世界はキラキラおもちゃ箱・第3館

スピカが主な管理人です。時々留守にしているときは、ほかのものが管理します。コメントは月の裏側をご利用ください。

ローズクォーツ

2024-02-24 15:05:24 | 花と天使・第2巻

紅水晶ですね。ピンク色のきれいな石です。

花を青く塗ったら、石のピンク色が目立たなくなってしまったので、バックの空を濃く塗って、青い色を抑えてみました。

そしたらきれいにピンクが際立ちました。

次は何にしようかな。

いろんな石を描いてみたいですね。




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猫の日

2024-02-22 04:07:20 | 冬の日差し・夏の月

素敵な記念日には何か書きましょう。

今日は猫の日です。かわいい猫のために特別な日があるのは、とてもいいことですね。

猫は、何のために、猫として生まれてきてくれるか、知っていますか。

それは、愛し合うため。

そして、人間に幸福を与えるため。

本当ですよ。実際に猫に尋ねてみたら、そう答えてくれましたから。

だからかな。猫がそばにいてくれると、とても暖かい。

自分の中から、愛がしみだしてきて、とても幸福な気持ちになる。

苦労もあるけれど、この愛は、大事にしていきたいですね。




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ターコイズ

2024-02-17 14:57:26 | 花と天使・第2巻

トルコ石を描いてみました。

背景の空の色と同系色なので、目立たなくなりましたけど。

きれいに描けたと思います。

このシリーズ楽しくなってきました。

次は何にしようかな。




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やめたい

2024-02-15 05:50:55 | 詩集・こどもたちへ

心臓を
水に沈めて
寒い孤独の穴を
埋めようとしました

どんなに
幸せのふりをしても
心臓の穴から
もれるすきま風が
すべてを空しくしてしまうから

嘘ばかりつく
金色の舌を束ねて
作った造花を
髪に飾り
舞台で踊るわたしを
誰かが冷たく見ている

本当は
楽しくないんだろうと
痛いささやきが
耳を刺す
違うと言えない

心臓の穴から
水がどんどん漏れてきて
幸せの芝居が
水浸しになる

もうやめたい
こんな舞台
こんな
嘘ばかりの
暮らし




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バレンタインデー

2024-02-14 08:58:31 | 冬の日差し・夏の月

素敵な記念日には何か書くことにしましょうか。

いろんな意見もありますが、恋人に甘いチョコを贈る風習はおもしろくて素敵だと思いますよ。

わたしは、一緒に暮らしている3人の息子たちに、小さなチョコをプレゼントするつもりです。夫にはいつものお酒を。

ささやかにでも、愛を表現できる機会があるのはうれしいですね。

喜んでくれるといいのですが。




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コーラル

2024-02-11 03:58:12 | 花と天使・第2巻

血赤サンゴというやつですね。真っ赤できれいなサンゴ。

よくジュエリーの通販番組なんか見るんです。いやアクセサリーが欲しいわけではなくて、きれいな鉱物を見ると心が安らぐから。

そこでいろいろと宝石の知識をしこんでいます。

こんな大きなサンゴ玉はありませんけど、そこはファンタジックな世界ということで。




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黒い子宮

2024-02-10 06:21:06 | 詩集・こどもたちへ

不幸の香りを
薄衣のようにまとい
ぼんやりと
嘘の中を生きています

黒い子宮の中で
虹色のご飯を食べながら
遠い昔に捨てた
足のない赤ん坊を思い出し
腹の中の虫が
きりきりと痛むのです

永遠に
永遠に逃げるつもりかと
時間に責められて
わたしは
どうすることもできずに
虚空に縛られている

鈍い幸せのかたちをした
黒い子宮の中で
冷たい不幸の香りに
笑いながら
わたしは今日も
虹色のご飯を食べるのです




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蝋細工

2024-02-08 12:18:19 | 詩集・こどもたちへ

崩壊の音が
耳の裏を濡らしていても
まだ
夢を見ていたいのです

愛の真似をして
嘘ばかりで作った
蝋細工の花園に埋もれて
これが永遠なのだと
思いたい

なのに
魂が
蝶のように逃げていく
蝋細工の花は
見た目が鮮やかなだけで
何も与えてはくれないから

幸せのふりをして
笑っている仮面が
のどにはりついてきて
苦しい

本当はもう何もないのに
いつまで意地を張って
ここにいるつもりなのですか
わたしは




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智者の言葉・4

2024-02-07 11:47:22 | 詩集・こどもたちへ

夢のようにきらびやかな
幸せが欲しいと
嘘を抱いて生まれてきた
こどもたちよ
もう
愚かな夢を見るのは
やめなさい

神様の蔵から
盗んできた黄金の真珠を
ちりばめたドレスを着て
嬉しそうに笑っている
猿のように滑稽な自分の姿に
いつあなたは気づくだろう

湯のように浴びる
幻の賞賛と名声に溺れて
魂の骨が
だんだんと溶けていく
その苦しい悲劇を
いつあなたは思い知るだろう

さあもうやめなさい
遠い背中の陰に
忘れていた本当の自分が
絶望の砂の向こうに
崩れてしまう前に

すべての嘘を捨てて
帰ってきなさい





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2024-02-05 15:50:44 | 詩集・こどもたちへ

愛と
愛ではないものの
間をめぐる
矛盾の輪の中で
ロボットのように
嘘の自分を演じながら
わたしは
壊れた心臓の中に
小さな亀を
閉じ込めました

愛が
必要なのに
愛が
逃げていくから

心臓の中で
来ない春を待って
じっと耐えている
亀の目を見ながら
わたしは
明日もこのまま生きていく
自分を
深く軽蔑するのです




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