共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

夏越の大祓

2020年06月30日 17時46分42秒 | 神社仏閣
今日は6月30日、夏越の大祓(なごしのおおはらえ)の日です。

この日には主だった神社に茅の輪が設けられ、それを潜ることで年明けから半年の間に身に着けた穢れを祓います。元々は宮中祭祀のひとつだった『大祓』が後に民間の信仰にも浸透し、今では年越しと6月末日の2回行われています。

夏越の大祓の起源には諸説あるようですが、かつて今ほど自由に水が使えなかった時代に本格的な蒸し暑い夏に向けて着るものを清潔なものに新調したり、梅雨明けにやって来る旱(ひでり)を迎えるべく気持ちを戒めたりといったことが考えられています。この大祓の時には神社の境内に茅で作った大きな茅の輪が据えられ、それを∞のかたちに潜ることで穢れを祓います。

本当は相模國一之宮寒川神社に行きたかったのですが、小田原で仕事を終えてから向かうと着いた頃に閉門してしまう恐れがあったので、今回は小田原の大稲荷神社で夏越の茅の輪くぐりをすることにしました。

小田原駅の西口から歩いて5分程のところにある大稲荷神社に向かうと、



銅製の鳥居に茅の輪が据えられていました。ちょっと頭を下げて通れるくらいの茅の輪を∞のかたちに3回潜って、無事この半年間の穢れを祓いました。

しばらく参拝していなかった間に



いつの間にか石造りの立派な鳥居が完成していました。以前は参道の入口にある朱塗りの一の鳥居と銅鳥居の二つでしたが、その間にこの石造りの鳥居が建ったので、これが二の鳥居ということになるのでしょう。

明日から7月です。その本格的な夏を前に茅の輪を潜って、新たな気持ちになることが出来ました。

水無月のなごしの祓へする人は
千歳のいのち延ぶといふなり
(拾遺和歌集・よみ人知らず)
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なんかイマイチ納得が…

2020年06月29日 18時16分35秒 | 日記
今日はこれぞ梅雨の晴れ間!といった晴天に恵まれました。陽射しもジリジリと照りつけて、また灼けたような気がしています。

ところで、最近コンビニで買い物をすると



こんな紙をもらいます。これはプラスチックごみの削減を目的として、来月からレジ袋が有料化されることを知らせるものです。

環境省がレジ袋の有料化に踏み切ったお題目として掲げたのは海洋ゴミ問題でした。確かに最近になって、クラゲをエサとしているウミガメが間違えて海に浮いているビニール袋を食べてしまう映像が流されたりして、盛んに問題提起されるようになってきています。

ただ、海洋ゴミ問題を掲げてのレジ袋有料化には、ちょっと首を傾げてしまいます。というのも、



上の円グラフは当の環境省が2016年に全国10箇所で調査した漂着プラスチックごみの内訳ですが、実はレジ袋を筆頭としたポリ袋は海洋プラスチックごみ全体の僅か0.3%しかないのです。圧倒的に多いのは漁網やブイといったプラスチック製の漁具で、不法投棄された漁網・ロープ・ブイを合わせただけで、何と海洋プラスチックごみ全体の50%を超えてしまうのです(因みに日本の沿岸で回収される漁具には、日本の西隣の半島や大国の文字が書かれているものが多いのだとか)。なので、レジ袋有料化に海洋プラスチックごみ対策を筆頭として掲げることには違和感を禁じ得ません。

それに、例えば一日に一回買い物をして有料レジ袋を購入したとしても、中くらいまでの大きさのレジ袋なら一枚3円、一ヶ月で凡そ90円、一年でも1080円なのです。その額を削減させるためにわざわざ1000円以上するエコバッグを買わされるのも、何だかモヤっとします。

第一、まだまだ収まりを見せない新型コロナウィルス対策として厚生労働省から

『新型コロナウィルス対策で使用したマスクを廃棄する場合、コンビニのレジ袋等に入れて口をしっかりと結んで廃棄して下さい。』

と案内されているのですが、それも今後どうなるのか気になるところではあります。

今までにも、ちょっとしたごみ袋として重宝していたレジ袋ですから、いきなり生活の中から切り捨てるというのも難しいでしょう。今後はレジ袋自体も自然に還元されるバイオマス素材を使うなど環境に配慮したものに変わるようですし、個人的にはそんなに無理してエコバッグを買わなくてもいいのかな…と思ったりもしています。

勿論、環境への配慮は大切です。各自治体で定められたごみの出し方をきちんと守って、ごみの削減にも努めましょう。
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性格が垣間見える自筆譜〜ハイドン編

2020年06月28日 16時55分28秒 | 音楽
今日は午前中にかなり激しい雨の降った日でした。昨日のうちに洗濯を済ませておいて、本当によかったと思います。

さて、今日は特に何もしていなかったので何を書こうかと考えていたのですが、久しぶりに自筆譜シリーズを書いてみようと思います。今回は『交響曲の父』とも呼ばれているハイドンです。



モーツァルトやシューベルトといった作曲家が生前不遇をかこっていたことは有名な話ですが、そんな中にあってハイドンはどちらかと言うと生前から名声を得ていて、パトロンにも恵まれていました。しかも77歳まで生涯を送ったかなりの長寿でもあります。何しろ生まれた時(1732)にはまだバッハが活躍していて、亡くなる時(1809)にはナポレオンによるウィーン侵攻があったのですから、当時としては長老的存在だったわけです。

そんなハイドンの自筆譜は、見た目にも穏やかで読みやすいものが多く見受けられます。



上の楽譜は『オーストラリア皇帝讃歌』の自筆譜です。この曲は、ハイドンが渡航したイギリスで聞いたイギリス国歌に感銘を受けて当時の神聖ローマ帝国皇帝を讃えるために作曲したもので、今もドイツ国歌として歌われています。

モーツァルトと比べて細い線で書かれていますが、かなり明解で読みやすく、このまま演奏できそうなくらいです。後の世の校訂者泣かせの自筆譜もある中では、かなり丁寧なものと言えると思います。

この曲は弦楽四重奏曲第77番《皇帝》の第2楽章にも使用されています。このメロディを様々なかたちにバリエーションしていく変奏曲となっていて、数多あるハイドンの弦楽四重奏曲の中でも屈指の名作として今日に伝えられています。

そんなわけで、今日はその《皇帝》の第2楽章の演奏動画を転載してみました。コダーイカルテットの演奏で、ハイドンの穏やかな世界観をお楽しみ下さい。



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ヴァイオリン協奏曲の名作!ヴィヴァルディ《調和の霊感》Op.3-6

2020年06月27日 17時25分23秒 | 音楽
今日も暑い一日でした。さすがに湿気た30℃超えはしんどいですね…。

さて、今日は自宅で生徒とオンラインレッスンをしていました。最近手掛けているのは、ヴァイオリンを習っている人なら一度は通る道であるヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集《調和の霊感』作品3から第6番イ短調です。

ヴェネツィアの教会で司祭として奉職していたヴィヴァルディが、教会に併設されていたピエタという捨子養育院の子供たちに演奏を教え、運営資金を得るための慈善演奏会を開催させることを目的として作られたのが全12曲から成るヴァイオリン協奏曲集《調和の霊感》で、教本に掲載されているのはその中の6曲目です。元来が子供たちの教育を目的として作曲されていることもあって、12曲全てが中級程度の技術で演奏できるように書かれています。これは、実は凄いことなのです。

聴き映えのするヴァイオリンの曲を作ろうと思えば、よりハイポジションのパッセージを散りばめてキラキラした音楽にすればいいわけです。ところがこの《調和の霊感》や、以前紹介したモーツァルトの《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》といった今やクラシック音楽の超メジャー曲はそうしたハイポジションはなりを潜め、どんなに高い音でも加線三本上のミまでしか使っていないのです。しかしそれがかえって人間の耳に心地良い音域の作品となり、結果的に長く愛聴される名作として今日まで残ったと言えるのかも知れません。

クラシック音楽好きの中にはヴィヴァルディが嫌いだという方がいらっしゃいます。彼等の言い分をきいていると

「ヴィヴァルディの音楽はどれを聞いても同じようなものばかり。」

とか、中には

「ヴィヴァルディは一つのメロディを1000通りに書き分けただけだ。」

という皮肉を仰る方までおられます。

確かにヴィヴァルディの音楽には一定のパターンのようなものがあり、たとえ知らない曲でも

「なんかこの曲ヴィヴァルディっぽい。」

と思わされることがあります。でも聴いただけで聴き手に『ヴィヴァルディ節』のようなものを思い起こさせてしまうということは、考えようによっては物凄いことではないでしょうか。

「一つのメロディを1000通りに書き分けただけ。」

と言われている皮肉についても

「一つのメロディを1000通りに書き分ける技量とセンスを持ち合わせていた。」

と考えれば、それはそれで驚異的なこととも言えると思うのです。

この作品3の6は、軽いバスの上にハキハキとしたメロディが紡がれる第1楽章、まるでヴェネツィアの美しい月夜のような第2楽章、限られた音域の中で遺憾なく演奏技巧を聴かせる第3楽章と、大変優れたつくりとなっています。できることならば、もっと多くの方に聴いて知って頂きたい名作です。

そういうことで、今日はその《調和の霊感》を全楽章お聴き頂きたいと思います。これを聴いて、ヴィヴァルディは《四季》だけじゃない!ということを実感して頂ければ幸いです。

因みに動画に付けられている眉目秀麗なヴィヴァルディの肖像画は、本当に本人を描いたものかどうかは不明なようです。より本人に近いのは



晩年に描かれたというこのカリカチュアの方のようです。蛇足ながら…。


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こんなものまでコロナ対策

2020年06月26日 18時32分44秒 | 日記
今日はまた、一段と不快指数の高い一日でした。黙って立っていても汗が止まらないし、マスクの中なんざエラいことになっていました。

あまりの暑さにマスクを引き千切ってやろうかと思うくらいでしたが、子供たちの手前そんなこともできません。むしろ油断するとすぐにマスクを外してしまう子の裏手にまわって、後ろから

「ほら〜マスクしろ〜!」

と低い声で呼びかける『マスクしろオバケ』に転身していた一日でした…。

さて、夏になっても一向に収まりを見せない新型コロナウィルスですが、やはり感染予防策のトップはマスク着用の継続ということになります。それを啓蒙するためかどうかは定かではありませんが、



小田原駅東口に設置されている二宮金次郎の銅像にも、御覧のようなマスクが装着されていました。お洒落な唐草模様のマスクを装着した金次郎さんは急に派手になって、ちょっと恐縮しているようにも見受けられました。

まだまだ終わらない梅雨の湿気と蒸し暑さの中で、どうやって子供たちにマスク装着を継続させるかが目下の最重要課題となります。勿論大人側も、これからの時期のマスク装着は暑苦しいし邪魔くさいと思っていますが、子供たちの前ではそうした気持ちをお首にも出さずに、いかにシレ〜ッとしていられるかが至上命題です。

あんこ先生、頑張ります!
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悩みはいろいろと

2020年06月25日 21時30分49秒 | 日記
今日も蒸し暑い一日となりました。新型コロナウィルス対策としてマスクを着用することにもすっかり慣れきってしまいましたが、こう蒸し暑いとさすがにマスク着用に対する不快感を禁じ得ません。

ところで、音楽教室の講師陣と四方山話をしていた時に、ある講師から

「マスクをするようになってから、肌荒れが酷くなってきた。」

という話が出ました。



確かに市販の紙製使い捨てマスクを着けると、恐らく製造過程で使用されている糊の独特なニオイがします。そして、特にシックハウス症候群を抱えている人はこの糊にも敏感なことが多いのだとか。

加えて女性はメイクをした上にマスクを装着することもあって、外気に触れている目の周りと、マスクの中で蒸れている鼻・頬・口元とで環境が異なり、それが肌荒れの原因にもなるのだそうです。これは、化粧をしない♂には分からないことです。

私は面の皮が厚いためか、おかげさまで肌荒れに関しては問題ありません。ただ、ものによっては耳掛け紐が耳たぶの後ろに食い込んで、夕方頃になると痛くて仕方ありません。これは個人的に悩ましいことではあります。

一時期の極端なマスク不足もすっかりなりを潜め、市場には商品が出回るようになってきました。そうした中にもしかしたら耳掛け紐が痛くないものもあるかも知れないので、いろいろと試してみてもいいかなと思っております。

ただ、かなり前に購入したまま放ったらかしになっていたものや他所様から頂戴したものなど、実は我が家にはマスクがかなりの数有り余っており、これらを消費してからでないと次が買えません。もしかしたらその頃にはコロナ騒ぎが収まってしまっているかも知れませんが、それはそれで喜ばしいと思った方がいいのでしょうか…。
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開き直ってあんことアイスコーヒー

2020年06月24日 21時50分29秒 | カフェ
今日も小学校の子供たちの授業をして、そのままあざみ野まで移動しました。そして、そのまま《雫ノ香珈琲》に立ち寄りました。

とにかく冷たいものが飲みたくて、水出しコーヒーをお願いするのことにしました。しかし、

「ごめんなさい、今日の分の水出しコーヒーは終わってしまって…」

という残念なお返事がかえってきたので、今日は大人しくアイスコーヒーをお願いしました。それだけだと寂しいのですが言う程空腹なわけでもなかったので、アイスコーヒーのお供にはハーフワッフルをオーダーしました。



雑味の無い自家焙煎のアイスコーヒーは口当たり柔らかで、ブラックでも十分に頂けます。昨日の「あんこ先生」騒ぎに開き直って、ハーフワッフルには小倉トッピングです(笑)。クロワッサン生地のワッフルに小倉あんと生クリームの取り合わせは絶妙です。

目まぐるしく忙しかった学校を終えて、週に一度の細やかな贅沢をゆっくりと堪能することが出来ました。このくらいの寛ぎは許されますよね?
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何と言うミラクル…

2020年06月23日 18時00分55秒 | 日記
今日は湿度の高い一日となりました。考えてみれば現在は梅雨真っ只中のはずなので当たり前と言えば当たり前なのでしょうが、やはり不快指数が高いことはあまり喜ばしいことではありません。

ところで、今日は授業の中で各自が自己紹介をするという時間がありました。一人ずつ黒板の前に進み、自分の名前と好きな食べ物を発表するというものでした。

これがなかなか思うように進みません。何しろ普段キャアキャア騒がしくしている割には、いざ一人で前に立たされるとガッチガチに緊張してしまってモゴモゴしたりモジモジしたり、中には泣きそうになってしまう子までいて大変なのです。

それでも何とか全員自己紹介を終えてから、折角なので先生たちも自己紹介をすることになりました。先ずは担任の先生が自己紹介をして、その次に授業補助教員の私が自己紹介する番になったのですが、

「好きな食べ物は羊羹とお饅頭です。要はあんこです。」

と言った直後、ほぼ全員の子供たちが大笑いし始めたのです。

始めは何を笑われているのかさっぱり分からず、担任の先生と(?_?)みたいな顔になっていました。しかし、一人の男の子が

「だから今日そんな『あんこ色』の服着てきたの〜?」

と言われてハッとしました。

そう、何を隠そう今日私が学校に着て行ったのは



鮮やかな小豆色の上着だったのです。

『あ…!』

と思った次の瞬間、子供たちが一斉に

「あんこ先生!」
「おまんじゅう先生!」
「ようかん先生!」

と私に呼びかけ始めたのです。


しまった…_| ̄|○ il||li


まさか今日、担当するクラスの授業内で自己紹介をするなんて思いもよりませんでしたし、ましてやその場で好きな食べ物を発表させられるとも思っていませんでした。しかし、はからずも私は子供たちの前でとんでもないミラクルをやらかしてしまったのであります。

はい、こうなったらもう止まりません。そして、これで子供たちからの私の呼び名が決まりました。

そこから後は誰一人私の名字を呼ぶ子はおらず、クラスの中での呼び名は見事に『あんこ先生』に決定しました。そうなったらもう、給食中だろうが帰りの会だろうが見送り時だろうが、皆口々に私に向かって

「あんこ先生!」
「あんこ先生!」

の連呼です…。

帰り際、廊下ですれ違った他のクラスの一年生の子供たちが、私が特定の子供たちから「あんこ先生!」と呼ばれているのを不思議そうに見ていました。でも、いずれ一年生全員に「あんこ先生」の名が知れ渡る日も、そう遠くないような気が今からしております…。
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重なる時は重なるもので…

2020年06月22日 18時46分18秒 | 日記
世の中、上手く行かない時にはとことん上手く行かないようになっているのでしょうか。ここ最近、身の周りのいろいろな物が壊れていて困り果てております。

先ず、何だか靴の中に水が滲みてくるような感じがしたので調べてみたら。靴底と本体部との継ぎ目のところに綻びが出来ていました。これではこれから先の雨のシーズンにどうにも使いようが無いので、お金も無いのに靴を新調せざるを得ませんでした。

更に、普段使っている扇子に着けていたパワーストーンのストラップが



突然切れてしまったのです。何かしら良からぬことが起きるのではないか…と、不安な気持ちを抱えながら過ごしていたのですが…。

今朝になって出かけるために眼鏡をかけた途端、



何とフレームがエラくややこしいところからボッキン!と折れてしまったではありませんか!Σ(゚Д゚;)

しかも、絶妙なタイミングで普段使いの眼鏡を昨日メンテナンスに出したばかりで、今はこの予備の眼鏡しか手元に無いのです。次に本チャンの眼鏡が戻ってくるのは何と30日の火曜日…。

\(^o^)/オワタ…

そんなわけで、とりあえず子供たちに気づかれないようにセロテープで補強して何とかやり過ごしました。今日のところは気づかれなかったようですが、果たしていつまで誤魔化しきれますやら…。

それにしても…もう何なんでしょうか。一体、私に何の恨みがあるというのでしょう。天中殺なのか何なのか知りませんが、よりにもよって一番お金の無い時に、こんなにいろいろと壊れなくてもいいと思うのですが…(TдT)。

まだ私の手元に特別定額給付金は届いていませんが、もしかすると眼鏡の修理代に消えてしまいそうで今から怖いです。本当に私って、手元にお金が残らない人生なんだな…。

せめて7月になったら、何らか機運が上向いてくれないと割に合いません。はぁ…(;´д`)トホホ…
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思いもよらぬ反響に感謝して

2020年06月21日 22時32分32秒 | 日記
先日、拙ブログの書き込みについて考え直すということを載せ、しばらく時間を頂こうと更新を自粛しておりました。ところがその後から、ブログのコメント欄は言うに及ばずメールやLINEといった様々なところから

「ブログを続けてほしい」

という有り難いお言葉を多数頂きました。そんなに大したことを書いてきたわけでもない拙ブログにこんなにも多くの方々から励ましと継続希望のメッセージを頂戴して、涙が出るほど嬉しい思いでおります。

その中で、

「行った場所さえ特定されなければ、居場所を追跡されることもないのでは?」

という御意見があり、自身でもハッとさせられました。

気づけば拙ブログも来年には丸10周年を迎えることとなりました。始めは何となく軽い気持ちでスタートした拙ブログも気づけば私の生活の一部となっており、皆様からの御意見を頂いて、それを簡単に辞めてしまうのは私としても違う気がしてきました。なので、これからは居場所を特定されるような書き込みを極力無くして、ふんわりした内容の書き込みにシフトしていこうと考えております。

様々なところからコメントを下さり、このブログを続けていく決断に導いて下さった皆様に、この場を借りて篤く御礼申し上げます。有り難うございました。

今後も下らないことからどうでもいいことまで書き散らかしていくかと思いますが、これからも拙ブログを、何卒宜しくお願い申し上げます。
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拙ブログの今後について

2020年06月18日 20時48分56秒 | 日記
数ある中から拙ブログを御覧の皆様、いつも閲覧して頂きまして有り難うございます。

突然ですが、今後しばらくの間ブログへの書き込みを見直すことにしました。理由としては、日々の拙ブログへの書き込みが私個人の動向調査に利用されているという事例が判明したためです。

これまで私は、このブログに様々な記事をアップしてきました。それは、自分が日々の生活の中で見かけた事象や感動したことなどを備忘録的にブログに残し、細やかな自己の歩みを記録するため…ということが主な理由でした。

そのためとは言えこれまで拙ブログでは、私が行った場所や店の名前をかなり詳細に書き込んで公開していました。それがどうやらここ数年に渡って私の意図しないかたちで動向調査の材料として使われており、私が何処へ行った、何を食べたといった個人情報が詳細に調査されていたことが判明したのです。この程それを知って、正直驚きと戸惑いを禁じ得ない状況となっています。

私は有名ブロガーでもありませんし、自分の記事が世の中に影響力があるなどとは爪の垢ほども思っていません。が、そんなバズるブログではないにせよ、結果的に今回自身の気持ちとブログの在り方とに齟齬が生まれてしまったことには違いありません。

気づけば、拙ブログも書き始めて来年には丸10年を迎えます。そんなアニバーサリーを前にこうした衝撃的事実が判明したということは、今までいろいろと野放図に書き散らかして、徒に自身の動向を世間に無防備に晒してきたことを考え直す良い機会なのかも知れません。

これからどう対処するのか…ブログの更新回数を減らすのか、それとも閲覧制限をかけて不特定多数の人が見に来られてしまうのをブロックするのか、どうするのが最善なのかは自分でも分かりません。ただ、来年のブログページ開設10周年という節目を前に、今後の拙ブログの在り方が問われていることだけは確かです。

本当は、今日が来年に延期になった東京オリンピックの開会式まであと400日の節目の日だったこと等も書きたかったのですが、今日はとてもそんなことを書く気分にもなれません。とにかく、今は考えたり対処したりする時間を頂きたいと思います。
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思わず涙のクロワッサンワッフル

2020年06月17日 22時08分46秒 | カフェ
今日は湿度があまり高くないまでも、それでも暑い一日となりました。

今日は小学校で体育の授業があり、一年生は給食前に運動場に出て縄跳びをすることになりました。しかし、久々に外の授業になったのと暑いのとで子供たちはすっかりグニャグニャになってしまい、縄跳びを始められるようになるまで一苦労でした。

先ず、教室で子供たちを体操着に着替えさせるだけでも物凄く時間がかかります。それから廊下に整列させて昇降口に連れて行き、外履きに履き替えて運動場に向かわせるのですが、本当の修羅場はここからでした。

何しろテンションが上がった3クラス分の一年生は、自分勝手に騒ぐし、先生の話は聞いていないし、あまりの秩序の乱れっぷりに先生方は目がつり上がってくるし、なかなかのカオスだったのです。そこで最終的に担任の先生が雷を落としてしまうと後々大変なことになるので、とにかく担任の先生が怒りに行きそうな子供のところに先回りして、並ばせたり座らせたり縄跳びを持たせたりしていました。

縄跳びが始まったら始まったで、あちこちから

「先生〜見て〜!」

と出来栄えをアピールする声がかかるし、それでもどちらかと言うと上手く飛べない子供のサポートもしなければならないしで、身体がいくつあっても足りません。体育が終わる頃には、私の頭は個人的に軽くパニックでした…。

体育から給食を経て、子供たちの送り出し、教室の除菌作業と、てんこ盛りのやることをどうにか済ませてから職員室に挨拶をして電車に乗り、一路あざみ野を目指しました。そして、およそ一時間半後にようやく《雫ノ香珈琲》にたどり着きました。

疲れ切ってしまった身体を投げ出すように席に着いて、メニューに目を通しました。そして今日は6月の限定ワッフルと水出しコーヒーをお願いすることにしました。6月のワッフルはブルーベリーです。


カリカリのクロワッサン生地のワッフルにはブルーベリー果実とソース、サワークリームがトッピングされ、バニラアイスクリームが添えられています。温かなワッフルと爽やかな酸味のトッピングとの相性は絶妙です。

水出しコーヒーは日によって豆が替わるのですが、今日の水出しコーヒーはインドネシア・スマトラマンデリンでした。じっくりと時間をかけて丁寧に抽出されたマンデリンは雑味が無く、アイスコーヒーながらミルクやガムシロップが無くても十分に頂けます。ある程度飲み進めてからガムシロップを投入してみましたが、そうすると優しい甘さがほんのりと広がって幸せな気持ちになります。

外出自粛期間を挟んで久しぶりにこちらの美味しいコーヒーとワッフルを頂いていたら、何だか泣けてきしまいました。毎週通えていた時には思いもよりませんでしたが、こうして馴染みのカフェで美味しいコーヒーを頂いて寛ぐひと時が、こんなにも有り難く贅沢なものであったということを、改めて認識したのでありました。

まだまだソーシャルディスタンスを図らなければならなかったりと、完全な日常が戻ったわけではありません。ですが、世の中が一刻も早く、こうした時間が気兼ねなく過ごせるようになってくれることを願って止みません。
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すったもんだのエプロン狂騒曲

2020年06月16日 19時40分31秒 | 日記
昨日に引き続き、今日もうだるような暑さとなりました。一体、梅雨は何処へ行ってしまったのでしょうか…。

今日も小田原の小学校に出勤しました。今日も子供たちは一斉登校になったことでテンションが高く、担任の先生もほとほと手を焼いている様子でした。

先週までは子供たちが半分ずつしか居なかったのであまり気になりませんでしたが、全員揃うといろいろなことが目に付くようになります。授業準備の早い子に遅い子、勉強についていけないボ〜っとした子にそういう子を待っていられないせっかちな子、更に途中から支援級、昭和時代でいう特殊学級の子が何人か混ざるとややこしさが増すので大変です。

それでも、今日もどうにかこうにか給食の時間に漕ぎ着けました。私もお給仕の補助に入るのですが、その時に三角巾とエプロンを着けなければいけないことを昨日伺って、慌てて用意しなければなりませんでした。

三角巾は自宅にあったバンダナで代用することにしたのですが、エプロンとなるとこれが意外と見つからないのです。何しろ女性が身につけるものと言わんばかりの花柄やラブリーな動物柄のものが殆どで、たまに無地っぽいものがあっても引っ張り出してみると裾やポケットにパヤパヤしたロゴがプリントされていたりするので、アラフィフのヲッサンが着けられるようなものが無いのです。

仕方ないのでお店の人にざっくりとした好みを伝えて探して頂いたのですが、男の着けられそうな腰巻きタイプではないエプロンということで、フロアの従業員ほぼ総動員で捜索するという、思いの外の大騒ぎとなってしまいました(汗)。それでもどうにか見つけてもらったのが



これです。ポケットに入っているのは、三角巾代わりのバンダナです。

とりあえず今日からこのバンダナとエプロンを着けて、給食当番の子供たちのお給仕サポートをすることになりました。

それにしても、よもや自分の人生でマイエプロンを用意することになろうとは、予想だにしていませんでした。これも9月の前期日程を終えれば御役御免となりますが、そうなったらなったで自宅の台所で使ってみてもいいかも知れません。
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酷暑と初給食

2020年06月15日 19時08分09秒 | 日記
今日の暑さは尋常ではなかったですね。梅雨入りしたばかりだというのに、まるで一気に盛夏に突入してしまったかのようでした。

電車内の天気予報では、今まで見たことも無い真っ赤っ赤の天候表示が出ていました。今日はこんな風に、電光掲示板の色を変えてまでも伝えたかった暑さだったのでしょう。

今日から一斉登校となり、ようやく子供たちが全員教室に揃いました。が…三時間目頃にはすっかりバテ気味でした。

しかし、それ以上にバテ気味だったのは他ならぬ担任の先生です。

何しろ先週までは12〜13人ずつ分散しての登校でしたから、一回に世話をする人数そのものは少なかったわけですが、それが今日になったら一気に倍増して授業時間も長くなったのですから大変です。しかも今日から給食も始まったので、その指導もしなければならないのですからたまったものではありません。

こういう大変な先生を補佐するために私が臨時教諭を務めているわけですが、一斉登校で教室の人数が増えて授業中テンションが上がる子下がる子いろいろで大変です。

ところで、私が勤めている小学校の給食はデリバリーではなく、学校内の調理室で調理士さんたちが作ってくれています。その調理室がちょうど一年生の教室の近くにあるので、中休みくらいから何ともいい香りが教室に漂ってきます。

当然、バテてきている子供たちの集中力は千々に乱れ、授業が空中分解しそうになります。それを何とか食い止めるべく、おっかない先生(私)が後ろから低〜い声で威嚇するのです(笑)。

どうにかこうにか給食の時間に漕ぎ着けて、子供たちが銘々食事の準備に取り掛かります。が、ここからがまた大変なのです。

何しろ、全てにおいて新型コロナウィルス対策を講じなければなりません。それは給食時も例外ではなく、給食当番の子供たちは別室で白衣をまとって手を洗ってアルコール消毒をしてから配膳をしなければならず、それ以外の子供たちも手を洗ってから、ソーシャルディスタンスを保って一人ずつ無言で給食を受け取らなければなりません。勿論、食事は全員黒板の方を向いて、基本的に無言で摂ることになります。

新一年生にとって記念すべき今日の初給食はカレーライスでした。はい、御他聞に漏れず子供たちのテンションはMAXでございます。

さすがに校内で調理されただけあって、子供向けの甘々カレーでしたがなかなかの美味しさでした。しかし、テンションの上がった子供たちをどうにかこうにか宥めすかして食事に集中させながら、尚且つコロナウィルス対策を守ったかたちで時間内に食事させなければならないので、子供たちと一緒に食事をしながらも大人は一刻たりとも気が抜けません。おかげさまで、カレーのちゃんとした味の感想は実はあまり覚えていません…。

食べ終えてから使ったお皿やスプーンを配膳台に戻す時も、ソーシャルディスタンスを守って一人ずつ片付けさせます。それから、今月中は一年生は四時間授業なので帰りの支度をさせて居住地区毎に班を組んで子供たちを送り出してから、学校にトンボ帰りして次亜塩素酸で全ての机と椅子とロッカーを滅菌し、ようやく一日が終わるわけです。

いやぁ…大変です。

少なくともこれが9月まで続くことになります。ただ、私は前期9月までの契約で終了ですが、担任の先生方は10月以降もこの騒ぎが続くわけですから、その大変さたるや想像に難くありません。

さて、明日もまた長い一日が待っています。暑さと子供たちのパワーに負けないように、しっかりと体力を蓄えておこうと思います。
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これぞゴーゴーカレー!

2020年06月14日 16時20分26秒 | グルメ
今日は午前中にリモートレッスンをしてから、コインランドリーにたまった洗濯物を抱えていきました。ここ数日の暑さで、Tシャツの替えの減りが凄まじく早くなっているのを感じています。

無事洗濯を終えて、そのまま昼食を摂ってしまおうと思い立ちました。今日はカレーが食べたい気分だったので、久々に厚木一番街にあるゴーゴーカレーに行くことにしました。

券売機に並んでいる間にいろいろと考えたのですが、やはり私はこれが一番!ということで、プレーンタイプのゴーゴーカレーをチョイスしました。この黒いカレーとキャベツの千切りだけという潔さが堪りません。

ゴーゴーカレーは始めは心地良い甘さが広がるのですが、その後でしっかりと辛さが追いかけてくる二段構えの味わいが魅力です。今日は、開店当初に貰ったトッピング券で茹で卵付きにしてみました。

さて、明日からまた小学校の先生がスタートします。明日からは一斉登校になるので、今までよりも忙しくなることが予想されますが、とにかく担任の先生のお役に立てるよう務めたいと思います。
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