共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

日本語表記の危機

2013年01月29日 18時51分05秒 | 日記
平塚駅北口のタクシー乗り場の隣に、この看板が設置してありました。

最近こういう、漢字で表記できる熟語の一部をわざわざひらがなで表記している様子をよく見かけます。『障がい』だけではなく『ら致』とか『誹ぼう』とか、ちゃんと当用漢字で表記できるものが、N○Kのニュースの字幕ですら、いつの頃からかわざわざこんな珍妙な漢字仮名混じり文で表記されるようになっています。

恐らく文部科学省内の国語審議会あたりから、こういう表記をするようにという通達が出されているのだろうと思いますが、私に言わせればナンセンスの極み、国を挙げて国民を阿呆にしようとしている愚行としか思えません。

お上の言い分としては『難しい表記を改めて、皆が等しく平易に読むことが出来るように』とかいう『配慮』なのかも知れませんが、はっきり言って大きなお世話です。第一、昨今のクイズ番組では『難読漢字クイズ』なるものが画面を賑わして久しいわけですが、これこそお上の『配慮』に反して、庶民が楽しみながら積極的に漢字を学ぼうとしていることの現れではありませんか。

かつて戦後、日本がまだ連合軍の支配下にあった時、GHQが漢字の使用率を下げるよう通達を出したことがあり、それに当時の文部省も従おうとしたという信じ難い過去がありますが、それはとりもなおさず日本人の知的レベルを少しでも下げて、二度と日本人を立ち上がらせないようにするという陰謀があったわけです。それから数十年、日本がサンフランシスコ講和条約を提携して独立した後になっても、文部科学省という三流官庁には未だにマッカーサーのコーンパイプの煙がたなびいているようです。

とにかく、日本語表記にはちゃんとその語に付随した漢字が存在するのですから、きちんと『障害』『拉致』『誹謗』と書いてほしいものです。
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ほっこり…Part2

2013年01月29日 13時44分15秒 | 日記
出勤前に、渡しものを兼ねて《Cafeあつめ木》に来ました。

今日のランチはスープセットです。日替わりスープはジャガ芋のポタージュです。コーンポタージュの時もそうでしたが、すり潰し過ぎず、ほんのりおジャガの食感の残るポタージュは、手作りならではの優しい味わいです。店長さんに伺ったところ、夏に饗されるヴィシソワーズとは基本的な材料は一緒ながら、バター等の配合が違うのだそうです(当たり前だと思うよ…)。

こういう粘度の高いスープは保温力が抜群なので、猫舌さんは気をつけて口をつけなければなりません。分かっちゃいるのですが、前回も今回もそのことをすっかり忘れていきなり口をつけて、人知れず口の中がエラいことになってしまったのでありました…ε~(+д+;)
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