに滑稽なことになっているのに、何もできない。
馬鹿な人しか、そこにはいないからです。国をなんとかできるよい人材を、そういう国は、単純な嫉妬でつぶし続け、文在寅のような何もできない馬鹿ばかりを大事にしてきたからです。