去年は仲間のひとりが、お釈迦様という話を書いてくれましたね。この世界から髪の長い女性がひとりもいなくなるという話でした。
ですが、じつはそれはメルヘンではありません。現実に起こり得る、いえ、おそらくこれから起こってくることなのです。
法則的にそうならざるを得ないという結果が出てきたのです。
わたしたちは大勢いますが、じつは段階的にはかなり幅があります。天使にもなればそれはあまり関係ないのだが、年をとった天使と若い天使という感じのものはあるのです。
ヴィンデミアトリックスはかなり高い段階の天使です。わたしはルナよりは年上だが、アンタレスよりは年下です。シリウスはルナより年下だが、エラキスより年上です。ウラヌスとルナは同い年です。微妙な差ですが、やはり差はある。年上のものは、年下のものが知らないことを知っているのです。
その、わたしたちの中では年上のほうのものが、ある日みなに言ったのです。これから女性の髪が伸びなくなると。
伸ばせなくなるのではない。伸びなくなるのです。
わたしたちはそれを聞いて驚いたものでした。そんなことがあり得るのかと思ったのです。
ルナは男としてはまれなくらいの長い髪をしている。それに嫉妬していじめすぎたがために、女性の髪が伸びなくなるというのです。
あの「お釈迦様」の話は、そのことを元に書かれたのです。
わたしは最初疑っていたが、最近のこの世界の様子に、納得せざるを得ないような現象を見ています。あなたがたも気づいているでしょう。
髪を長く伸ばした女性が、すごくいやらしく見えることに。
それなりの修行をした女性ならなんとかなるのだが、あまり勉強のできていない女性が長い髪をしていると、それだけで汚らしく見えるのです。
女性ではないのに女性の振りをしていると、そういう感じがするのです。
男性も、長い髪を見せつけて、女性らしさを強調する女性を嫌がり始めている。
これは法則の風でしょう。男性が嫌がっているのでは、女性もそれを無視するわけにはいかない。
だんだんと長い髪の女性は減ってくるでしょう。
女性はもうあまり着飾らないほうがいいですよ。段階的に大きくなってきたので、不細工なことを補う以外の目的では、あまり着飾らないほうが良い。女性的にきれいにしすぎると、もうみなが嫌らしいと感じるようになってきているのです。
女性はこれからの身の整え方を、考えていかねばなりません。髪は短い方がいいでしょう。見苦しくない程度にきちんと整え、女性らしさを、男にならない程度に抑えていかねばなりません。
苦しいでしょうが、少しずつやっていきましょう。