共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

ドカン!とカボチャΣ(・ω・ノ)ノ

2017年03月31日 22時27分40秒 | カフェ
今日は午後から冷たい雨が降り始めて、気温も桜が咲いているとは思えないくらいの寒さとなりました。

教室に向かう前に、今日も《Cafeあつめ木》にお邪魔してランチを頂くことにしました。始めはキッシュにしようかと思ったのですが、スープが美味しそうだったのでそちらをお願いしました。

今日のスープは『カボチャと鶏肉のポトフ』です。

先ず目に飛び込んでくるのは、スープ皿の上で一際異彩を放つ大きなカボチャです。カットされているとは言え、ほぼ8分の1の大きさのカボチャがデン!と鎮座坐しています。そこに鶏の骨付き肉と茹でたブロッコリーと菜の花が添えられています。鶏だしベースのあっさりスープには生クリームが添えられ、優しい味のスープにコクをプラスしています。

さて、当然のことながらこの鶏の骨付き肉はナイフとフォークとで頂くことになる…のですが、私はこうしたものを頂くのには恐ろしいくらい不器用で、今までまともに食べ終えた記憶がございません。今回もかなり健闘はしたものの、やはり最後には残念な鶏の骨がお皿に浮く結果となりました…。

それでも、温かなスープを頂いて大満足でした。教室も頑張れそうです。

明日から4月ということで、キッチンでは月替わり4月メニューの一部試作が行われていました。そんな中、スタッフさんの一人が

「もしよければ、ちょっとこれ召し上がってみて下さい」

といって、試作段階のあるものを一足早く頂きました。それが何かは…明日以降のお楽しみです。
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まだまだですが…

2017年03月30日 20時25分30秒 | 
日曜日に東京でソメイヨシノの開花宣言が出されてから早5日経ちます。しかし、残念ながら私の生活圏では何処を眺めても咲いている様子は見られません。

たまプラーザの駅前に続く桜並木も、パッと見た感じでは御覧のように花が咲いているようには見えません。実はよく見ると咲いていたりするのですが、高い位置の枝先に咲いているので、下から眺めて写真を撮影しようと思ってもなかなか狙いが定まらないのが正直なところです。

ただ、教室の正面にある木にはそこそこ花が付いていたので、教室の2階の通りに面した部屋の窓を開けてみました。そこから見えた光景は



こちらです。ちょうどこちらに向かっている枝に、結構いい感じに花が咲いていました。

次にたまプラーザに来るのは来週の木曜日です。その時には満開になっているのか、それともピークを過ぎてしまっているのか…出来れば前者か、せめて中間くらいの様子て踏み留まってくれていることを期待するのみです(-人-;)。

因みに、教室を終えて駅に向かったら、東急百貨店の前にある桜が



昼間見た時よりも咲いていました。

さて、一体どのくらい持ちこたえてくれるでしょうか…。
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芸術的アイスクリーム

2017年03月29日 21時14分44秒 | カフェ
今日は二宮町の教室の日なのですが、春休みなこともあってか生徒がそれぞれの都合で全員休みになったため、一日家で過ごすことになりました。午後になって、さすがに練習にも疲れてきたので、ふらふらと《Cafeあつめ木》にお邪魔しました。

そろそろ3月も終わる=月替わりメニューも終わってしまうΣ(゚Д゚)ということで、メニューを見ながらいろいろと考えました。そして、今日はとても暖かな陽気だったこともあって、アイスクリームをお願いすることにしました。

3月の月替わりアイスクリームはストロベリーです。

先ず、このビジュアルにビックリします。自家製のストロベリーアイスクリームの横にバラの花のかたちにカットされたイチゴとミントの葉が添えられていて、実に芸術的なものです。あまりに美しいので、しばし眺めていたくらいの出来映えです。

ただ、そうは言ってもモノがアイスクリームですから、あんまり悠長なことを言っていると溶けてしまうため、一頻り眺めてから頂きました。濃厚なアイスクリームの中に大ぶりのイチゴの果肉がふんだんに入っていて、食べ応えもなかなかです。

月替わりメニューなので、来月になったら終わってしまいます。こちらは木曜日が定休日ですから、味わえるのは31日の金曜日までです。気になる方は金曜日にお店までどうぞ(*・ω・)つ。
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頂いちゃいました

2017年03月28日 22時58分30秒 | 日記
今日は昨日と打って変わって、いいお天気になりました。日中の気温もグングン上昇して、一気に春めいてきました。

ところで、昨日これが届きました。これは『観世流初心読本』という謡曲の譜です。簡単に言うとお能の唄いの本です。知り合いのピアノの先生のお祖母様が使っていらしたものを、縁あって譲り受けました。

上の二冊は《竹生島》に《俊寛》と、なかなかの大曲です。一番手前にあるのは《土蜘蛛》や《橋弁慶》《鶴亀》等が収録されたものです。

私の祖父は長唄常磐津の類いは嗜みましたが、謠曲には手を出しませんでした。ただその分観るのは大好きで、私も子供の頃に祖父と国立能楽堂に出かけてお能や狂言を見ていました。なので、私にとっては馴染み深いものではあります。

この本には唄いの文言の欄外にシテやワキの出はけや装束、所作等が図解されているため、文字通り初心者にはうってつけです。いい機会なので、一度謠曲を習いにいってみようかしら…。
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老舗が!Σ(Д゚;/)/

2017年03月27日 20時35分47秒 | 日記
今日も今日とて、冷たい雨がそぼ降る朝を迎えました。午後からは急速にお天気が回復してきましたが、それと同時に湿度も急激に上昇しました。こうなると、くせ毛の人間は大変です…。

ところで、小田原の教室に向かう前にパンが食べたくなったので、駅の近くにある老舗のパン屋《守谷のパン》に行ってみました。すると、何と全面建て替えのため、こんなことになっているではありませんか!Σ(Д゚;/)/

仕方ないので、50mほど先にあるという仮店舗まで行ってみました。そうしたら…



ガー(゚Д゚;)ーン!!

『嘘でしょ~、私は月曜日にしか小田原に行かないのに…そして、何よりも《守谷のパン》のあんこたっぷりの餡パンを愛しているのに…よりによって月曜日をお休みにするなんてあまりにつれない仕打ち…ヒドイ、ヒドイわ!(TДT)。』

貼り紙を前に暫くフリーズしながら、こんな言葉たちが頭の中を駆け巡ったのでありました。

『当分の間』というのが、一体どのくらいのものなのか…もしかしたら新店舗に移行したらまた始まるのか…それを確かめる術はありません。ただ、とりあえずは新店舗での営業再開を見守りたいと思います。ただ願わくば「お願い、月曜日にも営業して~…(´;ω;`)」。
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こちらもそろそろおしまいです

2017年03月26日 20時15分12秒 | カフェ
今日は第10回目のアミューあつぎ野外ライブ開催日…だったのですが、未明から降り続く冷たい雨に阻まれ、敢えなく中止を余儀無くされました。昨年5月から定期的にライブをしてきましたが、中止したのは初めてです。

野外企画は天候に左右されますから、今回の中止は仕方ないことです。逆に言えば、よくぞ今まで中止にならずに毎月ライブが継続出来たなと、改めて思います。

急に一日暇になってしまったので午前中は家で練習して、午後から《Cafeあつめ木》にお邪魔しました。冷たい雨の中を歩いて冷えてしまったので、今日は温かなお汁粉のセットを頂くことにしました。

仄かな甘さのこし餡と塩味の効いた小豆の絶妙なバランスのお汁粉には、こんがりと焼いた丸餅が浮かんでいます。その上には刻み柚子が添えられ、器に顔を近づけると甘いお汁粉の湯気の中から爽やかな柚子の香りが立ち上ってきます。お煎茶との相性も絶妙です。今日の箸休めは昆布の佃煮でした。

このお汁粉も、春の到来と共に三月いっぱいで一旦メニューから外れるとのことでした。残念なことではありますが、春からはまた違ったメニューで楽しませて頂けるであろうことを期待したいと思います。
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永遠のループ ~ バッハ《音楽の捧げ物》から Canon perpetuus

2017年03月25日 22時35分35秒 | 音楽
早いもので、3月も残すところあと1週間ばかりとなりました。

例年この時期に、横浜の教室の発表会が開催されています。実はこの何日間かにもピアノのクラスの発表会は開催されていたのですが、私のクラス…というより、今年は何故か会社の妙に強めの意向で、私のクラスを含めたヴァイオリン科3クラスがまとめて4月の最終日に行われることになっているので、まだ終わっていません。

いつもはピアノの生徒の発表の合間に混ぜてもらっていました、そうすることによって、延々ピアノが続いている中にヴァイオリンの音色が混ざって、プログラムに変化をつけることができました。それなのに、一体何が気に食わないのか、或いはなにをトチ狂ったのか知りませんが、今回はひとつの部の中で延々とヴァイオリンの発表が続くという、ある意味変化に乏しいプログラムになってしまったのです┐(´~`)┌。

さて、発表会では生徒だけでなく講師も演奏します。今回、ヴァイオリンばっかりのプログラムになるということで、ひとつの策を練りました。

私の生徒のひとりがモーツァルトの《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》の第1楽章を弦楽四重奏で演奏することにしていて、それにあたってヴァイオリンとチェロの奏者2名に助演をお願いする(私はヴィオラ担当)ことになっています。なので、当初は講師演奏時にヴァイオリンの講師をひとり混ぜて、彼等と何らかの弦楽四重奏曲をやろうと思っていました。ところが、あらかた曲の候補も決まっていたところで、間際になって会社側から

「講師演奏は3名それぞれが一人ずつ演奏すること。講師演奏に助演奏者を出演させることは禁止。」

という意向が伝えられてきたのです。これにはさすがにどうにかならないかと何度か粘り強く交渉しましたが、会社側の意思は固く…というか、むしろ一度決定したことを何としてでも講師陣に敢行させようと意固地になって、とうとう許可しませんでした。

今回助演をお願いした奏者には講師演奏の協力も要請していて、彼等も快く応じてくれていました。それがまるまる潰されてしまったことでこちらも頭に来たので、会社側の決定に則したかたちで講師演奏をすることにしました。

先ずは選曲のやり直しから。当初は生徒たちの伴奏を担当して下さるピアノ科の講師に伴奏をお願いすることになっていましたが、途中でひらめいてやめました。とりあえず私の出番の時には伴奏者には休んで頂いて、助演の2人に私の『伴奏者』を務めてもらうことにしたのです。

生徒の発表時にはヴィオラを弾くことにしていますが、講師演奏時はヴァイオリンに持ち替えて、ヴァイオリンとチェロの助演二人に『伴奏』をしてもらうことにしました。あくまでも私の『伴奏』としての参加ですから、これで文句はない…はずです( ´艸`)。

それで、何を弾こうかと考えたのですが、手持ちの楽譜の中になかなかいいものが見当たりませんでした。そんな中でちょっと面白い曲を見つけたので、今回はその曲を演奏することにしました。それがバッハの《音楽の捧げ物》の最終曲です。

この《音楽の捧げ物》という作品は、バッハがプロイセン国王フリードリヒ大王から提示されたという主題を基にして、様々なカノンやフーガやトリオソナタを作曲した曲集です。その中で今回は最終曲の『無限フーガ』を演奏することに決めました。本来はフルート・ヴァイオリン・通奏低音で演奏するのですが、今回はフルートパートを私がヴァイオリンで演奏します。

この曲は楽譜を見ながら聞くとかなり面白いのですが、先行するフルートのメロディを、まるで鏡で映したように反転させたヴァイオリンのメロディが2小節ずれで追いかけるカノンになっています。しかも、曲の最後から指定の場所に戻る指示がされていて、そこへ戻って演奏を進めてまた最後から指定の場所に戻って…と、その気になれば延々と繰り返してタイトル通り無限に演奏できるという、何ともカオスな曲です。

勿論どうにかして終わらせなければなりませんが、どうやって終わらせるか…については、現在策を練っております。

そんなわけで、楽譜は見つかりませんでしたが、動画に音源がありましたので転載しました。永遠無限に演奏し続けられるバッハの美しいフーガをご堪能下さい(因みにこの音源は3往復で終了しています)。

J.S.Bach: Musical Offering BWV 1079 18. Canon perpetuus [per just intervali] (8)
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今季最後の1ピース

2017年03月24日 20時47分01秒 | カフェ


今日は花冷えというにはあまりにも風の冷たい一日となりました。折角開いた都内のソメイヨシノにも、試練の寒風だったのではないかと思います。

そんな中、厚木の《Cafeあつめ木》にお邪魔しました。今日はランチタイムを過ぎていたので、お三時を頂くつもり満々で伺ったら、スタッフさんから

「タルトタタンがあと1ピースだけ残っています。」

というインフォメーションを受けました。わざわざお知らせ下さったこともあり、また私は厚かましいのか、割りと『最後の1個に手が出せる』人間なので、遠慮なく最後の1個を頂くことにしました。

こんなにもリンゴがたっぷりのったタルトタタンを、私は他に知りません。とにかく「これでもか!」と言わんばかりの分厚い紅玉リンゴの層が圧巻です。ただ、紅玉の時期が終わりに差し掛かっていて、これだけのものを作るには限界があるということで、今季はこれにてタルトタタンは終了ということに相成りました。

ところで、スタッフさんから聞くまで忘れていたのですが、実は咋秋タルトタタンが始まった時に、最初にオーダーしたのも何と私だったのだそうです。そんなことをすっかり忘れ去っていたのですが、始めの1個と最後の1個を頂くなんてことをしていたようです。これも、そこそこ通い詰めているからこそのことなのでしょうが、有り難いような、ちょっとおもはゆいような気もしたのでありました。

そんなわけで、このタルトタタンは今年の秋までお休みとなります。また紅玉リンゴが美味しくなる頃を、今から楽しみにすることにしましょう。
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『あたためいたしますか?』…( -_・)?

2017年03月23日 21時41分41秒 | 日記
仕事柄、始業も終業も一般社会人の皆さんと比べて遅くなることが殆どです。そんな生活ペースの人間にとって、コンビニの存在は無くてはならないものとなっています。

ほぼ毎日のようにコンビニを利用するのですが、スタッフが使っているいわゆる『バイト敬語』というものに強烈な違和感を感じています。例えば

「お会計の方は○○円になります。」
「××円からお預かりします。」

という類いです。これを聞く度に

『「お会計の方」はどっちの方?』
『××円「から」何を預かるの?』

と、心の中で突っ込みを入れてしまいます。

そんな中でも断トツで違和感を感じているのが、お弁当を買った人に対して放つ

「温め致しますか?」

という物言いです。一体いつの頃からこんな妙ちきりんな言葉が使われるようになったのか分かりませんが、とにかくやたらと耳について非常に不快です。

『致す』という言葉は『する』という動詞の謙譲語です。そして、この『致す』、実際には『致します』を用いて謙譲語を作る際には

お(ご)➕動詞の連用形➕致します

という形にする必要があります。例えば

⚫お持ち致します
⚫お預かり致します
⚫ご案内致します

といった類いです。

そこからするに、この「温め致しますか?」という物言いには、謙譲語の冠詞としての『お』が抜けています。ですから、どうしても『致します』を使いたいのであれば

「お温め致しますか?」

と聞くべきです。

ただ、実際にはそんなに滑らかに言葉が出ては来ないでしょう。それならばいっそ

「温めますか?」

と言ってもらっただけでも、十分丁寧なのです。

優しい人だと「自分なりに『ちゃんと敬語を使わなければ!』と意気込んだ結果、過剰に丁寧になり過ぎたものが広まったものだ」…という見解を示す方もいるようですが、それでも奇異なものはどこまでも奇異です。こんな奇異な言葉が蔓延っているのも、文部科学省という三流官庁が母国語教育を蔑ろにしたツケに他なりません。

今からでも遅くはありません、小学校高学年から英語を必修にするなどという愚策は破棄して、子供たちに正しい母国語としての日本語を徹底的に教えるべきです。日本人のしての母国語アイデンティティが確立しないままむやみに外国語を詰め込んだって、何もいいことはありません。今、日本文化の根幹をなす日本語の再確認と再構築が求められています。
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桜はまだかいな

2017年03月22日 22時55分22秒 | 
昨日、あの冷たい雨の中で、東京のソメイヨシノの開花宣言が出されました。雨に打たれて項垂れながらもしっかりと花を咲かせる様子に、いよいよ春の到来を感じることができました。

厚木では桜はまだ咲いていませんが、それでもあちこちで様々な花が咲いていて、道行く人の目を楽しませています。

バスセンター近くにある小さな公園の入口には、真っ白なコブシの花が満開になっています。かなり高さのある木なので、遠くからでも白い花を眺めることができます。

また、二宮町の教室の近くでは



オオイヌノフグリが一面に咲いていました。この青い可憐な花が咲くと、陽射しに暖かさを感じるようになります。

かつてガラケーだった時には、画素数の問題だったのか青や紫といった色がうまく写らず、こうしたオオイヌノフグリや紫陽花や桔梗の花を撮るのにかなり苦労させられました。そこへいくとさすがはスマホ、鮮やかな青色がそのまま写せます。有り難いことです。

さて、厚木で桜が満開になるのはいつのことか、今から楽しみです。
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細石

2017年03月21日 20時12分48秒 | 日記
さて問題です。写真に写っているのは一体何でしょう?

ガラスの破片?水晶の欠片?ランダムなビーズ?

これは細石です。『さいせき』ではなく『さざれいし』と読みます。そう、国歌君が代に

《君が代は千代に八千代に細石の巖となりて苔のむすまで》

と歌われているもののひとつです。

この細石は水晶で出来ているもので、私が愛用している守護念珠を作って下さった方が、自宅で念珠を休ませる場としてわざわざ用意して下さったものです。

とりあえず手持ちの清浄な皿にのせて、



そこに守護念珠を置いてみました。



こんな感じです。ちょっと分かりにくいかも知れませんが、ここにはアメジスト・水晶・スモーキークォーツのものと水晶と屋久杉の珠を連ねたものを置いてあります。ただ、透明なものばかりで分かりにくいので、かつて奈良・唐招提寺に参詣した時に入手した金堂の古材を用いて作られた守り念珠も一緒に置いてみました。

今までこれらの守護念珠は帰宅してから外して、水晶製の2つは神棚に、唐招提寺念珠は仏壇にそれぞれ置いていました。それはそれでよかったのかも知れませんが、これからはこの水晶細石の上できちんと浄化してリフレッシュしたものを、次の日の朝に装着して出掛けることができるようになりました。

転居してからこうしたスピリチュアルな環境が、少しずつではありますが我が家の中に整いつつあります。いろいろと気にかけて下さる方が身近にいることの幸せを、ひしひしと感じながら生きている毎日です。
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ドキドキコンサート(; ̄ー ̄A

2017年03月20日 19時18分17秒 | 音楽
今日は加須市でのコンサート本番の日でした。

先週1回合わせてある…とは言いながら、さすがに1週間も経つと細かな打ち合わせ事項が怪しくなってきます。なので、ステージリハーサルではそういったところを確認するのかと思っていました。しかし、実際にはあまり時間がないということでしたので、とにかく全編を通すことになりました。



前半はヴィヴァルディの《春》やアイネ・クライネ・ナハトムジーク、ベートーヴェンのピアノ協奏曲といったクラシック系のものが続くので何とかなりました。それでも、小編成とは言いつつピアノ協奏曲を指揮者無しで演奏するとあって、ソリストの歌い方やカデンツァのタイミング等の確認に時間をかけることとなりました。

しかし後半はアレンジものが大半で、全体図を把握しているのがアレンジャーであるピアニストしかいないため、かなり細かな確認作業を必要としました。ただ、その練習をする頃には割りと時間が差し迫っていたのと、本番前にピアノの調律をし直すのとになっていたのとで終わりの方はあまり返せずに終わってしまい、何となく不安を残すかたちで本番を迎えることになりました。

そして迎えた本番。

ヴィヴァルディの《春》から始まってアイネ・クライネ・ナハトムジークくらいまでは割りと順調でした。そして、一番の山場であるピアノ協奏曲へ…。

この室内楽版はよく出来ているのですが、如何せん2管編成のフルオーケストラを5人に縮小しているので、1人あたりの負担が1.5割り増しくらいになるのです。その上、ヘタに原曲を知っていたり、まして演奏したことがあったりするとかなりギャップがあってややこしいので注意が必要となります。

ただ、そこは手慣れた精鋭の皆様、本番中ちょっとズレそうになったりイレギュラーなことが起こったりしても動ずることなく、スッと軌道修正して下さいます。奏者それぞれがいろいろな現場で鍛えられている人たちですので、このあたりのポテンシャルの高さはさすがです。小さな事故をいくつか起こしながらも無事にコンチェルトの演奏が終わると、ピアニストに盛大な拍手が贈られました。

その後は比較的軽めのプログラムだったので、少し安心していました。ところが、これがいけなかったのであります…。

いわゆる○ィズニーものや○ブリものが用意されていたのですが、よりによって最後の曲で本番になって変なところでズレが生じてしまい、あわや大惨事!…と思われたのですが、そこは奏者の皆様の経験値と機転でどうにか切り抜けることに成功しました(;^_^A。最後にアンコールとして用意した《ラデツキー行進曲》をお客様の拍手と共演して、無事に閉幕することができました。

こうしたコンサートの場合、予算やスケジュールの関係で十分なリハーサルの時間が取れないことが多々あります。そんな少ない回数のリハーサルでもある程度の水準の演奏が出来ることが求められているのは分かってはいるのですが、可能であればもう少し綿密なリハーサルがしたいなぁ…というのが本音です。

それでも、久しぶりにピアノ協奏曲を演奏することが出来て、個人的にはものすごく嬉しいコンサートでした。こうした機会が今後もまたあればいいな…と思った、幸せな一日でした。
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墓参り

2017年03月19日 21時05分22秒 | 日記
どうでもいいことかと思いますが、昨日拙ブログのプレイビュー数が2,396にまで達していました。ブログ開設以来歴代最高値を記録したのですが、昨日そんなに面白いこと書いたかしら…?

さて、今日は墓参のために水戸市まで出かけました。墓参するのは正月以来です。

水戸駅前から1時間に1本しかないバスに乗って20分ほどしたところに、我が家の菩提寺があります。写真はその近くにある神社です。如何にも田舎といったのどかな風景で、来る度に写真撮影してしまいます。

前回はあまりにも寒くて、水道が凍りついて水が出せないというハプニングがありましたが、さすがに3月も半ばになるとそんなことはありません。今回はきちんと水を汲んで、墓前に持っていくことができました。

挨拶もそこそこに、目的地まで行って戻ってくるバスに乗り込んで水戸駅まで戻りました。それで、折角なのでいつも読経をお願いしているお坊様のおられるお寺まで行ってみることにしました。というのも我が家の菩提寺は寺といっても僧侶無住のお寺で、墓地管理の家族が住み込んでいるだけなのです。そのため葬儀や法事等を執り行う場合には、同じ市内にある別の時宗寺院の御住職にお願いしなければならないのです。

水戸駅から比較的多く出ている系統のバスに乗って大工町というところまで来ました。ここに市内最大の時宗寺院である神應寺(じんのうじ)があります。我が家の葬儀以外の殆どの法事は、こちらにお世話になっています。



御覧の通り、なかなか大きな規模のお寺です。それもそのはず、実はこのお寺は天正19(1591)年に時宗第32世遊行上人の他阿普光が、時の領主だった佐竹義宣に招かれて開いた水戸藤沢道場のあったところなのです。それ故、藤沢市にある総本山の清浄光寺と同じ《藤澤山(とうたくさん)》の山号を戴いています。

残念ながら御住職は不在だったようなので(御彼岸真っ只中だから無理もないのですが…)、そのまま隣にある別雷皇太神に参詣しました。



ここはかつては神應寺と同じ敷地に祀られていた神仏習合のお宮でしたが、明治の神仏分離令に伴ってお寺と切り離されました。御祭神は京都上賀茂神社と同じ別雷命(わけいかずちのみこと)で、つくば市にある金村別雷神社、群馬県板倉町の雷電神社と共に関東三大雷神のひとつとなっています。『関東三大雷神』と言いながら、3つのうち2つがどうして茨城県内にあるのかは謎ですが…。

本当は偕楽園に梅見に行ってみようかとも思ったのですが、ものすごい混雑ぶりだということと、帰りが遅くなってしまうこととで断念しました。何しろ同じ関東地方圏内とは言いながら、茨城県と神奈川県とは遠いのです。特に公共交通機関を利用するしかない身の上にとっては、尚更遠いのです…。それでも、一時郷里の空気を吸うことができてリフレッシュしました。

さて、明日は加須市コンサートの本番です。早目に帰宅して、気持ちを切り替えようと思います。
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名残のタルトタタン

2017年03月18日 22時57分32秒 | 日記
今日は「すっかり春!」といった風情でした。上着を着る必要性を殆ど感じずにいたのは久しぶりです。

そんな陽気の中、今日は明後日の加須市でのコンサートの練習に勤しんでいましたが、一段落したところで休憩がてら《Cafeあつめ木》にお邪魔することにしました。今日は、先日お邪魔した時に

「紅玉りんごが終わってしまうので、これが今季最後になります。」

と伺っていたタルトタタンを頂くことにしました。

パイやタルトといった製菓に使うりんごは『ふじ』『つがる』『王林』といった生食用の品種ではなく、硬めで酸味の立った『紅玉』がむいています。タルトタタンはそれをお砂糖とバターとでゆっくりと煮詰めて作るため、紅玉が終わってしまうと次に市場に出回るようになるまでメニューから姿を消してしまうのです。

タルト生地の上に、カラメルとバターをじっくりと煮含めた紅玉が分厚くのっています。提供前に粉糖をふった上から熱したスプーンを当ててキャラメリゼし、更に粉糖で薄化粧が施されてから運ばれてきます。柔らかく煮詰められた紅玉りんごには程よい甘さとほろ苦さのカラメルがたっぷりと染み込んでいますが、頂くと甘さと共にちゃんと紅玉ならではの酸味が口に広がります。時折添えられたバニラアイスクリームを絡めて頂くと、ほんのり温かくて甘酸っぱいタルトと、カラメルのほろ苦さと、甘く冷たいアイスとの相乗作用が絶妙です。もうすぐ終わってしまうことを惜しみながら、美味しく頂戴しました。

今日は普段あまりコーヒーを淹れてたことがないというスタッフさんがキッチンに入っていたので、いい機会だからと練習を兼ねて私の分のコーヒーを淹れて頂きました。仮にもお客様からお代を頂戴するものなのだから…ということで御本人はかなり心配しておられましたが、味わってみた個人的感想としては

『現時点でこのくらいに淹れられるのであれば、もっと経験を重ねていけばいい感じになるかも…。』

という感じでした。

これはより男性に多く見受けられますが、失敗することを恐れるがあまり何事においても及び腰になってしまい、なかなか新しいことに挑戦したがらない人がいます。ただ、何事においても始めから要領よくスイスイ出来る人なんてそうそう居ません。問題なのは、出来ないことに蓋をした上で棚上げしてしまって、きちんと解決しないことです。《聞くは一時の恥、聞かざるは末代までの恥》とはよく言ったもので、最初に小さく恥をかいてしまえば、後はその失敗を糧にして成長すればいいのです。

また彼がキッチンに入っていることがあれば練習台として私のコーヒーを淹れてもらって、カフェスタッフとしての自信を徐々につけてもらおうと思っております。
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ニャンとも可愛いクリップ(ФωФ)

2017年03月17日 21時35分12秒 | 日記


今日は教室に行く前に、横浜のYAMAHAのお店に寄りました。先日都内まで出た時にも楽器店に寄って買い物をしたのですが、よりによって肝心なものを買い忘れていたので…。

無事に目的を果たしてからちょっと店内を冷やかしていたら、こんなものを見つけました。ネコのシルエットのクリップです。

最近はただ二重にクルリと巻いただけのものだけでなく、様々なかたちのクリップが売られています。ここにもピアノのかたちや音符のかたち、ト音記号のかたちのクリップがあったのですが、そのラインナップに何故かネコ…。

『?』と思ったのですが、中にご丁寧に《MUSIC GEM CLIP》と書いてあるので、売り場としては間違っていないのだと思われます。ま、可愛いから何でもいいのですけどね。

かつて一度購入したものは自分で使うのは勿論、一部は《Cafeあつめ木》さんに差し上げました。その後だいぶ使って自分の分が減ってきていたので、また新たに仕入れて帰ってきました。さて、どんなシチュエーションで使おうかな…。
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